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- 「100切り達成」で燃え尽きた… モチベーションが上がらない時に試してほしい「スコアメイク」以外のこととは?
ゴルフを始めて最初にぶつかる大きな壁が、「100切り」ではないでしょうか。しかし、いざ目標を達成してしまうと、今までの苦労が報われた反動が一気に押し寄せ「燃え尽き症候群」のようになってしまう人もいるようです。そんな人が再びモチベーションを上げてゴルフと向き合う方法があるのでしょうか。
とりあえずにしてはハードルが高い「100切り」
ゴルフを始めるとなぜか「とりあえず100切り」といわれがちです。ところが、せっかく苦労して「100切り」などの目標を達成すると、途端に練習やラウンドに対する意欲や目標を見失ってしまう人もいるそうです。
そもそもアマチュアで「100切り」ができる人は「全体の3割強」といわれています。つまり「100切り」でのラウンドは、7割のゴルファーよりもよいプレーを達成し頑張った証拠といえます。
しかし、その反動が大き過ぎるのか? スコアばかりを追いかけていた人ほどうまくなった後の目標やゴルフの楽しみ方に対するモチベーションを見失いがちなようです。
スコアをつけず「別の楽しみ」を見つけるラウンドを
仕事ではなく趣味としてゴルフを楽しんでいる人が、スコアのためだけにラウンドするのはもったいないと思います。和洋折衷のバイキングなど様々な料理が楽しめたり、あえて軽食にすることでスループレーができるゴルフ場などもあります。
他のスポーツではハーフタイムに食事もしませんしカートに乗ったりもしませんが、ゴルフは可愛いウエアに身をつつみ、食べたり飲んだりしながらワイワイプレーすることもできます。
「100切り」以外の楽しさを見つけるために、あえてスコアをつけないラフなラウンドをしてみるのも「ゴルフをする新たな理由」探しにいいかもしれません。
実際にスコアを付けないラウンドを1回試してみて次回からスコアを付けたくなった人は、「改めてゴルフはスコアメイクが魅力なんだ」と考えている自分に気づけるかもしれません。
様々な難易度のコースで設計家と対話するのもゴルフの楽しみ方
練習場やインドアスクールなどコミニュティーでの「人の繋がり」がゴルフの楽しみになる人も多いですが、人嫌いな「おひとり様」であれば難易度や設計家でゴルフ場を選ぶなどして「コースと対話する」のも楽しみ方の一つ。
あえて難しいチャンピオンコースに挑戦してもいいですし、やさしいコースで思い切り好スコアを狙ってプレーしてもいいと思います。
あえて「レッドティー」でプレーしたり、逆にハザードだらけのトリッキーなコースに行って自虐的に楽しむのが好きな人もたくさんいます。
もちろんクラブやアクセサリーなど「ギアおたく」になるのも一つの楽しみ方です。「100切り」等のスコア達成が、さらにゴルフを楽しめるためのスタートになるならいいと思います。もちろん「嫌なら辞める」のもアリだと思います。ゴルフはいつだって再開できますから。
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数出演するほか「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン&コミュニティー「FITTING」編集長やFMラジオ番組内で自らコーナーも担当している。
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