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- 「ビギナーもスピン系ボールがいい」とはいうけれど… ゴルフボール選びにおける「予算と質」の兼ね合いはどうするべき?
ドライバーやアイアンと違い、ボールやグローブなどの「消耗品」はなかなかお金をかけるのにも勇気がいるものです。
子どもはいちごの味よりも数の多さを求めていた
筆者はゴルフに行った日は必ず小学生の子ども2人にお土産を買って帰ります。そうしないと「お父さんばかりお出かけしてズルイ」といわれてしまうからです。お土産を買って帰ると「お父さんがゴルフに行くとお土産があるからうれしい」という反応になります。
お土産は当初、ゴルフ場の所在地名産の菓子(果物ゼリーなど)を買っていたのですが、購入場所が決まっているので(東京湾アクアラインなら海ほたる、東関東自動車道なら酒々井SAなど)パターン化してきました。変化をつけるため果物そのものに切り替えました。

果物もゴルフ場の所在地名産がいいだろうと思い、栃木県ならいちご、茨城県ならメロン、千葉県ならビワか梨、山梨県ならぶどうか桃といった具合に選んでいました。
ところが地元産にこだわると季節によって何も手に入らなかったりするので、産地ではなく旬の果物を選ぶようにしました。冬はいちご、りんご、みかん、春はさくらんぼ、ビワ、夏はすいか、メロン、秋はぶどう、梨、桃といった果物が定番のラインアップです。それ以外の果物(たとえば柿や栗)を買ったこともあるのですが、子どものウケが今イチだったのでラインナップから外しました。
その中でも子どもたちに最も喜ばれるのがいちごです。いちごは12月ごろから4月ごろまでいろんな品種が出回るのでヘビーローテーションしています。
ただ、あるとき、いちごの品種によって子どもたちの喜び方が違うことに気づきました。粒が大きくて甘いと評判の品種よりも、粒が小さくて数が多い品種を喜んでいるのです。「数が多いほうがいいの?」と聞いたところ、「数が多いほうが、たくさん食べられるからうれしい。粒が大きくても数が少ないと、すぐになくなっちゃうから悲しい」といわれました。
そのリアクションを見て、「子どものいちごの好みと、アマチュアのボールの好みは似ているかもしれない」と感じました。
ゴルフボールも質より量(数)?
アマチュアでそれなりのスコアで回る人でも、ボールに対するこだわりがない人はけっこういます。その人たちに使用ボールについて質問すると、次のような答えが返ってきます。
「昔はカッコつけてブイワン(タイトリストのプロV1シリーズ)を使っていた時期もあるけど、1個500円以上するボールがOBや池に打ち込んだ瞬間になくなるわけですよ。グリーン上でボールがキュキュッと止まる喜びよりも、高いボールが一瞬でなくなる悲しさのほうが上回っていたから、『安いボールでいいや』という結論になりました」
タイトリストのプロV1シリーズにしても、ブリヂストンスポーツのツアーBシリーズにしても、プロゴルファーが試合で使っているスピン系ボールはビックリするほど高いです。
もちろん、その金額に見合った性能を備えているのでしょうが、性能を発揮させるにはそれなりの腕前が必要になります。ボールをダウンブローにとらえ、スピンの効いたショットが打てないとボールの性能を享受できません。ダフリとトップを繰り返しているレベルでは宝の持ち腐れですし、フェースが開いたり閉じたりしても本来の性能は発揮できません。
結局のところ、ボールの持つ性能を発揮できないのであれば、スピン系ボール1ダースぶんの金額で3ダース購入できる本間ゴルフのD1シリーズがコストパフォーマンス最強ではないか、と多くのゴルファーから支持されるのです。
ボール以外のゴルフギアもピンからキリまであるので、ゴルフに使える予算に応じて最も満足度が高まるアイテムを選ぶべきなのかもしれません。
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