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- アマチュアは男子プロより女子プロを見習え! レッスンプロ推薦、“全英”覇者・山下美夢有らお手本スイング3選
女子プロのスイングは効率的で再現性が高く、アマチュアにとって理想的なお手本。レッスンプロが厳選した3人のスイングの魅力を紹介します。
ヘッドスピードは変わらないのに遠くへ飛ばせる
プロゴルファーのスイングは十人十色ですが、共通しているのは「無駄な力みがなく、スムーズで流れるような動き」です。

男子プロの豪快なスイングや圧倒的なヘッドスピード(45m/s~52m/s程度)は魅力的ですが、それは幼少期からの膨大な練習量と高い身体能力の賜物。アマチュアが無理に真似すると、体を痛めたり、そもそも再現できなかったりする可能性が高いのが現実です。
そのため「アマチュアは男子プロよりも女子プロを参考にすべき」とよく言われます。その理由のひとつは、アマチュア男性の平均ヘッドスピード(38m/s~43m/s)と女子プロの平均値(40m/s~45m/s)が近いこと。
それでいて女子プロのほうが飛距離を出せるのは、体やクラブの使い方が効率的で、ミート率も非常に高いためです。女子プロのスイングには、アマチュアが見習うべき要素が数多く詰まっています。
今回はレッスンプロの小松拓夢氏に「お手本にしたい女子プロのスイング3選」を挙げてもらいました。
腕力ではなく身体を使って効率よく飛ばす
「まず第一に挙げたいのは、先日の『全英女子オープン』を制した山下美夢有プロです。非常にシンプルで洗練されたスイングは、始動からフィニッシュまで常に“オンプレーン”。アマチュアが真似したい要素が凝縮されています。
また、どのクラブでも同じリズムで振っており、再現性が驚くほど高い。飛距離は突出していませんが、正確性と安定感は世界最高峰と言えるでしょう」
「次に挙げたいのは、三浦桃香プロです。169cmの長身を生かしたダイナミックなスイングが魅力で、女子プロの中では“飛ばし屋”の部類。
特に優れているのは、両脇をしっかり締め、体の正面で作る“両腕の三角形”を最後までキープできている点です。これはレッスンでも基本として伝える重要な動き。男性に近い体格という点でも、イメージ作りのお手本になりやすいでしょう」
「最後は、今シーズン2度の2位と初優勝が期待される鶴岡果恋プロです。彼女はショットメーカーでありながら飛距離も兼ね備えています。
腕とクラブがムチのようにしなるスイングは、しなやかさと力強さが共存。特に参考にしたいのは“腕の脱力”と“下半身リードの切り返し”です。流れるようなフォームは『ゴルフは腕力ではなく全身の使い方』を体現しています」
筆者も改めて3人のスイングを見直しましたが、共通して感じたのは「腕力ではなく体全体を使い、効率よく飛ばしている」ということ。また、凛としたアドレスやリズムの良さも強く印象に残りました。
特に山下選手は、どんな場面でも変わらないルーティンとリズム、そして強靭なメンタルを兼ね備えており、アマチュアにとっても大きな学びになるはずです。
一方で、女子プロは男性より柔軟性が高いため、スイング全体を真似するのは難しい面もあります。無理にコピーするよりも「自分に合う部分を取り入れる」というスタンスのほうが効果的でしょう。
魅力あふれる女子プロの中から、自分の理想に近いスイングを見つけて、日々のスイング磨きに役立ててみてはいかがでしょうか。
文/のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬をこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうか色々と妄想中。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、オフィシャルハンデは「7.7」。
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