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- 「座っていれば大丈夫でしょ」は間違っている!? ゴルフカートの“正しく安全な乗り方”をゴルフ場関係者に聞いてみた
ゴルフカートはスピードが遅いので、「座っていれば安全」というイメージがある人もいるかもしれません。
スピードが遅くても危険性はある
ゴルフのラウンドに欠かせない乗用カートは、私有地内とはいえ運転免許証を求められることもあるなど、運転するには通常のクルマと同じような扱いを受けるケースもあります。

しかしスピードが遅かったり「簡易的な乗り物」というイメージもあり、「座ってさえいれば安全」と思う人もいるかもしれません。
乗用カートを正しく、かつ安全に乗るためにはどのような点に気を付けるべきなのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は、以下のように話します。
「乗用カートは、出せるスピードはせいぜい時速10〜15キロメートルとだいぶ遅いですが、ドアやシートベルトがないうえに急な上り坂や下り坂、路面の細かな凹凸などの危険もあり、一般的なクルマと同じくらいか気を付けて乗らなければなりません。運転者はハンドルをしっかり握ることはもちろんですが、ブレーキのかけ方にも注意しましょう」
「乗用カートのブレーキは普通のクルマよりガクッと急にかかる場合もあるので、急停車して前に飛び出さないようふんわりとかけるのがベストです。また、暴走を防ぐにはプレー中は下り坂ではなく平らな場所に停めておくのも基本といえます」
「後部座席に座る人は足を組んだり横を向いたりせず、両足をきちんと床に付けて、両手は座席の前方にあるバーを握っておくことが重要です」
「助手席は前方が小物入れになっていることが多く、一見するとつかまるところがないようにも見えますが、天井から取っ手がぶらさがっているので乗車中はそれを握っていましょう。全員にいえることとしては進行方向を常に確認し、突然の段差や急カーブで車外に放り出される事故を防ぐことも大切です」
最近は電磁誘導式で運転席に乗っていてもハンドルを握ったり、ペダルを踏む必要がないタイプのカートも主流となっています。
このシステムでは、前を行くカートから発せられる電波をキャッチする範囲まで接近すると、停止ポイントでなくても自動的に停まりますが、人には対応していないので前方不注意による接触事故が度々発生しています。
接待の時の座り方は状況をみて柔軟に
では「カートの乗り方」に関連して、接待ゴルフを行う際の上座や下座の位置関係はどのように把握しておくべきなのでしょうか。飯島氏は以下のように話します。
「通常のクルマでも、『社内の人間が運転する場合』『タクシー・ハイヤーに乗る場合』などで上座・下座の位置が変化することがありますが、ゴルフカートも同様に接待の目的やラウンド環境、接待を受ける人の状況をみて、柔軟に切り替えるといいと思います」
「たとえば、上座に座るべき人の体格が大きかったり『前方の景色をよく見たい』というような場合は、運転席以外で最も座席に余裕があって見通しも優れている助手席に通すのがベターでしょう」
「また、カート道はコースに対して右か左のどちらかの端を通っているのが普通です。ゴルフ場や各ホールのレイアウト、打球がどこへ飛んでいったのかに合わせて、よりボールに早くたどり着ける側を上座とし、左右はフレキシブルに対応させるのもいいと思います」
「接待を受ける人に気分良くラウンドを楽しんでもらえることが接待ゴルフの本質ですから、形式にとらわれず配慮するように気を付けましょう」
乗用カートは気軽な乗り物に見えても、扱い方を間違えれば大きな事故につながる可能性があります。十分注意して乗車するようにしましょう。接待の時は一般的な型に無理してハマろうとせず、楽しんでもらうことを念頭に考えて上座や下座を作るといいようです。
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