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- 「10年物のウェッジが手放せない…」 とはいえクラブも消耗品? 長持ちさせるために何をすべき??
ゴルフクラブは決して安い買い物ではないので、高いお金を出して買った以上できるだけ長く大切に使いたいものです。クラブの適切なメンテナンス方法について、レッスンプロの川端いっせい氏に話を聞きました。
劣化が早いグリップはこまめなメンテナンスが必要
ゴルフを本格的に続けようと思えばいずれは自分のクラブをそろえる必要があり、その際はまとまった出費が発生するでしょう。高いお金を出して手に入れたクラブはできるだけ長持ちさせたいものですが、メンテナンスや保管方法によってクラブの寿命は大きく変わります。
では、クラブを長持ちさせるためには、どのようなことをすればいいのでしょうか。自身が運営するWEBサイト「プロだけが知っているゴルフ上達への道」でゴルフ知識を紹介している、レッスンプロの川端いっせい氏に話を聞きました。
「私はクラブを長持ちさせるために、メンテナンス道具として『クラブを拭く専用のタオル』『歯ブラシ』『手洗い用せっけん』を使用しています。やり方としては歯ブラシで溝の泥を落とし、ぬれたタオルでクラブ全体を拭いた後にしっかりと乾燥させています」
「特に雨の日のラウンド後は注意が必要です。すぐに乾いたタオルでクラブを拭いて、水分をできる限り取り除いてください。泥や汚れ、水分はサビの原因となりクラブの劣化を早めてしまいます」
クラブを長持ちさせるうえでメンテナンスは欠かせないものですが、川端氏はその中でも「グリップ部分のメンテナンスを最も重視しています」と言い、その理由について次のように話します。
「グリップは手アカや油分でゴムの劣化が進んでしまいます。グリップが劣化してしまうと、スイングにも影響を及ぼしかねません」
「そのようなことを防ぐためにも、私は月に1回程度の頻度でグリップをメンテナンスしていますね。手洗い用せっけんをグリップ全体に塗り込み、歯ブラシでブラッシングをします。その後、お湯でせっけんをしっかり落とし、乾いたタオルを使って水分を取っていきます」
中には「いちいち歯ブラシで磨いたり、グリップまで入念にお手入れするのは面倒くさいな…」と感じる人もいるでしょう。しかし、このような意見に対して川端氏は「メンテナンスを怠れば、クラブの寿命は間違いなく短くなる」と注意を促しています。
クラブの保管場所にも要注意
また、ゴルフクラブはメンテナンス方法だけでなく保管場所にも注意が必要です。
「車のトランクに入れっぱなしにしている人をまれに見かけますが、車内は高温になりやすいためクラブが劣化してしまいます。保管場所としては湿度が低く、寒暖差の影響を受けにくい場所がオススメです」
「自宅のリビングなどでもいいですが、家族からの理解も必要になるかもしれません。その場合は玄関の空いたスペースなどで保管し、こまめに換気を行う方法が現実的と言えそうです」
「『道具を見れば持ち主の人柄が分かる』とも言いますが、ゴルフクラブのメンテナンスが行き届いていれば、キャディーや仲間に対してもいい印象を与えられます。他者への気遣いはゴルフにおいてとても大切ですが、自分のクラブも大事に扱ってほしいですね」
しっかりとメンテナンスがされたクラブでプレーをすれば、愛着も湧いて気持ち良くゴルフを楽しめるはず。せっかく買ったクラブを長持ちさせるためにも、ラウンド後は特にメンテナンスを忘れないよう心がけたいところです。
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