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- 「クラブハンディ」と「オフィシャルハンディ」の違いとは?メリット・デメリットを徹底解説!
ゴルフを公平に楽しむために設けられているハンディキャップは、大きく分けて「クラブハンディキャップ」と「オフィシャルハンディキャップ」の2種類があります。それぞれに特徴がありますが、どちらを持つべきなのでしょうか。
「ステータス」のクラブハンディ、「手軽さ」のオフィシャルハンディ
ゴルフの魅力は、年齢や性別、スキルを問わず、誰とでも一緒にプレーを楽しめる点にあります。仲間とのラウンドを楽しむエンジョイ派もいれば、スコアを追求する競技志向のプレーヤーも少なくありません。
競技ゴルフでは、実力差を補正しフェアに競い合うために「ハンディキャップ制度」が用意されており、主に「クラブハンディキャップ」と「オフィシャルハンディキャップ」に分かれています。
それぞれの違いについて、ゴルフ場経営コンサルタントの飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)はこう説明します。

「クラブハンディキャップは、各ゴルフ場が独自に定めた制度です。会員として一定期間(3~6か月ほど)内に提出した5枚程度のスコアカードをもとに、ハンディが算出されます。月例会などのクラブ競技では、これを基準にクラス分けがされます。
クラブハンディを取得すると、クラブハウスに名前が掲示されるため、特にシングル(1ケタ台)を目指す人にとっては大きなモチベーションになるでしょう。」
一方のオフィシャルハンディキャップ(JGAハンディキャップ)は、世界共通で使用できるハンディで、JGAが管理する“J-sys”というシステムにより運用されています。
「オフィシャルハンディは、大手ゴルフ予約サイトから手軽に登録・取得が可能です。直近3ラウンド分のスコアカードを提出するだけで申請でき、メンバーシップの購入も不要。誰でも気軽に競技に参加できます。」
JGAでは1978年から独自の制度を運用してきましたが、2014年にUSGA方式へ移行。2022年には「ワールドハンディキャップシステム(WHS)」が導入され、日本でも正式に世界共通基準が採用されました。
現在は、従来のように5枚ではなく、3枚のスコアカードでの申請が可能。発行元も「8地区ゴルフ連盟」「都道府県ゴルフ協会」に加え、GDOなどの大手予約サイトも対応しています。たとえばGDOでは、無料会員登録後にJGA年会費を支払い、スコアカード3枚を登録することで取得できます。
今後は「オフィシャルハンディ」が主流に?
では、実際にはどちらを持っていたほうが良いのでしょうか。飯島氏はこう語ります。
「クラブハンディは、競技成績によってハンディが見直され、上位者が有利になりすぎないように委員会による調整が行われることがあります。これは公平性を保つためですが、人為的な操作とも言え、本来の目的を損なうケースもあります」
一方、オフィシャルハンディは、スコアが登録されるたびに最古のデータが自動的に入れ替わる仕組みのため、常に最新の実力が反映されます。
「スコアを登録するたびに数値が上下するので、自分の成長が数字で可視化され、上達の指標になります。さらに、誰かが手を加えることなく完全にスコアに基づいて算出されるため、より公平で公正な制度と言えるでしょう」
また、オフィシャルハンディには海外での利用というメリットもあります。中には証明書がなければプレーできないコースもあり、オフィシャルハンディを持っていればゴルフの楽しみが世界へと広がります。
日本ではこれまでクラブハンディが主流でしたが、近年ではオフィシャルハンディの普及が進み、それに伴いクラブハンディを廃止するゴルフ場も増えつつあります。競技ルールの見直しや、ハンディキャップボードの撤去などの動きも見られます。
「将来的にシングルプレーヤーを目指してクラブハンディを取得したいという人もいるでしょう。ただし、今後は状況に応じてクラブハンディとオフィシャルハンディを使い分けていくことが、より柔軟でスマートなゴルフライフにつながるはずです」
クラブハンディは“クラブ内でのステータス”、オフィシャルハンディは“誰にでも開かれたフェアな指標”。
今後の主流はオフィシャルハンディに移行していく可能性が高いものの、自身の目的やスタイルに合わせて使い分けるのが賢明です。
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