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- ベスト更新を狙いすぎていない? スコアの波が大きい人が見直したい習慣
ビギナーなら「100切り」、中級者なら「90切り」など、それぞれ目標スコアを掲げてラウンドに臨んでいることでしょう。しかし、「前回は良かったのに今回は大叩き」「スコアの波が激しくて安定しない」と悩むゴルファーも少なくありません。では、スコアが毎回バラバラになってしまう原因はどこにあり、どの程度の差までなら「誤差」と考えてよいのでしょうか。
スコアが不安定になるのは「攻めすぎ」のコースマネジメント
ビギナーなら18ホールの合計スコアで「100切り」、達成した人なら「90切り」や「80切り」など、それぞれの目標を掲げてラウンドに臨んでいることでしょう。
しかし、「前回は100を切れたのに、今回は大きくオーバーしてしまった」「毎回スコアの波が激しい」と悩んでいる人も少なくありません。
では、なぜスコアが安定しないのでしょうか。レッスンプロ兼クラフトマンの関浩太郎氏は、次のように話します。

「スコアが毎回バラバラになる原因として多いのは、コースマネジメントの考え方が極端になっているケースです。一般的にはスイングやショットの精度に目が向きがちですが、『コースを攻めすぎていないか』もスコアを左右する大きな要素と言えるでしょう」
「ゴルファーの中には『池越えやバンカー越えの一か八かのショットに挑戦するからゴルフは楽しい』と考える人もいます。もちろん、それもゴルフの楽しみ方の一つですが、スコアを『成功か失敗か』『0か100か』で捉えてしまうと、結果の浮き沈みは激しくなります」
「競技やコンペ、仲間との勝負などでは、好調の波がちょうどその日に来るとは限りませんし、むしろ、その可能性のほうが低いでしょう。だからこそ、『常に100点を狙う』のではなく、『毎回60点以上は出せる』プレーを続けられる人のほうが、結果として安定した成績を残しやすいのです」
実際、上級者ほど大きなミスを避けるマネジメントを重視するもの。一発の好プレーよりも、大崩れしないラウンドを積み重ねることがスコアの安定につながるのです。
目指すべきはベスト更新よりワーストスコアの改善
では、ラウンドごとのスコア差はどの程度までなら「誤差」と考えてよいのでしょうか。関氏は次のように説明します。
「誤差として許容できる範囲はレベルによって異なりますが、スコアが少ない上級者ほど幅は狭くなり、ビギナーやアベレージゴルファーほど広くなります。目安としては、平均スコアが110以上なら10打以内、110~100なら8打以内、90~80なら6打以内、80~70なら4打以内であれば、比較的安定して回れていると考えてよいでしょう」
「また、スコアが不安定な人には『常にベストスコア更新を狙う』傾向もあります。ゴルフでは『ベストスコアが1打縮まると、ワーストスコアは3打悪化する』とも言われています」
「これは調子の良し悪しに関係なく、常に攻めすぎたマネジメントをしていることの表れです。安定感を求めるなら、ベストスコアを更新することよりも、ワーストスコアを改善することを意識したほうがいいでしょう。そうすればアベレージスコアも自然と向上し、結果としてゴルフ全体のレベルアップにつながります」
さらに関氏は、「特にパー3こそ、冷静に攻め方を考えるべきホール」だと指摘します。
コース設計では、パー4やパー5よりもパー3のグリーン周りを難しく設計するケースが少なくありません。そのため、距離が短いからといって無理に1オンを狙うと、大きなミスにつながる可能性があります。
例えば、100切りを目指すレベルであれば、18ホールをボギーとダブルボギー中心でまとめるだけでも十分に目標達成が見えてきます。そう考えれば、無理にピンを狙う必要がない場面も多いはずです。
自分の技量を正しく把握し、無理のないコースマネジメントを心掛けることができれば、スコアの波は小さくなり、安定したラウンドにつながっていくでしょう。
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