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- 「スコア管理はアプリ派?紙派?」 いまどきではない“紙のスコアカード”をオススメする意外な理由とは?
近年、スコア管理ができて、コースマップも見られる便利なアプリが多く存在します。従来通り、紙のスコアカードも引き続き使われていますが、あえて紙を使うメリットはあるのでしょうか。
ラウンド中に直感的なメモを取ることに向いている
スコアカードには、各ホールの規定打数や距離などが記載されており、スコアやパット数を記入する欄があります。
最近では、スコア管理ができるアプリを使っている人も多いですが、紙のスコアカードにこだわる人もいるようです。
では、どのようなメリットがあるのでしょうか。レッスンプロの山本昌夫氏は、以下のように話します。
「『今後同じコースを回る時にどのようなポイントに注意すれば、よりスコアを伸ばせるか』という視点で課題と感じたところを記入してみると有効に使えると思います」
「例えば『ティーショットは左右どちらに飛んだか』や『フェアウェイキープをしたか』などを、空いているスペースにメモしておくと良いでしょう。あとで見返した時に『このホールは右へのミスは絶対NGだ』など今後に生かせる反省点が見つけやすくなります」
「メモ帳などを準備するのが理想ですが、手間とコストもかかるので、競技者などではない限りスコアカードの余白で十分だと思います」
アプリのスコアカードにも「タッチ一つで記録できる」「スコアデータをシェアできる」などさまざまなメリットがあります。ですが、素早く直感的な情報を書き込むことに向いているとは言えないでしょう。単なるスコア記入にとどまらず、少し工夫をすればコースマネジメントに特化したメモ帳にもなるのが、紙のスコアカードの利点かもしれません。
ビギナーにも紙のスコアカードはオススメ
さらに、紙のスコアカードはビギナーにもオススメだと山本氏は話します。
「スコアカードの規定打数が書かれている横に、自分なりの目標スコアをスタート前に記入しておくと良いでしょう。ビギナーがスコアで落ち込む要因の一つに『規定打数にとらわれすぎている』ということが挙げられます」
「例えば、距離が長く難しそうなパー4は、7打。パー3は4打を目標にするなどして、自分なりのスコアカードを作成すると楽しく回れると思います。このような点が、アプリのスコア管理機能にはできない、紙のスコアカードならではの利点だと言えるでしょう」
ほかにも、ティーショットでフェアウェイをキープできたら「〇」、OBに入れてしまったら「OB」、ハザードは「H」、バンカーの場合は「B」などの記号も書き込めば、スコアの分析がしやすくなります。
紙に限らず、スコアカードにスコアだけを入れていくのは、非常にもったいないと言えます。紙の方が使いやすいという人も多いと思いますので、今後の楽しみ方の一つとして、上記のことを参考にコースマネジメントをしてみてはいかがでしょうか。
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