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- 「もう一緒に回りたくない…」実はベテランにも多い!? ありえないマナー・ルール違反を犯す“迷惑ゴルファー”の実態
ゴルフを始めると多くの人が、先輩ゴルファーから、まずルールやマナーを教わりますが、中堅&ベテランゴルファーの中にも、周りから迷惑がられたり「もう一緒に回りたくない」「遭遇したくない」と思われたりするような人もいます。
過剰な打ち込みアピールやミスを同伴者に擦り付ける人も?
ゴルフを始めると多くの人が、先輩ゴルファーから、まずルールやマナーを教わりますが、中堅&ベテランゴルファーの中にも、周りから迷惑がられたり「もう一緒に回りたくない」「遭遇したくない」と思われたりするような人もいます。

では、全国のゴルファーが経験したことのある「あり得ないマナー違反・ルール違反」には、どのようなものがあるのでしょうか。まず、実際にインターネット上の書き込みで見られた、様々なエピソードを紹介します。
―エピソード1
「2人でラウンドしていた時、前の組がまだセカンドショットを打つところだったので待機していたら、自分たちの後ろの組も追いついてそのままバックティーに上がってきました。しかも、ポケットに手を突っ込んで仁王立ちで、私たちにティーショットの番が回ってきてもずっと居続けました」
―エピソード2
「以前に『確実に大丈夫』と確信を持てる間隔まで空いたところで打ち、前の組に50ヤードも手前に落ちているのに関わらず『打ち込んできた』と文句を言われたことがあり、正直いくらなんでも無茶苦茶だろと思いました。なかには、ボールは遥か手前に落ちているのに落ちた音で文句を言う人もいるので、打っても良いタイミングには悩まされる機会も珍しくありません」
―エピソード3
「ミスショットを繰り返した挙句クラブを地面に叩きつけたり、『あのホールで自分がミスをしたのは君たちがしゃべっていたからだ』と言って来たりした」
―エピソード4
「接待ゴルフで目上の方と回った際、後ろの組が待っているのにも関わらず、グリーン上でのんびりスコアを記入したり、ゴルファーとして当たり前の行為であるはずの目土をかける時に『さすがアスリートは違うね』と訳の分からないことを言ってきたりしました。それに、グリーンのボールマークはパターで押すだけだし、私の予備のフォークを貸そうとしたら『そんなお洒落な物は必要無い』と断られ、挙げ句の果てに『今日のコースはグリーンがイマイチだったね』と、自分勝手過ぎる文句を言っていました」
中にはマナー違反どころか、「スコアの過少申告」や、OBゾーンに入ったにも関わらずズボンのポケットからさりげなく別のボールを落としてセーフだったとする、「卵を産む」と呼ばれる行為などの、ルール違反を当たり前のようにしてしまう人もいます。
マナーやルール違反を見かけたらどうする?
では、こういったマナーやルール違反を見かけた場合は、どう対応すると相手の気を損なわせることなく済ませられるのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は、以下のように話します。
「まず打ち込みに関して、一般的には『50ヤード手前にボールが着弾すると、かなり大きな落下音に聞こえる』と言われていますが、人によって『打ち込まれたかどうか』の基準に多少のばらつきがあります。もちろん、打ち込みと判断されそうな距離まで詰めてしまった側にも過失はあるので、注意された場合には『帽子を取って深くお辞儀をする』という打ち込み時の基本的な謝罪をはじめに踏まえておくべきです。しかし、こちら側にも弁明の余地があるのなら『下り傾斜で転がり過ぎてしまった』『刻むつもりだったがボールがイレギュラーな跳ね方をした』など、想定しえない事態が起きてしまったという風に説明すると、穏便に対処できるでしょう」
「また、ゴルファーなら最低限守るべきとされる『スロープレーの防止』は、意図的に嫌がらせ目的でやろうと考えている人は少ないはずですから、ダイレクトに『あなたちょっと遅いですよ』と指摘すると、『そんなつもりはない!』と感情を逆なでしてしまう恐れがあるでしょう。そのため、誰か1人のみがスロープレーになっていても責任を押し付けるのではなく、『4人全員が持たなければならない責任』と捉えて『後ろの組が来ているかもしれないので、みんなで少し早歩きしましょう』と言ってあげるのがベストだと思います」
「さらに、マナー違反を通り越してホールアウトした後に実際とは異なるスコアを申告したり、いわゆる『卵を産む』といったルール違反をしたりしているのを目撃した場合は、その人にとってはゴルフにおいて不正行為を繰り返す常態が当たり前となっている可能性もあります。1回注意したところで、やめてくれるようなものでは無くなってしまっているかもしれないので、『今度からは誘われたとしても一緒に行かない』と腹をくくった方が早いのではないでしょうか」
残念ながら「迷惑ゴルファー」はそう簡単にはいなくなりませんが、こういった人たちにも丁寧な対応が取れる人こそ、真の「紳士・淑女」たるゴルファーと言えるかもしれません。
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