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- お金も時間もこの回数が精一杯… “週1練習&月1ラウンド”のゴルファーは1年間で何打縮めたら上出来?
一般的なアマチュアゴルファーは、週に1回の練習と月に1回のラウンドを繰り返すと、1年間でどのくらい平均スコアを縮められるのでしょうか。
どれだけスコアが縮まるかは練習の仕方によって左右される
ゴルファーの中には、打ちっ放しで週に1回練習して、月に1回程度ラウンドするというスタイルで楽しんでいる人も多いでしょう。
プレーの頻度としては決して低くはないですが、1カ月間のうち練習やラウンドに割く日数が4〜5日というのは、あまり多くはないともいえます。
では、週に1回の練習と月に1回のラウンドを繰り返すと、1年間でどのくらい平均スコアを縮められるのでしょうか。レッスンプロの関浩太郎氏は以下のように話します。
「結論から申し上げると、同じ週1回の練習と月1回のラウンドを繰り返す人が複数人いたとしても、それぞれの練習に対する向き合い方によってスコアは変わってきます。よって、明確に『このくらいスコアが伸びる』と断言することはできません」
「ゴルフに限らず、練習と実戦を繰り返すスポーツには同じことがいえます。学生時代に『あの人はどうして自分より勉強時間が少ないのに、いつもテストで高得点ばかり取っているのだろう』と思った経験のある人もいるでしょう」
「学校の勉強もゴルフも、『時間を長く取ってやればいい』というわけではなく、たとえ短時間であっても、どれだけ集中力を切らさずに濃密な練習ができるかにかかっています」
「週に1回1時間しか練習をしなくても、1球1球丁寧に打っている人は、着実にスコアが改善するはずです。一方で、何が課題なのかも分からずダラダラと闇雲に打っている人は、いつまでたってもスコアは伸びないでしょう」
完全に独学でスキルを身に着けることは非常に困難なので、より正しい練習の仕方を知りたい場合は、レッスンに通ったりプロのインストラクターをつけて見てもらったりするのがベターです。
また、練習場で指導を受けただけでは、新しく習ったスキルを瞬時に覚え、自分の体に染み込ませることは困難です。レッスンの後にはしっかりと復習する時間も必要なため、可能であれば週1回の練習に加えて復習の時間を作れるとなおいいでしょう。関氏は「量より質」ではなく、「量ありきの質」を目指してほしいと話します。
ゴルフの成長スピードは「棒倒し」に置き換えるといい
では、もしも適切な方法で練習を行ったうえで、月に1回のラウンドを繰り返した場合、具体的に平均スコアはどのくらい改善が期待できるのでしょうか。関氏は以下のように話します。
「練習によるスコアの向上の仕方は、『棒倒し』(山崩し)にたとえると分かりやすいです。棒倒しでは、最初のうちは砂がたくさん盛られていて棒が倒れる心配をしなくていいので、一気に掻き出すことができます。次第に砂の量が減ってくると、棒が倒れないように少しずつしか砂を掻き出せなくなります」
「掻き出した砂の量をゴルフの成長スピードに置き換えると、ビギナーの頃は練習をすれば短期間でスコアを一気に10も20も縮められます。しかしある程度うまくなってくると、練習方法は変わっていなくても、10も20も縮めることはできなくなってきます」
「私はスコアが120だった人が100になったのと、80だった人が75になったのは、同じくらいすごいことだと考えています。仮に具体的な数字を示すとしたら、最初のスコアが100だった人は10〜20、90なら5〜10、そして80なら3〜5程度は縮められるでしょう」
ゴルフを始めてしばらく時間がたった人の中には、「前よりスコアが伸びにくくなった」と感じる人もいるかもしれません。けれど、スコアアップの難易度は目標スコアによっても変わるので、正しい練習を地道に続けていれば、上達はできているといえるでしょう。
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