- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフの豆知識
- せっかくのラウンドなのに台風が接近! ゴルフ場が天候の影響でクローズするのはどんなとき?
ゴルフは「自然と向き合うスポーツ」と言われますが、あまりの悪天候ではゴルフ場も営業を休止することがあります。では、ゴルフ場がクローズになる状況とはどのようなものなのでしょうか。
台風ではゴルフ場はクローズにならない!?
10月はまだまだ台風が日本列島を襲う時期で、ゴルファーはラウンドを予定している日の天候も頭に入れなければなりません。
台風が接近する可能性の高いエリアのゴルフ場では、場合によってはクローズしたり、プレーの受け入れを停止することがあるかもしれません。
では、ゴルフ場がクローズとなる状況として、どのようなものが考えられるのでしょうか。全国でゴルフ場などを運営する、東急リゾーツ&ステイ株式会社の広報担当者は以下のように話します。
「終日にわたってクローズを余儀なくされる天候として最も多いのが積雪です。どのくらい積もったかによって日数は変化しますが、除雪が終了したり雪が解け切ったりするまでには平均でも4日前後、長いときには1週間近く閉鎖することもあります」
「台風や大雨の際は、予約のキャンセルが相次いでプレーする人がゼロになるという状況があっても、基本的にゴルフ場の方からクローズを宣言することは滅多にありません」
「ゴルフはさまざまな自然条件に左右されながらプレーするのが大前提なので、よほど危険な雨風でない限り営業は続行します」
「ただし、政府や自治体が発する避難勧告などの基準も年々更新されるので、ゴルフ場も瞬時に対応しなければならないと思います」
雪が降った場合、芝はアスファルトと比較して除雪機などが使えないこともあり、なくなるまで時間がかかります。また、降雪時も視界不良にもなりやすいためゴルフ場が危険と判断したら営業休止となるようです。
雷が発生したらプレーは一時中断
では、ゴルフ場が「この日はクローズする」と事前に宣言した際、予約をしていた人はどうするべきなのでしょうか。
「弊社のゴルフ場においては、悪天候が予想される前日の15時までにクローズするか否かの最終判断を行っています。休止が決定したら当日に予約している全員に連絡をしています」
「そして、優待情報を伝えたうえで別日に再度予約してもらうという形をとっています。なお、弊社では後日改めて予約しても割引などの対応は特に行っていません」
では、既にラウンドを始めた後に天候が急変してプレーを中止する状況はあるのでしょうか。
東急リゾーツ&ステイでは、雷がゴルフ場の周辺およそ10キロ圏内に発生した段階で、プレーの中断を実施するそうです。
しばらく様子を見て、落雷の危険がなくなればプレーを再開しますが、停滞しているようであればそのまま中止になります。
料金は前半の9ホールをプレー中だった場合はハーフぶんを割引し、後半がスタートした後の場合は全額を支払う形となっているそうです。しかし、ゴルフ場側でも線引きはかなり難しいと言います。
楽しみにしていたゴルフが悪天候で中止になってしまうのは残念ですが、自分の身の安全を守るのが最優先です。スケジュールが空いたら、今度のゴルフに期待を膨らませながら休日のプランを組み直すのが無難かもしれません。
最新の記事
pick up
ranking