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- 実は100切りゴルファーは全体の3割ほど!? 達成するには自宅で毎日素振り…って無理だから! じゃ、どうする?
100切りを目標としているゴルファーはかなり多いですが、100切りを達成するためにはどれくらいの練習が必要なのでしょうか?
月イチゴルファーは現状維持が限界
全てのアマチュアゴルファーの中で「100」を切ったことがある人の比率は全体の30%程度といわれています。さらに「90」を切ったことがある人の比率は10%程度、「80」切り、つまり70台を出したことがある人は、1〜2%程度というデータもあります。
100切りを目標としているゴルファーはかなり多いですが、100切りを達成するためにはどれくらいの練習が必要なのでしょうか?現役のシニアツアープロでゴルフスクールも経営している梶川武志プロは次のように語ります。
「100切りは多くのゴルファーにとって大きな目標の一つですし、初めて100を切れたときはとてもうれしくなると思います。では、どんな人たちが100切りを達成しているかというと、それなりの練習を積んできている人です」
「ビギナーでスコアが130や140の人は、少ない練習でも120や110程度までは比較的容易にスコアを良くできます。しかし、100切りとなると、それほど簡単に達成できる数字ではありません」
「月イチゴルファーという言葉がありますが、月に1回程度コースでラウンドし、練習は週末に何回かという人のことです。100切りを目指している月イチゴルファーはかなり多いと思うのですが、なかなか100切りができないのが現実です」
「少し厳しい言い方になりますが、100切りを目指している人が『単に週末には打ちっぱなしの練習をして、月1回のラウンドをする』という場合、現状維持が限度だと認識してもらいたいです」
「もちろん、社会人はラウンドや練習に時間をとれない人も多いはずですし、そのような中でも100切りをしている人もいます。この人たちは100切りのための“テーマ”を明確にして、それに沿った練習を増やしています」
自宅でできるパター練習を増やす
では、練習やラウンドに多くの時間や費用を割けない人は、どうすればいいのでしょうか?梶川プロは次のようにアドバイスしています。
「100切りができない理由の一つは、どこかのホールで“大たたき”をしてしまってスコアが悪くなってしまうことです。例えば、バンカーで何回も叩いてしまった、OBを繰り返してしまったなどで、この場合は100切りができなくても仕方がありません」
「アマチュアゴルファーが軽視しがちなパッティングも重要です。目標スコアが100だとすると、パット数は40を切るぐらいを目指したいところ。各ホールにおけるパッティングの2打目はショートパットが中心になると思いますが、これを入れる確率を高められれば、間違いなくスコアは良くなります」
「ショートパットは、自宅で毎日でも練習が可能です。どれくらい練習すれば100が切れるのか、というのは人それぞれですが、練習量の少ないアマチュアはパッティング練習をもっと重要視すべきだと思います」
梶川プロは「できれば毎日、クラブを握ってほしい」と話しています。クラブを握ることで感覚が維持できるので、上達も早くなるとのことです。もちろん素振りなどができれば良いのですが、マンションなどだと、そのようなスペースも少ないでしょう。パターは自宅の狭い場所でもできるので、ショートパットを上達させるという目的を明確にして、毎日、クラブを握ってみてはいかがでしょうか。
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