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上級者じゃなくてもHSがあれば使いこなせる!? キャロウェイ「Xフォージド」アイアン徹底試打
キャロウェイの「Xフォージド アイアン」は、2024年モデルから2年を経てリニューアルされた一枚ものの軟鉄鍛造アイアンです。今作では素材をS20Cから、よりソフトなS15Cへ変更。そこで、プロ・上級者が求める打感、操作性、抜けのよさをQPこと関雅史プロが詳しく解説します。
ダウンブローへの寛容性が想像以上に高い
Xフォージドという名前からもわかる通り、基本的にはアスリート向けのアイアンです。ヘッドはコンパクトでトップラインも薄く、いかにも上級者が好みそうな引き締まった顔をしています。
フォージドアイアンを選ぶ人は、やはりこういうシャープな見た目を求める人が多いと思いますし、その意味ではかなり王道の作りです。
ただ、打ってみて驚いたのは、見た目のシビアさに対して、ソールの抜けがかなりいいことです。かなりダウンブローに打ち込んでいっても、ヘッドが地面に刺さらず、スッと抜けてくれます。

これはリーディングエッジ側の面取りが効いていると思います。上からカット気味に入れても、クラブが突っかからずボールもちゃんと浮いてくれる。不思議なくらい、ダウンブローに対する許容度が高いアイアンです。
対象になるのは、やはりある程度ヘッドスピードがあるアスリートゴルファーです。最低でもドライバーのヘッドスピードで40メートル/秒以上は欲しいところですし、スピンが入っている、止まっているという感覚を自分で判断できる人のほうが、このクラブの良さを感じやすいと思います。
逆に、レベルブローやシャロー気味に払い打つタイプの人だと、ソール設計の恩恵はそこまで大きくないかもしれません。
キャロウェイ「Xフォージド アイアン」QP’s チェック(5点満点)

◆飛距離性能 3.0
◆曲がりにくさ 3.5
◆コスパ 4.0
◆打感 5.0
◆つかまり 3.5
◆寛容性 3.5
◆上がりやすさ 4.0
◆構えやすさ 3.5
◆操作性 4.0
◆デザイン 5.0
【試打クラブスペック】
7番アイアン(ロフト33度)
シャフト:N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 (S)
強く打ち込んでも抜けてくれる
このアイアンで一番印象的だったのは、ソールの作りです。リーディングエッジ側にしっかり面取りが入っていて、ソール全体にもメリハリがあります。
公式サイトでも、面取りのエッジをより明確にしたと説明されていますが、実際に打ってもその効果はかなり感じます。

特に、少しシャット気味にフェースを使って、上からボールを潰しにいくような打ち方をしたときによさが出ます。普通ならリーディングエッジが刺さったり、ヘッドが詰まったりしそうな入り方でも、このクラブは突っかからずに前へ抜けてくれる。しかも、抜けるだけでなく、ボールもきちんと上がってくれます。
最近の若い男子プロや上級者は、ドライバーでもアイアンでも、フェースを開閉させるというより、抑え込んでラインを出すような打ち方をする傾向があります。そういうスイングに対して、今作のX フォージドはかなり相性がいい。
ダウンブローに強く、ヘッドを上から入れても地面の抵抗を受けにくいので、強い球をコントロールして打ちたい人には非常に扱いやすいアイアンだと思います。
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