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- 「正直言って迷惑です」 練習場に現れる“教え魔”ゴルファー 撃退のためにすべきこととは?
ゴルフ練習場に突如として出現する「教え魔」。この教え魔の行為によって、練習に取り組んでいるゴルファーが集中力を失い、技術的にも混乱をきたすことがあります。
最初の段階で「お断り」の意思表示を明確に
ゴルフ練習場には、まれに「教え魔」と呼ばれる他者の練習に口だしをするゴルファーが出現します。彼らの行為は一見善意のアドバイスのように見えますが、相手の技術や感覚を混乱させることもあり、その存在が一部のゴルファーにとって大きな悩みになっています。

教え魔のターゲットには特に女性や若者、ビギナーや1人で練習しているゴルファーがなることが多く、その場で突如レッスンが始まってしまうなんてことも。
この教え魔にはゴルフを長く楽しんできた熟練者が目立ちます。彼らは数十年にわたるゴルフ経験を胸に、自らが蓄えた技術や知識を他者に伝えることで、自分自身の存在価値や満足感を得たい思いが強いのかもしれません。
教え魔に遭遇してしまった際に最も大切なのは、最初の段階でしっかりとお断りをすることです。彼らは親切心で声をかけているつもりなので、自身の行為が迷惑なものであることを認識していない場合が多いのです。
かといってあからさまに嫌な顔をすると、その場が気まずい雰囲気になりますし、「またあの人に遭遇したらどうしよう…」と、その練習場に今後通いづらくなってしまうことも考えられます。
その場をすんなりと終わらせるためにも、いったん、教えてくれることに対して感謝の気持ちを伝えたうえで、「現在スクールでプロからレッスンを受けているので、その教えを守りたい」などと自分の練習に集中したい旨を伝えましょう。
特にゴルフ歴が浅いビギナーは、教え魔のアドバイスに対して慎重になるべきです。ゴルフの基礎やフォームが固まっていない段階でそのアドバイスを受け入れてしまうと、それまで練習して身につけようとしていた感覚や技術が乱れてしまうことが考えられます。
結果的にスイングやフォームに悪影響を及ぼしてしまうことも少なくないので、そのような状況に陥るのを避けるためにも、教え魔のアドバイスをうのみにせず、その場で適当に断るすべを身につけておく必要があるのです。
そもそも声をかけられたくない人は、耳にイヤホンをつけて練習に取り組んだり、友人と複数人で練習場に行くなど、教え魔が声をかけにくい環境をつくることも一つの方法です。しかし、あまりにもしつこい迷惑な接し方をされた場合は、練習場の受付やスタッフに報告して対応をしてもらうようにしましょう。
どこの練習場にも出没する可能性がある「教え魔」ゴルファー。腕前を磨こうと時間をつくって練習場を訪れたにもかかわらず、教え魔に遭遇してしまったが故に「自分の練習が全然できなかった…」なんてことになっては本末転倒です。
自分のペースで練習に取り組むためにも、万が一、出会ってしまった時には最初に「NO!」とはっきり意思表示をすることが重要であると言えそうです。
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