- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフライフ
- ドライバーが200ヤードでも70台は出せる!? 飛ばないけどうまい人が共通して“やらないこと”とは?
ドライバーの飛距離が200ヤード前後しか飛ばない場合、「スコア70台は無理だ」と感じる人も多いでしょう。しかし、実際には飛距離が出なくてもスコアをまとめる上級者は存在します。では、飛ばないゴルファーが70台を出すためには、どのようなラウンド運びが求められるのでしょうか。
飛距離がなくてもスコアを作ることは可能か
ゴルフでは「100切り」が一つの目標とされ、それを達成するだけでも大きな壁といえます。そのはるか先の70台ともなると、目指すには相当に高度な技術と戦略が必要で、多くのゴルファーが“夢の領域”と感じがちです。特に飛距離に恵まれないプレーヤーにとっては、現実味が薄く思えるかもしれません。
レッスンプロの三浦辰施氏は次のように話します。
「ドライバーが200ヤードしか飛ばなくても、マネジメントを徹底すれば70台は十分可能です。たとえば、ティーショットをフェアウェイキープ優先で打ち、次のショットは刻む意識を持つ。残り100ヤード以内を確実に寄せられる自信があれば、無理にグリーンを狙う必要はありません」
「200ヤード前後の飛距離では、パー5の2オンはまず不可能。そのため、セカンドショットで確実にレイアップ(安全な位置に刻む)することが鍵になります」

「スコアを崩す原因は、大きなリスクを取る判断にあります。自分の飛距離を正確に把握し、その範囲で最もミスの少ない選択を積み重ねられる人こそ、最終的にスコアを伸ばせるのです」
つまり、飛距離が短いほど戦略の重要性が高まるということです。方向性を優先したティーショット、フェアウェイウッドやユーティリティーでの安定した2打目、寄せで2パット以内にまとめる。この流れを徹底できれば、200ヤードヒッターでも70台が見えてきます。
飛ばないゴルファーのマネジメント実例
三浦氏は実際に200ヤード前後の飛距離で70台を出すアマチュアの例を紹介します。
「知り合いにも80歳を超える高齢で70台で回るゴルファーがいます。彼らは体力的に200ヤードも飛ばないことが多いですが、飛距離が足りない分をアプローチとパターで補っています。ティーショットは常にフェアウェイウッドを使い、セカンドは無理にグリーンを狙わず、残り50ヤード以内に運ぶことを最優先にしているのです」
「この50ヤード圏内を“得意距離”として徹底的に磨き、アプローチで1ピン以内に寄せ、1.5メートル以内のパットを確実に沈めることが最大の武器。“パーを取る形”を自分の中で明確にしているため、焦らず冷静にプレーできます」
「また、一部の女子プロもドライバーの飛距離が200ヤード未満ながら、トーナメントで活躍しています。大切なのはドライバーが飛ぶかどうかではなく、アプローチとパターを含めた総合力です。飛距離に頼らないゴルファーほど、自分の持ち距離と得意クラブを徹底的に把握しています」
100ヤード以内の距離感を明確にすることで、セカンドやサードショットの判断が安定します。ショートホールでも、ピンを狙わずグリーン中央を狙うなど、リスクを抑える意識が大切です。
三浦氏はこうまとめます。
「飛距離が出ない人ほど、“自分の中の絶対距離感”を持つことが大切です。サンドやピッチング、ドライバーなどで“どこに落ちるのか”を把握しておく。飛ばせないからといって諦めるのではなく、フェアウェイを転がしても、アプローチを転がしてもいい。それが自分の武器になればいいのです」
「何を自分の武器にしてスコアメイクするのか、きちんとした戦略を持つことで、飛ばせない人でも70台は目指せます。 一打一打を“どこに打てば次が楽になるか”という視点で考えられれば、70台を出すことは現実的な目標になります」
200ヤードしか飛ばないからといってスコアを諦める必要はありませんが、その分、頭を使うゴルフが求められます。ゴルフは球を遠くへ飛ばす競技ではなく、いかに少ない打数でホールを終えるかのゲームであるという本質を再認識することが必要かもしれません。
- 1
- 2
最新の記事
pick up
ranking











