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- 「2025年問題」はゴルフ業界にとって大打撃… みんな実感ある?「5年後はおそらく…」「最近は1人減り2人減り天国へ」
本サイトが12月5日に配信した「ゴルフにおける『2025年問題』 “団塊世代”はまだまだ元気に見えるけれど… 本当に競技人口は急減するの?」という記事に寄せられた多くのコメントを一部抜粋して紹介します。
2025年問題がゴルフ場に与える影響とは
本サイトが12月5日に配信した「ゴルフにおける『2025年問題』 “団塊世代”はまだまだ元気に見えるけれど… 本当に競技人口は急減するの?」という記事のコメント欄に、多くのゴルファーから感想や意見が寄せられました。
記事の大枠としては、今までプレー人口の大半を占めていた団塊の世代が2025年に、全員75歳以上の後期高齢者となることから、体力面や健康上の理由などでゴルフを辞めてしまう人が続出し、業界に大きな打撃を与えるのではないかと推察するもの。
ただ昨今は、医療技術が発達していることもあり、現状はゴルフを問題なく楽しんでいる団塊の世代が多いので、すぐに立ち行かなくなるわけではなさそうだが、徐々に減少していくことは確かなので、ゴルフ場側は対策を考える必要があるとゴルフ場の経営コンサルタントが警鐘を鳴らしています。
![ゴルフにおける「2025年問題」とは? 写真:PIXTA](/wp-content/uploads/2024/12/pixta_31256234_M.jpg)
寄せられたコメントの多くは「共感」の意見でした。一部抜粋して紹介します。
「自身はその真っただ中、千葉県の団塊世代。最近は1人減り2人減り天国へ、地域の方々とのコンペも成立しなくなり、1グループ2グループと消滅、自身も狭心症を発症、今はリハビリゴルフと称して週1がんばっているが何時までできるか。
周りを見ると半分以上が同じような世代ばかり、5年後はおそらくゴルフ場は集客できず1~2割は維持できない状態になるかと」
「プレーするゴルフ場の環境がどんどん深刻になっているのも問題。気候変動で快適なプレー環境をゴルフ場が提供できなくなっている現実があり、実際問題あと何十年事業として成り立つのか、農家と同様まったく不透明。ビジネスの成否を天に任せるしかない事業はこれからさらに厳しくなる」
「ゴルフ場も練習場もあと10年すると、かなり減るのでは?女性を増やすなども、取り組み事例と思うが、これまでと異なる取り組みを実際にやらないと生き残れない気がする」
自動車運転免許の返納が大きな壁となる
また、「自動車運転免許の返納とともにゴルフから離脱していく」と推測する人も多くいました。
「今の若い世代で、ゴルフをやってる人は少数のイメージですし、世代的にゴルフの競技人口が一番多いのだろうと思われる団塊の世代も、2025年頃から80歳になってくるので、免許返納者が出てきてそうですよね。そうなるとゴルフ離れも増えてくるのだと思います」
「高齢者は、まず車を手放すと、郊外にあるゴルフ場へ行けなくなりますね。送迎もありますが『そこまでして』となるでしょう。練習場も基本は車で行くでしょうから、これも無理。これが理由で辞めていく高齢者は多いと思う」
「車に乗れなくなるとゴルフから遠ざかることになります。80歳を越えると周りから免許返納の圧力が。なかなか電車で行けるゴルフ場はありません」
ゴルフ場も高級⇔安価に二極分化していくのでは
また、昨今の物価高や日本経済の現状を鑑みて、ゴルフ場側が顧客のターゲット層をある程度絞って運営していくスタイルに変化するのではないかと考える人も一定数いました。
「推測ですが、日本人の生活レベル(収入?)が二極分化しているようにゴルフ場自体も高級⇔安価に二極分化していくのではないかと」
「団塊世代も後期高齢に入ってます、10年前は65歳、今は75歳。10年前はもっても、もう減少するのみです。高級化するか、庶民化するかしかない。昔のゴルフ場が懐かしい、平日は黒塗りのベンツやクラウンばかり。もうそんな時代は来ない」
「もう一般のゴルフ場は、クラブハウスやレストランをやめて、スタート小屋で手続きして、軽食の必要があれば買ってスタートするようにしないと立ち行かなくなるでしょうね。もちろんスループレーで。田舎のゴルフ場で2000円近いお昼ご飯を食べて、1日かけてラウンドするスタイルは高級ゴルフ場だけで十分です。若い人にはつらいですね」
ほかにも、全体的にゴルフ人口は減っていると実感するものの、女性ゴルファーだけは増加傾向に感じる、団塊の世代が引退することによって逆に若年層が参入しやすくなるのではないかといったコメントも見受けられました。
今後、新規ゴルファーを獲得していくために、今までのスタイルとは異なる何かしらの変革が必要と考える人は多いようです。いちゴルフ愛好家として、楽しみの場を守るためにどのような対策が効果的か考えてみるのも面白いかもしれません。
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