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- ジムに通うなら「ゴルフ特化型」がいいかも!? 体づくりでスイング改善を目指すパーソナルジムって一体どんな内容なの?
スポーツジムといっても少しだけ運動したい人から確実に効果を得たい人まで、それぞれのニーズに合わせた施設があります。そんな中、ゴルフに特化したパーソナルトレーニングが受けられるスポーツジムがあるそうです。「ゴルフに特化」とは、どのようなものなのでしょうか。
体が自然と動くようにするのがジムの特徴
ゴルフに特化したパーソナルトレーニングというと、飛距離を伸ばすために必要な筋肉を集中的に鍛えることをイメージをするかもしれません。
しかし、今回取材した「タイガーゴルフフィットネス」のトレーナーに話を聞くと、一般的なゴルフスクールのようにクラブを使ってスイング理論を身に付けるわけでも、全身の筋力アップを目指すものでもないとのこと。

指導内容を簡潔にまとめると、「スイングで重要な体の回旋系の動きや体重移動といった、ゴルフで大切な体の動き方のトレーニングを行っています」とのことです。
例えばスイングでは「腰を回す」という言葉をよく使いますが、腰を回すにも股関節や胸椎といった体の様々な部分を使っているのだそうです。それらをどのように動かすかという理論を理解したうえで、柔軟性や筋力、瞬発力、協調性、バランスなどをトレーニングで向上させ、自然に体が動くようにするのが、この「ゴルフ特化型」トレーニング。
強い負荷をかけてのトレーニングというより、頭で理解し、体に覚えさせるといったメニューになっています。
独特なトレーニングマシンで正しい動きをマスター
タイガーゴルフフィットネスには、一般的なインドアゴルフスタジオに見られるクラブやシミュレーションゴルフといった設備はありません。
一般的なジムにも置いてあるトレーニングマシンやメディシンボールといったものもありますが、特筆すべきは「カイザー ファンクショナルトレーナー」と呼ばれるマシンです。ハンドルを両手で持ち、スイングをするように右から左へと接続されているケーブルを引っ張って使います。
これらの器具を使って体の回旋運動の可動域を広げ、体重移動で体のバランスが崩れないようにするために体幹を鍛える。これによって飛距離アップを目指していくとのことです。
一見、プロゴルファーが行っていそうなトレーニングなので、アスリート系ゴルファーばかりが来店しているのかと思いきや、そうではないようです。
「若い頃は飛距離自慢だったのに体が硬くなって飛ばなくなった、というシニアもいます。トレーニングを受けることで再び飛距離が出るようになったと、喜んでいらっしゃいます」
ジュニアゴルファーもいるそうで、「ジュニア世代は体の発達とともに神経系が一番発達する年代です。この年代に正しい動きを体に覚えさせておくと効果は高くなります」
「特化型」と聞くと少し敷居が高く感じますが、ゴルフのレベル、年齢層とも幅広いアマチュアが利用しているようです。
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