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- ハーフ4時間で残り9ホールを回らず帰宅する人も… 渋滞が常態化しつつある令和のプレー進行、改善策はあるのか?
一部の名門を除き、多くのゴルフ場でセルフプレーを導入、コロナ禍以降のゴルフブームも相まって渋滞が常態化しています。改善策はあるのでしょうか。
ハーフ3時間以上かかった苦労話が増加中
コロナ禍でゴルフというスポーツが注目を集め、新しいゴルファーが増えたことを喜ばしく思っています。ゴルフは老若男女が楽しめるスポーツといわれますが、ゴルファーの高齢化は着実に進んでいました。2021年以降はゴルフ練習場でもゴルフ場でも若い人たちの姿が目立つようになりました。
一方で、どちらの施設も待ち時間の増加が懸念されるようになりました。ゴルフ練習場に関しては、都市部を中心にインドア練習施設が一気に新設されたことにより、屋外練習場の混雑はだいぶ緩和した気がします。しかしゴルフ場の混雑は緩和のきざしがまったく見られません。

2025年に入ってからもハーフ3時間以上かかったラウンドの苦労話を聞く機会が2回ありました。1人は前半ハーフと後半ハーフがいずれも3時間30分の長丁場となり、プレーしている時間よりも同伴者とおしゃべりしている時間のほうがはるかに長かったと嘆いていました。もう1人は前半ハーフが4時間かかり、同伴者と話し合って後半ハーフはスタートせずに9ホールで切り上げたそうです。
筆者はラウンドのほとんどが平日なのでハーフ3時間以上かかることはめったにないのですが、土日祝日は予約が満杯なのでハーフ3時間が常態化しており、その状況で事故(OB連発やバンカー地獄など)が多発すると、ハーフ3時間30分~4時間という大惨事になってしまうようです。
このような状況に対して「あのゴルフ場は客を詰め込みすぎだ!」というオペレーションの問題を指摘する声もあれば、「ハーフ2時間30分以内で回れないビギナーはゴルフ場に来るな!」というベテランの怒りの声もあります。
これはどちらにも原因があります。ゴルフ場が客を詰め込んでいるうえに、ビギナーのプレーは事故が起こりやすいです。高速道路で交通量が増えて流れが悪くなってきた矢先に事故が起こり、自然渋滞と事故渋滞がダブルで発生しているような状態になってしまうのです。
キャディーつきならハーフ2時間30分以内でラウンド可能
プレー進行の問題を解決するのはかなりハードルが高いです。プロトーナメントでもスロープレー問題が深刻化しているくらいですから、ミスショットの多いアマチュアがスムーズにプレーできないのは当然です。
ただ一ついえるのは、プロの世界でもプレー進行に時間がかかっているということは、ビギナーの腕前が上がれば進行がスムーズになるわけではないということです。
そしてゴルフ場が客を詰め込みすぎている問題もゴルファーが改善できることではありません。日本のゴルフ場は慣例的にティータイムを7分間隔で設定していますが、これは全組キャディーつきプレーで営業していた時代のなごりです。全組キャディーつきをハーフ2時間以内で回していた時代は、1ホール13分ペースで回れば9ホールで117分(1時間57分)でした。
それが今は全組セルフプレーで、ハーフ2時間15分以内(1ホール15分ペース)でプレーしてくださいという時代になりました。ところがティータイムが7分間隔だと、8時スタートの組がスタートホールのプレーを終えるのが8時14~15分(パー4の場合)になります。そうすると8時7分スタートの組はグリーンが空くまでセカンドショットを打てません。8時14分スタートの組はフェアウェイが空くまでティーショットを打てません。そもそもスムーズに進行できない設定なのです。
それが分かっているゴルフ場は、ティータイムを8分間隔にするなどの工夫をしています。でも、それ以前にアマチュアのラウンドに対してパーオンを基準にティータイムを設定すること自体に無理があります。
結局のところ、ハーフ2時間30分以内でプレーしたいのであれば、全組キャディーつきプレーのゴルフ場に行くのが最も確実です。キャディーフィーがかかりますからプレー料金は高くなりますが、そのぶん待ち時間のストレスは減ります。
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