「1週間以内にコースに出れるようにして」!?…ゴルフレッスンでムチャな要求をする若者が増えている?

最近では女性や若い世代でもゴルフを始める人が増えましたが、なかにはゴルフに対して実際とはズレたイメージや、勘違いをしている人もいるようです。

ゴルフが身近なスポーツになったことで弊害も生じている?

 ここ数年の間でゴルフ人気は非常に高まっており、新規と休眠復活ゴルファーを合わせると、日本のゴルフ人口は70〜80万人増加したとも言われ、市場的にも段々と大きくなっています。

ゴルフなんて飲みながらでも楽勝…というイメージを持つ若者も!? 写真:Unsplush
ゴルフなんて飲みながらでも楽勝…というイメージを持つ若者も!? 写真:Unsplush

 女性や若い世代でもゴルフにハマる人が増えたのはとても喜ばしいことですが、なかにはゴルフに対して現実とは少しズレたイメージや勘違いをしている人もいるそうです。

 では、ゴルフをほとんど経験したことがないような人を中心に、勘違いされやすい点にはどのようなものが挙げられるのでしょうか。レッスンプロの山本昌夫氏は以下のように話します。

「スポーツの中には、バッティングセンターでの打撃練習ができる野球、街中の公園にゴールが設けられているバスケットボールなど、本格的な道具を用意したりウエアを着たりしなくても、気軽に楽しめるものが多くあります。ゴルフも同様で、ラフな格好で練習しに行ける打ちっ放しをはじめ、最近では駅前のビルの中にもシミュレーションゴルフが作られるなど、より安い値段でいつでもどこでも体験できるようになってきています」

「そのため、ゴルフを初めて習うビギナーには『あまり入念な準備をしなくても打てるようになるし、コースにも出られるのでは?』 と思っている人がいるようです。特に近年は女子プロの人気が非常に高まっていますが、選手自身の能力に加えてクラブやボールの性能も飛躍的に向上したため、小柄な人や10代でも200ヤードを大きく超えるショットを打てることがあります。そのシーンを見て、『自分より体格の小さい人がこんなに長距離を飛ばせるんだったら、自分はもっと余裕に打てるはず』と勘違いしているのかもしれません」

「ゴルフの人気が若い世代にも浸透したのは事実ですし、クラブもビギナー向けにやさしい設計になっているものが増えています。ただし、それでもしっかりと練習を重ねなければ、思い通りにショットができないことには変わりありません」

ボールをまともに打てるようになるには最低でも1カ月はかかる

 また、山本氏は「コースデビューをしたいのであれば、あらゆる準備は計画的に行ってほしい」と話します。

「以前とあるゴルフのイベントに参加した際、サラリーマン風の男性の方から『今までゴルフをした経験は一度もないが、会社の接待で来週コースに行くことになったので、せめてボールが当たるように教えてほしい』と相談を受けました。さすがに1週間以内にボールをまともに打てるようになるのは非常に難しく、最低でも1カ月は見なければなりません」

「また、本来コースに出る時は『男性なら襟付きのポロシャツにチノパン、またはスラックス』といった『ゴルフウエア』を身に着ける必要がありますが、なかにはジャージや体操着のようなもので来てしまう人もいるようです。野球やサッカーなどにも専用の『ユニフォーム』がありますが、ゴルフウエアもゴルフをするためのユニフォームです。周りに迷惑をかけないように、事前にそろえておくのが無難です」

「ほかにも、SNS上では『ルールやマナーを覚えてこなかったので大変な思いをした』『スタート時間=集合時間だと勘違いしていた』など、様々な体験談が散見されます。ゴルフは用意するものや覚えることがほかのスポーツと比べて多いイメージがあるかもしれませんが、ゴルフを始めるにあたっては最低限でもいいので「予習」が必要だといえそうです。

 最後に山本氏は、「勘違いをしたり何度やってもうまくならない人に限って、なかなかプロからのレッスンを仰ごうとしてくれないのが現状です。私たちはボールの打ち方はもちろん、ウエアは何を着ていけばいいのか、どんなルールやマナーを覚えればいいかなど、ゴルフに関することは何でも相談に乗ります。是非ともプロの下でレッスンや相談を受けてほしい」とビギナーに呼びかけました。

