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- 日本と海外ではちょっと意味が違う!? 優勝した選手がブレザーを着るのはなぜ?
ゴルフのトーナメントでは、優勝した選手がジャケットやブレザーを着る姿をよく見ます。では、どのような背景があって行われているのでしょうか。
一代限りの特別会員として迎える
テレビで放送されるプロのトーナメントでは、最終日に全員がホールアウトした後、優勝者をたたえるためのセレモニーが行われます。

式典では、優勝トロフィーや賞金、副賞がスポンサーの責任者などから授与されるほか「ウィナーズジャケット」や「チャンピオンブレザー」と呼ばれる上着を羽織るシーンを見たことがある人も多いかもしれません。
なぜゴルフの試合では「ジャケット」や「ブレザー」を着る風習があるのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は以下のように話します。
「結論から言うと、日本のトーナメントで実施される優勝セレモニーは『マスターズ』を表面上まねしただけのものになりつつあるのが現状です」
「世界4大大会の一つとして知られる『マスターズ』は、前回大会の優勝者がその年優勝した選手にオーガスタナショナルゴルフクラブの会員の証である『グリーンジャケット』を着せてあげるのが伝統です」
「そして、グリーンジャケットの授与には『あなたを一代限りの特別会員として迎え入れますよ』という意味が込められています」
「後に、日本でもマスターズでの習わしを参考にして、トロフィーなどと合わせてジャケットを着用させることが一般化しました」
「しかし、国内のゴルフ場ではメンバーシップのジャケットを作っていないところが多いため、あくまでも式典をより華やかに見せるものでスポンサーが用意しているのが基本です」
マスターズのグリーンジャケットは表彰式用の仮のもので、後日改めて採寸されたフルオーダーメイドの「本物」が作られます。
また、アメリカ女子ツアーの「シェブロン選手権」では、優勝者が18番ホールの池に飛び込むのが「お約束」となっているため、ジャケットの代わりに「チャンピオンズローブ」と呼ばれるバスローブが渡されます。
専用ロッカーが与えられる場合もある
飯島氏は優勝者にはジャケット以外にも「特別会員になった証」として送られるものがあると話します。
「優勝した、もしくは深く関わったゴルフ場内に、ネームプレートの付いた専用ロッカーが設けられることもあります。日本ではあまり目にするケースは少ないですが、例えば茨城県の石岡ゴルフクラブには『帝王』ことジャック・ニクラスがコース設計に携わったとして彼のためのロッカーが作られました」
「ほかにも、宮崎県のフェニックスカントリークラブにはタイガー・ウッズやトム・ワトソンなど歴代優勝者の名前が書かれた専用ロッカーが作られています」
「ジャケットと同様にパフォーマンス的要素が強いのですが、一般用のロッカールームにあるので『あの有名ゴルファーもここを使ったんだな』と気持ちも高まります」
マスターズのグリーンジャケットは、1年だけ持ち出しが許され、その後はクラブハウスに返却し、以降はコース内でのみ着用が許されるシステムが取られています。
ウィナーズジャケットに込められた意味や価値は、日本の通常トーナメントと海外の由緒正しいものとでは大分異なるようですが、優勝者の栄誉を称賛するものとしては変わりません。選手たちのプレーそのものだけでなく、優勝式典の内容についてよく見てみるのも面白いかもしれません。
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