- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフライフ
- コンペ初参加から疑問だった… 「ブービー賞」ってなぜビリから2番目なのに賞品がもらえるの? ゴルフ独特の文化!?
ゴルフコンペのさまざまな賞の中には、優勝や準優勝などの上位が称えられる一方で、「最下位から2番目」に贈られる「ブービー賞」という他の競技ではあまり聞いたことがないものもあります。では、ブービー賞は、どのような経緯で作られることになったのでしょうか。
ブービーの語源は「カツオドリ」
ゴルフコンペは参加者が多くなればなるほど様々な賞を考えなければならず、代表的なものとして優勝や準優勝、ベストグロス(ハンデを反映する前のスコアが一番良かった人)、ドラコン賞やニアピン賞が挙げられます。そうした好成績を収めた人向けの賞がある一方、最下位から2番目には「ブービー賞」が与えられるのも一般的です。
初めてコンペに参加した当時から、「なぜ“ほぼ最下位”なのに表彰されるのか」「どうしてビリではなく、ビリから2番目という中途半端な順位なのか」と疑問に思ってきた人もいるでしょう。ブービー賞はどのような経緯で作られたのでしょうか。

そもそも「ブービー(booby)」とは、英語で「ビリ」や「間抜け」、「バカ者」といった相手をかなり強めに揶揄する意味の言葉ですが、さらに歴史をさかのぼるとスペイン語で「カツオドリ」を指す「ボボ(bobo)」が語源とされています。
カツオドリは体長が最大で85センチほどにもなる決して小さくはない鳥ですが、比較的警戒心が強くなく、人間がそばにいると自ら近寄ってくるほど人懐っこい生態が特徴的です。だからこそ、大掛かりな罠を仕掛けなくても簡単に捕獲することができ、かつては乱獲の対象とされました。
そのため、「いとも簡単に人間の策に溺れてしまう存在」から転じて「間抜け」という意味の“bobo”がそのままカツオドリの名詞となり、英語圏では接尾語の「~y」が付けられて“booby”と変化したといいます。
一方、日本のゴルフコンペでは「ブービー」が持つ本来の意味に合わせ、最下位に贈られる賞として「ブービー賞」が設けられましたが、当初は申し訳程度の粗品のみが商品としてジョーク交じりで用意され、もらってもさほどうれしいと言えるものではありませんでした。
不運にもブービー賞となってしまった参加者は惨めな思いをすることになります。それを慰める意味で次第に贈られる賞品がランクアップしていき、いつしか悪ノリも手伝って上位賞にも引けを取らないほど豪華な場合も珍しくなくなりました。
そうすると、中にはブービー賞目当てでわざとスコアを悪くしようと考える参加者も現れ始めます。それではコンペ本来の意義が失われてしまうので、意図的に入賞するのは非常に難しい「最後から2番目」がブービー賞に改められ、代わりに最下位は「ブービー賞を作った人」を意味する「ブービーメーカー賞」と新たに名づけられました。
なお、現在はゴルフだけでなくボウリングのコンペでも「ブービー賞」や「ブービーメーカー賞」が設定されるようになり、競馬でも投票数が最後から2番目となった馬は「ブービー人気」と呼ばれています。
日本のコンペは独自の進化を遂げた!?
ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は、日本のゴルフコンペの位置づけについて以下のように話します。
「海外の一般ゴルファーたちがどのようにプレーを競っているのかはイメージしにくいですが、日本と似たスタイルでコンペを開催する機会も意外と多いです。以前、私はとある米軍基地が主催した米国流のコンペに参加したことがありましたが、優勝や準優勝はもちろんドラコン賞やニアピン賞、ベストグロス賞など日本でもよく見られる優れたスコアやプレーを称える賞は同じように贈られていました」
「ただ、OBに入った数が最も多かった人への『OB賞』や打数が最も多かった人への『猛打賞』などのような、バラエティー要素の高い賞はあまりなく、加えて贈られる賞品も日本のような家電製品や豪華食材といった物ではなく、シンプルに現金でした」
「賞品によって成果がしっかりと目に見えると受賞の実感が湧きやすいですし、本人だけでなくみんなで楽しめるものを持って帰れば家族も喜んでくれるでしょう。さらに好成績でなかった人にもチャンスがあるのですから、日本のコンペは比較的良い方向に独自の進化を遂げたといっていいのではないかと思います」
現金ではなく物がもらえるコンペ自体は海外にもありますが、参加者のレベルを問わず賞に絡めるよう、たくさんの賞が用意するのが一般的になっている点は、日本独特のサービス精神や、もしかしたら“忖度”の賜物なのかもしれません。
最新の記事
pick up
-
長い間、“激スピン”が続く! 本間ゴルフの新作「HONMA WEDGE」が変える「選びやすさ」という価値<PR>
-
西村優菜と共同開発! 理想の高弾道とスピンを実現した「QUANTUM MINI SPINNER」がついに発売!<PR>
-
「上達志向ゴルファーに最適解!」 “飛んで止まる”テーラーメイドのNew「ツアーレスポンス ストライプ」登場<PR>
-
ゴルフ初心者でも参加OK!三浦桃香にも会えるコンペ開催「GOLF FUN FESTA 2026」by CURUCURU&ゴルフのニュース ゴルフコンペ参加者募集中
-
累計販売本数は1000万本を突破“日本シャフト”あなたのアイアンを覚醒させる『選ばれ続けるシャフト』
ranking











