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- 進化形インナーウエアの登場や料金的なメリットなど… 冬こそ積極的にラウンドするべき理由とは?
豪雪のたよりが届くようになり、いよいよ本格的な冬に入りました。夏の暑さ対策同様、冬ゴルフも万全の対策をして楽しく快適にプレーしたいものです。インナーウェアを開発する企業やゴルフ場の方に、いまどきの冬ゴルフ事情を聞いてみました。
蓄熱・速乾に加え消臭機能も! 着ぶくれしないインナーウエアが進化
冬ゴルフの必須アイテムといえば、使い捨てカイロや保温性の高い肌着でしょうが、近年は暖かいだけでなくスイングにも影響しにくい伸縮性のあるインナーウェアが多くのメーカーから出てきています。
蓄熱や発熱機能が備わった薄手の防寒ウエアやインナーウエアがなかった時代は、とにかく重ね着することで寒さをしのいでいたので、着ぶくれを起こしスイングがしにくくなっていました。ベテランゴルファーなら必ず経験しているはずです。
薄くて伸縮性がありゴルフに特化したインナーウエアは、冬でもいつもどおりのスイングを可能にしてくれる進化系ウエアといえるでしょう。
そんなインナーウエアメーカーの一つ、おたふく手袋株式会社の担当者に最新の肌着について話を聞きました。同社は保温蓄熱機能を持った「サーモエボエアー」を開発・発売しています。
「インナーウエアは蓄熱繊維を30%以上使わないと保温効果がないといわれています。それをサーモエボエアーでは90%使用しています。近年では保温だけでなく消臭効果が求められ、そういった機能性も加えています」
「プレー後に着替えて、汗の匂いがついたままのインナーウエアをかばんに入れたまま帰路につくことがあるかと思います。そんなときに他の荷物に匂いが付くのを防ぎたいといったユーザーからの要望に答えた形です」(同社担当者)
さらに、寒いときは暖かく、暑い時は涼しくなる「オーバーザファンクション」というインナーウエアも開発。「ポリエステルやポリウレタンなどの繊維それぞれの特性をうまく組み合わることで、蓄熱や冷感などの機能を付けています」(同社担当者)
保温蓄熱機能はもはや当たり前。冬ゴルフを支えるインナーウエアは、すでにプラスアルファーの機能を競う時代に入っているようです。
冬はお得な料金でプレーできるチャンスも多い
冬は一切ゴルフをしないという人も少なくはないでしょう。しかし暖かなインナーウエアで気持ちよくプレーできるようになり、コースではラフも枯れているので、意外といいスコアで回れる可能性も高くなります。さらに近年は暖冬傾向ということもあり、これまで冬はクローズしていたエリアのゴルフ場でも営業していたり、クローズ期間が短くなったりしています。
そして、そういったゴルフ場では春や秋に比べ来場者が少ないぶん、大胆な料金設定で集客をすることも珍しくはありません。
とあるゴルフ場の副支配人は営業面での難しさをこう話します。「冬は積雪の後、残雪の量でクローズするかどうかの判断をしますが、それが非常に難しいのです。実はコース上の残雪を溶かすには、プレーヤーに雪を踏んでもらうのが早く溶かす近道でもあるんです。ただ、雪が残った中でプレーしてもらうのも気が引けるので、ボールプレゼントなどのサービスをしながら営業することもあります」
ベストシーズンに比べればたしかに寒さは気になりますが、冬ゴルフには料金的なメリットもあります。防寒対策をしてお得に冬ゴルフを楽しんでみてはどうでしょうか。
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