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- パー3で「+3」直後に怒とうの○○○○○! 青木瀬令奈に何が起きた!?
大会初日、青木瀬令奈(あおき・せれな)が12番パー3のトリプルボギーをきっかけに、13番から17番にかけて怒とうの5連続バーディーを奪う猛チャージを見せた。一時は不穏な空気が流れたラウンドをいかにして立て直したのか。その裏側には、緻密なプレースタイルをあえて捨てた「開き直り」と、精神面での自己対話があった。
「ピンだけを見て打つ」12番トリプルボギーからの転換
◆国内女子プロゴルフ
Sky RKBレディスクラシック 5月15~17日 福岡雷山ゴルフ倶楽部(福岡県) 6490ヤード・パー72
青木瀬令奈は前半を1バーディー、1ボギーのイーブンで折り返すと、後半12番パー3でティーショットを左に曲げてOB。3打目を右手前からアプローチでグリーンに置いたが、そのパットは入らずトリプルボギーに。
それまでは「キャリーとランを計算し、何ヤードに落とすか」をきっちり組み立てる緻密なゴルフを展開していたが、このミスで「そんなことを言っている場合ではなくなった」と振り返る。
「逆に守っててもしょうがないので、もうピンだけ見て。イメージが出るクラブで、ピンだけを見て打つ感じでした」

この吹っ切れた思考が、直後のバーディーラッシュを呼び込んだ。13番パー4で128ヤードを9番アイアンで右上3メートルにつけてバーディーを奪うと、14番と15番パー4でもバーディー。さらに16番パー3は5番ユーティリティーでつけた3メートルの上りを沈めると、17番パー4は119ヤードの2打目を9番アイアンで2メートルにつけ、フックラインをきっちりと沈めて、怒とうの5連続バーディー。
ショットの不調を感じながらも、1メートルから2メートルのパーパットを耐えてしのいでいた前半の粘りが、後半の爆発につながった形だ。
「人間は忘れる生き物なので…」愛読書で心を見つめ直す
先週の「ワールドレディス サロンパスカップ」は11位タイでフィニッシュし、難セッティングの中でトップ10入りを逃したことを猛省。今週、練習時間を削ってでも「自分自身と向き合う時間」を優先させたという。
その相棒となったのが、かつて読み込んだメンタル系の愛読書。「人間は忘れる生き物なので」と笑う青木は、知識として知っているはずの心の持ちようを、本を通じて再び自分に染み込ませてから大会に臨んだ。
初日は“トリ”を叩きながらも2アンダーでホールアウトした青木だが、決して「コースが簡単」とは捉えていない。大きなグリーンゆえの距離感の難しさや、3パットの危険性も十分に警戒している。
「今日のような思い切りのいいゴルフを、守らずにしていきたい」。自分を見つめ直し、雑念を捨ててピンを攻める青木の“再起動”したゴルフが、明日以降もリーダーボードを賑わせそうだ。(福岡県糸島市/金明昱)
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