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- 「別の情報に惑わされないで!」 日々ビギナーと向き合うレッスンプロが明かす“困った生徒”の特徴とは?
スクールなどで多くのビギナーと接するレッスンプロですが、「この生徒を成長させるのは難しいかも…」と思わず頭を抱えてしまった経験はあるのでしょうか。池袋ゴルフアカデミー代表でレッスンプロの村井良行氏に話を聞きました。
YouTubeの動画を見て結局振り出しに戻ってしまう生徒も
ゴルファーの中にはスクールなどに通って、レッスンプロから指導を受けている人もいるでしょう。日々多くのビギナーと接するレッスンプロですが、中にはちょっと困った生徒に遭遇することも。
聞く耳を持たなかったり、すぐにイライラして投げ出してしまうようなビギナーが相手であれば、想像するだけでも頭を抱えてしまいそうですが、そのような“クセの強い”生徒は実際にいるのでしょうか。また、レッスンの際はどのように対応しているのでしょうか。
池袋ゴルフアカデミーで日々生徒の成長と向き合う、レッスンプロの村井良行氏に話を聞きました。

「お互いの意思疎通が図れていれば『困った生徒』は減ると思います。生徒から信頼してもらえたり、聞く耳を持ってもらうような教える側の努力も重要です」
「また、こちらの話し方や態度で生徒の反応が大きく変化することもあります。同じ目線でコミュニケーションを取りながら、適正を見極めることもレッスンプロの役目だと思います」
一方で、まれに悩ましい事案もあるとのこと。例を挙げると、あまりにも身体能力とかけ離れた目標を掲げてしまう生徒の場合は、目標達成に相当な期間を要すると言います。
「例えば、『この女子プロのスイングが好きだからこんな感じで振りたいんだよね』と要望する男性の方がいたとします。しかし、柔軟性がなく可動域が狭い男性の場合、しなやかな女子プロのスイングをマネしようとしても、再現できる確率はかなり低いです」
「他にも、しっかりヒアリングしてその人に合ったスイングや練習方法を教えたにもかかわらず、YouTubeなどの影響でスイングを崩してしまう生徒が最近は増えています。コツコツと一生懸命続けていた練習も、方向性が違うことを言っているYouTubeや雑誌を見て『これだ!』と思ってしまうみたいで……。結局振り出しに戻ることもあります」
レッスンプロであっても「大きすぎる目標を掲げる」「指導内容と違う練習を始めてしまう」といった生徒への指導は、当然ながら難易度が高くなるようです。誰でも簡単に情報が手に入る時代だからこそ、自分にとって有益なものかどうかを精査する必要があると言えるでしょう。
大切なのは「小さな成功体験」

では、生徒を成長させるために、レッスンプロはどのような指導を心がけているのでしょうか。村井氏は自身の考えについて、以下のように話します。
「スポーツ歴や運動能力を確認しつつ、どのような伝え方をしたら早く理解してもらえるかを分析しています」
「例えば、格闘技経験者なら筋肉の動かし方を中心にレッスンすると覚えが早くなったりしますし、一方で、美容師や歯医者のように手先を使う仕事の方なら、クラブの性質や使い方を教えると一気に伸びることもあるのです。他にも、音楽が得意な人ならリズムで感覚を伝えると良くなったりするように、筋肉や視覚、聴覚など生徒の得意なものに合わせた指導を意識していますね」
「加えて、レッスンでは単調な動きを繰り返す練習が多いので、生徒が上達する前に飽きてしまうことも考えられます。教える側は飽きさせないような練習メニューを組んでいくことも重要でしょう」
また、これまでの指導経験で培ったゴルファーを成長させるためのコツを聞いたところ、村井氏は「ゴルフは自分が本当にうまくなっているのかを客観的に見ることが難しいのです。そのため、教える側が細かく目標設定をして小さな成功を分かりやすく体感させてあげることがとても大切なのです」と話します。
「例えば、パターを狙った方向に出せるとか、アプローチが寄るようになるとか。そもそも、スコア自体は偶発的なものが重なって出た結果であるため、あくまで一つの目安でしかないのです」
ゴルフの腕前を上達させる手段はいくつかありますが、自身に合った適切な方法を選択するのは非常に難易度の高いことでもあります。これからゴルフを始めるビギナーや「独学で練習していたけどなかなか上達しない」と感じているゴルファーは、一度レッスンプロのもとを訪れて、悩みや疑問を相談してみるのもいいかもしれません。
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