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「77がイーブンパーだと思え」 堀琴音が“我慢比べ”のメジャーで6位浮上 キャディーと耐え抜き「76」
強風が吹き荒れる難コンディションの中、堀琴音(ほり・ことね)が「76」で6位浮上。「77がイーブンパー」の覚悟でキャディーと耐え抜き、国内メジャー2勝目へ望みをつないだ。
「キャディーさんに助けられた」
◆国内女子プロゴルフ メジャー第1戦
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 5月7~10日 茨城ゴルフ倶楽部 西コース(茨城県) 6718ヤード・パー72
首位と6打差の9位タイから出た堀琴音が、2バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの「76」でプレー。スコアを4つ落としながらも、強風と難セッティングに多くの選手が苦しむ中、順位を3つ上げて通算5オーバーの6位タイに浮上した。最終日は昨年10月「日本女子オープン」以来となる国内メジャー2勝目を目指す。
この日は2番でボギーを先行したが、3番でバーディーを奪い返すと、5番パー5では約12メートルのロングパットを沈めてバーディー。粘り強く耐えていたが、後半は10番、13番、14番でボギーを重ね、最終18番ではダブルボギーを喫した。

それでもホールアウト後の表情には、悲観よりも安堵がにじんでいた。
「本当に難しくて、今日はキャディーさんに助けられたなと思います」と振り返った。「欲が出そうなところを止めてもらえたりとか、フォローの風に負けないようにってアドバイスをもらったり。本当に何度も心が折れそうだったんですけど、助けてもらえたなと思います」と感謝を口にした。
瞬間最大風速14.9メートルを記録したこの日のコンディションでは、「普通に2番手ぐらい変わってます」とクラブ選択も大きく変化。「奥にはいけないので、それが難しい」と風との戦いを明かした。
特に難しかったのは“欲”との駆け引きだったという。
「バーディーが欲しいから、奥ピンだとちょっとでも突っ込みたくなる。でも1個番手を上げたら球が止まらないリスクがある。『5ヤードでも乗ってるほうがいい』『なんなら乗らなくてもいい』くらいの感じでした」
「77がイーブンパー」の覚悟

この日のラウンド前、キャディーからは「今日は77がイーブンパーだと思ったほうがいいよ」と声を掛けられていたという。
「それでちょっと気が楽になった。最後ダブルボギー打っちゃいましたけど、76だったので(笑)」
過酷なセッティングの中でも、堀は「どれだけ我慢できるか、心が折れずに、いい意味で開き直れるかが勝負」と冷静だった。
今大会で話題となっている“史上最短設定”の15番パー3では、50度で放ったティーショットをピンそばにつけた。「今日唯一と言っていいくらい、あれだけ良かった」と笑顔を見せた。
首位と3打の差はあるが、「何があっても18番のカップインまでは諦めない」と力強く語った堀。“我慢比べ”となったメジャーで、逆転への可能性を残して最終日へ向かう。(茨城県つくばみらい市/編集部)
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