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- 「グリーン上で“スライスライン”はあるのに“フェードライン”はなぜないの?」 ゴルフ用語はビギナーには難しすぎる?
ゴルフを長くやっていると「スライスとフェード」「フックとドロー」など、微妙な言葉の違いはなんとなく理解できてしまいます。しかし、ゴルフを始めて間もないビギナーには全く理解できないゴルフ用語は意外に多いようです。
スライスとフェードの違いが分からない人が多い
コロナ禍でゴルフを始めた人たちと一緒にラウンドしていると、いろんな発見があります。ゴルフはかつて社会人男性の大人のたしなみといった側面がありました。でも今は仕事と関係なく、友達同士でゴルフを始める人が増えています。
女性ゴルファーも飛躍的に増えています。以前はゴルフ場のレストランで食事をしていると9割以上が男性ゴルファーでしたが、今は2~3割が女性ゴルファーという日も珍しくありません。若い女性だけでなく、子育てが終わった世代の女性もゴルフを始めており、ゴルフ場の雰囲気がとてもなごやかになりました。

2020年以降にゴルフを始めた人たちと話していると印象的なことがあります。自分自身がゴルフをプレーしたくて始めたのであって、プロゴルファーにはまったく興味がない人が多いのです。
男子プロは松山英樹選手と石川遼選手、女子プロは渋野日向子選手くらいしか知りません。ゴルフスクールでインストラクターがプロゴルフの話題を切り出しても、見たことがないからさっぱり分からないそうです。
そうするとゴルフスクールで聞いたけど意味が分からないゴルフ用語に関する質問が全部、筆者のところに飛んできます。その質問に答えていると、「ゴルフ用語はビギナーにとって難しいんだな」ということが分かります。
一番多い質問は「スライスとフェードは何が違うのですか?」「フックとドローは何が違うのですか?」です。おそらくレッスンで「今のはスライス回転が強かったですね」「今のはいいフェードです」みたいなことをいわれているのでしょうが、その違いが今イチ理解できていないようです。
「スライスとフェードの違い」「フックとドローの違い」を聞かれたときは、次のように答えると伝わりやすいと感じています。
「スライスは曲がり幅がコントロールできていない右に曲がるボールです」
「フェードは曲がり幅がコントロールできている右に曲がるボールです」
「フックは曲がり幅がコントロールできていない左に曲がるボールです」
「ドローは曲がり幅がコントロールできている左に曲がるボールです」(いずれも右打ちの場合)
この表現が正確かどうかは分かりませんが、コントロールできているか、できていないかを基準にすると理解しやすいようです。
グリーン上とグリーンエッジの違いが分からない
スライスとフックの話をしていると、次のような話題になることがあります。
「パッティングにもスライスとフックがありますが、フェードとドローもあるのですか?」
いわれてみれば、確かに素朴な疑問として確認したくなる気持ちは分かります。そんなときは次のように答えます。
「パッティングにはフェードとドローはないですね。でも、理由は分かりません。パッティングは右に曲がるラインがスライス、左に曲がるラインがフックです。あとは右に曲がってから左に曲がるラインや、その逆はスネークラインといいます」
グリーン上で「これはスライスですか?」「これはフックですか?」とダイレクトに聞かれることもあります。ライン読みに関しては筆者もそれほど自信があるわけではありませんから、「たぶんスライスだと思います」などとお茶を濁します。
グリーン周りでは「これはグリーンに乗っていますか?」と聞かれることがあります。ボールの状況を見に行くと、確かにグリーン上なのかグリーンエッジなのか判断が難しいケースがあります。近年はコース管理がずさんでグリーンエッジの芝生がグリーン上に侵食していることもあります。それでも球の一部がパッティンググリーンに触れていれば、グリーン上にあると認められますから、「それはグリーンに乗っていますよ。マークして大丈夫です」と答えます。
事情を聞くと、ベテランゴルファーと一緒にラウンドしているときにグリーンに乗ったと思ってマークしたら、「それはグリーンに乗っていないからマークしちゃダメだよ」と指摘を受けたことがあるそうです。「ビギナーに対してそんなに厳しく接しなくてもいいんじゃないの」と思いますが、厳しい人にも怒られないルールとマナーを身につけておいたほうが安心です。
聞かれたことにすべて答えていると、自分の知識も曖昧であることに気づきますし、ハーフ休憩時にスマートフォンで調べないと分からないことも出てきたりして、意外といい刺激になります。
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