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- ゴルフグローブの天然皮革と合成皮革の違いってなに!? 種類が多くあるけれどビギナーは何を買うべき?
ゴルフグローブはスイング時にクラブを滑らないようにすることや、手を保護する役割などあります。用品店ではさまざまな種類が販売されていますが、ビギナーはどのようなグローブがオススメなのでしょうか。
ビギナーは合成皮革のグローブがオススメ
ゴルフを始める際に、グローブはクラブやボールなどと同じくらい最初にそろえておきたいものの一つです。
グローブには、スイング時に手とグリップが滑らないようにすることでしっかりと力が伝わるようにする効果があるとともに、強い擦れから生じるマメの発生などを防止する働きも持っています。
では、ビギナーにはどのようなグローブがオススメなのでしょうか。レッスンプロの関浩太郎氏は以下のように話します。
「グローブは、素材選びも大変重要になってきます。大きく分けると天然皮革と合成皮革の2種類があり、天然皮革の場合はグリップ性能には優れているものの、水分に弱い性質があるので手汗の量が多かったり雨に強く打たれ続けたりすると、反対に滑りやすくなってしまいます」
「また、耐久性が低く破けやすいほか、何より価格も高めなので初めて買うようなビギナーにはあまりオススメできません」
「一方で合成皮革の場合は『全天候型』と呼ばれているほどなので、どんな天気であっても使用することが可能です」
「しかも、天然皮革よりも丈夫に造られているうえに値段も安いものが多いので総合的に考えて合成皮革の方を選ぶべきです」
インターネットで購入することもできますが、着け心地が気になる人は実際にお店で試着してみることをオススメします。
ほかにも関氏は、グローブは少しきつく感じるものを選んだほうが良いと話します。
「『適切なサイズはどのように見つければよいのか』といった悩みもありますが、下ろした直後は『初期伸び』が起こるので、お店で試着する際は若干パツパツで、握りしめるのが少し難しいくらい窮屈さを感じるものを買うのがポイントです」
「もし、ピッタリサイズか大きめのものを着用すると、クラブを握った時にしわになってそれが寄ると変なマメができたり、しわが当たって痛くなったりしてしまいます」
さらに、サイズが合っていないグローブを身に着けることで手とグローブとの間に空間ができ、しっかりと握ることができずに方向性や飛距離などショット時に悪影響を及ぼしかねません。
グローブに穴が開いたら交換
また、衛生面を考えると色選びに関しても気を付けておきたい箇所があると、関氏は話します。
「黒やそのほかの色も販売されていますが、やはり白が一番汚れを確認しやすいので個人的にはベストだと思います」
「なかには、グローブの手入れ方法が分からずそのままにしている人もいるかもしれませんが、合成皮革なら水洗いすることができます。基本的には30~35度のぬるま湯で手洗いし、目立った汚れには中性洗剤を使うことで簡単に落とせます」
「製品によっては、洗濯機に直接かけることも可能です。パッケージに管理方法が記載されているのでよく確認しておきましょう」
「手の発汗量は足と同程度と言われているので、汚れたまま放置しているといつまでも洗っていない靴下を手に着けているのと一緒です。そのため、合成皮革の場合は定期的に洗濯してあげるのが無難です」
交換の目安として最も分かりやすいのが「穴あき」です。小指のツケ根や親指の第一関節の近く、手首の間の部分や人差し指の第二関節のあたりが特に摩擦が激しくて破けやすいとされているので、買い替えの基準とすると良いでしょう。
グローブは、クラブをがっちりとホールドするために必要です。そのため手に大きな負担がかかるので保護することにも大きな役割を持っています。購入する際は、素材ごとの特徴や最適なサイズ、手入れの方法について理解しておきましょう。
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