【写真】朝イチからフルスイングできる胸郭の“肺活”ストレッチ 詳しい手順

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1.全身伸ばし(上)/真っすぐに立つ。手を交差させ、左右の手首をロックし、体幹と腕・指先までの筋肉を連動させる
真っすぐに立つ。手を交差させ、左右の手首をロックし、体幹と腕・指先までの筋肉を連動させる
上から引っ張られているつもりで、ヒジを曲げずに行う
2.全身伸ばし(左右)/息を吐きながら体を左右真横に倒し、息を吸いながらゆっくり戻す
息を吐きながら体を左右真横に倒し、息を吸いながらゆっくり戻す
息を吐きながら体を左右真横に倒し、息を吸いながらゆっくり戻す
3.全身伸ばし(前)/息を吸って体を上に伸ばしてから、息を吐いて前に倒す。ヒジ、肩、腰、ヒザが、それぞれ曲がったり、背中が丸まったりしないように気をつける
息を吸って体を上に伸ばしてから、息を吐いて前に倒す。ヒジ、肩、腰、ヒザが、それぞれ曲がったり、背中が丸まったりしないように気をつける
4.全身伸ばし(回旋)/指先が遠くへ引っ張られるイメージで、腕を伸ばして大きく回旋する。左右の手首を交差ロックし、ヒジを曲げずに行うのがポイント
指先が遠くへ引っ張られるイメージで、腕を伸ばして大きく回旋する。左右の手首を交差ロックし、ヒジを曲げずに行うのがポイント
指先が遠くへ引っ張られるイメージで、腕を伸ばして大きく回旋する。左右の手首を交差ロックし、ヒジを曲げずに行うのがポイント
指先が遠くへ引っ張られるイメージで、腕を伸ばして大きく回旋する。左右の手首を交差ロックし、ヒジを曲げずに行うのがポイント
5.全身の回旋(上級編)/手を前に出して交差させ、左右の手首をロックするところからスタート。グーパー、グーパーを繰り返しながら行う
手を前に出して交差させ、左右の手首をロックするところからスタート。グーパー、グーパーを繰り返しながら行う
手を握ったり開いたりしながら全身を大きく動かすことにより、体幹と上肢が一体化。深部の筋肉、上半身、体幹の連動性が高まる。指先から肩甲骨にかけてもほぐれる
手を握ったり開いたりしながら全身を大きく動かすことにより、体幹と上肢が一体化。深部の筋肉、上半身、体幹の連動性が高まる。指先から肩甲骨にかけてもほぐれる
手を握ったり開いたりしながら全身を大きく動かすことにより、体幹と上肢が一体化。深部の筋肉、上半身、体幹の連動性が高まる。指先から肩甲骨にかけてもほぐれる
手を握ったり開いたりしながら全身を大きく動かすことにより、体幹と上肢が一体化。深部の筋肉、上半身、体幹の連動性が高まる。指先から肩甲骨にかけてもほぐれる
手を握ったり開いたりしながら全身を大きく動かすことにより、体幹と上肢が一体化。深部の筋肉、上半身、体幹の連動性が高まる。指先から肩甲骨にかけてもほぐれる
手を握ったり開いたりしながら全身を大きく動かすことにより、体幹と上肢が一体化。深部の筋肉、上半身、体幹の連動性が高まる。指先から肩甲骨にかけてもほぐれる
ゴルフなんて飲みながらでも楽勝…というイメージを持つ若者も!? 写真:Unsplush
右手で左腕の前腕を握って左手打ち。ダウンスイングで左手の前腕をねじることを意識しよう。腕がスムーズにターンすれば球がつかまり、飛距離が伸びる
右手で左腕の前腕を握って左手打ち。ダウンスイングで左手の前腕をねじることを意識しよう。腕がスムーズにターンすれば球がつかまり、飛距離が伸びる
右手で左腕の前腕を握って左手打ち。ダウンスイングで左手の前腕をねじることを意識しよう。腕がスムーズにターンすれば球がつかまり、飛距離が伸びる
右手で左腕の前腕を握って左手打ち。ダウンスイングで左手の前腕をねじることを意識しよう。腕がスムーズにターンすれば球がつかまり、飛距離が伸びる
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左腕を外側にねじらずにダウンスイングすると、インパクトからフォローにかけて左ヒジが引けてしまう。この形は様々なエラーが起こる原因になる
左腕を外側にねじらずにダウンスイングすると、インパクトからフォローにかけて左ヒジが引けてしまう。この形は様々なエラーが起こる原因になる

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