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- 空いてる! と思ったら和式便器か… スタート前に混雑しがちなゴルフ場のトイレでスムーズに用を足す裏技
8~9時台のクラブハウスのトイレ(個室)は混雑することが多く、スムーズに利用できない場合もあります。そんなとき、どのように行動するのがベストなのでしょうか。
トイレが混んでいるときはクラブハウス2階のトイレが狙い目
先日のラウンドでスタート前にトイレに行ったら、個室がすべて使用中でした。クラブハウス1階のトイレは個室の数が多いのが一般的ですが、スタート前におなかをスッキリさせておきたいのはみなさん一緒で、8~9時台のトイレは混み合います。
そんなときは個室が空くのを待つのも選択肢の一つですが、クラブハウスが2階建てであれば、2階のトイレが狙い目です。
クラブハウスが2階建ての場合、ほとんどのゴルフ場は2階がレストランになっています。2階でコースを眺めながらランチを食べるのが昭和時代にオープンしたゴルフ場の基本スタイルです。
レストランで食事をしたり、お酒を飲んだりすると、トイレに行きたくなる人がいます。ですからレストランの入り口に近いところにトイレが設置されているゴルフ場が多いようです。
個室の数は1階のトイレよりも少ないことが多いですが、スタート前の時間帯に利用する人はほとんどいませんので、空いている可能性が高いです。筆者は1階の個室が埋まっているときはすぐさま2階のトイレに行きます。
ただ、トップスタートの組がレストランに来る前に掃除をしておくのがルーティンのゴルフ場では、8~9時台にスタッフの方が掃除をしていることがあります。そんなときは「すみません、入っていいですか?」と聞くと、必ず「いいですよ」という答えが返ってきます。
近ごろはクラブハウス1階の個室の一番奥が空いているのに、そこには入らず手前で待っている若者がいることもあります。これはほぼ100パーセント“洋式トイレ待ち”です。
ある程度の年齢よりも下の世代は、生まれたときから自宅のトイレが洋式ですから、和式トイレを使った経験がほとんどありません。和式だとうまくしゃがめないので、洋式が空くまで待つのが主流になっています。
そんなときは「和式、使っていいですか?」と聞くと、必ず「いいですよ」という答えが返ってきます。
コース内のトイレは小便器の数と個室の数を入り口に表示してほしい
スタート前におなかをスッキリさせておけば、コースに出た後トイレに行くのは基本的に「小」のみになります。
コース内のトイレは近年、茶店以外にもう1~2カ所設置する施設が増えました。しかし、同じ茶店にハーフで2回立ち寄るようなレイアウトの場合、そこにしかトイレがないこともあります。
茶店のトイレの数はゴルフ場によってさまざまです。個室が男女1つずつの施設もあれば、小便器がいくつかあって個室1つの施設もあります。
キャディーつきプレーが主流だった時代は、キャディーさんが「男性用は2つありますから、2人同時に入れますよ」といった具合に教えてくれましたが、セルフプレーだと誰も教えてくれないので、トイレがいくつあるのか分かりません。
筆者は同伴者の中で一番年下のケースが多いので、どうしてもガマンできない場合を除いて年上の方に「お先にどうぞ」と順番を譲ります。そして年上の方が用を済ませてから自分が入ります。
トイレのドアを開けてみると、思いのほか広くて小便器が2つと個室が1つあったりすることがあります。そんなときは「この情報をトイレの入り口に表示してくれると親切なんだけどな」と思うことがあります。
先日ラウンドをご一緒した女性の方から、コース内のトイレに対する不満を聞く機会がありました。その方はある河川敷コースが立地条件やコースコンディションに対してプレー料金が良心的で気に入っているそうですが、唯一の不満がコース内のトイレが狭くて汚いことだと話していました。
筆者はそのコースに行ったことがないので何ともいえないのですが、一般論として河川敷コースの仕組みをお伝えしました。
「河川敷コースの多くは国有地を借りて営業していて、河川法という法律に基づいてコース内の設備を設置しています。大雨が降ったりしたときはコース内の設備が川に流されないように堤防の外にすべて運び出さなければならないので、仮設トイレしか設置できないのだと思います」
そのように説明すると「そういう決まりがあるのですね」と納得していました。
最近ゴルフを始めた人たちはそういった事情も知らないことも多いので、ゴルフ場はトイレを含めた施設全体について「ウチのゴルフ場はこういった事情でこういう造りになっています」ということを積極的に発信したほうがいいかもしれません。
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