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- 「前半がいいと後半は別人のようにボロボロ」というゴルファーあるある! プロが教えてくれたその原因と受け流す方法とは?
前半と後半では別人のようなプレーになる、というのはアマチュアゴルファーならほとんどの人が経験したことがある現象だと思います。そこで、その原因と上手に受け流す対処法について考えてみました。
前半よくても後半はボロボロになることはよくある
ゴルフ好きが集まる飲み屋さんでゴルフ談議をしていたところ、ゴルファーなら誰もが経験したことがある、こんな話題になりました。
「先週コンペに参加したんですけど、前半は40台後半で回ることができて、自分としてはまずまずのスコアでした。『このペースでいけば今日は100が切れそうだな』と思っていたのですが、後半のハーフで痛い目にあいました」
「前半はドライバーショットが軽いスライスで、フェアウェイの右サイドに残る感じだったのが、後半は同じように振っているつもりなのにスライスがキツくなり、右の林に飛び込んでしまうんですよ」
「そうすると2オンが狙えないので、右の林からフェアウェイに出してパー4の3打目でグリーンを狙うことになります。でも、『3オン2パットのボギーで切り抜けたい』と計算すると、だいたいグリーンに乗りませんよね(笑)。4オン2パットのダブルボギーが2ホールくらい続きました」
「その間にドライバーショットを何とか立て直そうと試行錯誤していたのですが、今度は左への引っかけが出始めました。そうなると、もうどっちを向いて、どっちに振り抜いたらいいか分からなくなります」

「結局、後半はフェアウェイに一度も飛ばず、アイアンとアプローチもおかしくなり、4オン、5オンのオンパレードです。パーが取れないどころかボギーもほとんど取れず、60台後半まで崩れました。前半と後半でこんなにスコアが悪くなったのは久しぶりです」
「不思議なのは、前半のスコアがまずまずだったので、後半もいいスコアで回れるようにランチタイムのビールを自重しているんです。それなのに後半に入った途端、別人みたいにショットが曲がり始めるのって、なんでですかね?」
スコアを意識すると普段どおりのショットが打てない
筆者も同じような経験を何度もしていますから、納得できない気持ちはよく分かります。自分では前半と同じスイングをしているつもりなのに、ショットが急に暴れ出します。
コースでラウンドレッスンを受けているときにも同様の現象が起こったことがあり、プロに原因を聞いてみました。すると、そのプロはスイングの問題ではなく、フィジカルやメンタルの問題が大きいのではないかと指摘しました。
「私が見る限り、後半になってスイングが乱れたようには感じません。ただ、クラブを上げる際に前半よりも力が少し入っているように感じます。昼食を食べたので、体が回りづらくなっているのかもしれません」
「それと、前半はミスショットの原因を確認し、ショットを修正することに意識を集中していましたが、後半は実践形式でショットの方向性とスコアの良し悪しを意識するようになりましたから、『いいショットを打ちたい』『いいスコアで上がりたい』という気持ちが自分にプレッシャーをかけている可能性があります」
プロでも前半と後半でショットの調子が変わることがあるそうです。それは多くの場合、スイングの乱れというよりも心理状況の変化が原因ではないかと語っていました。
今回のケースでいうと、前半まずまずのスコアで回れたことにより、「後半も同じ調子で回りたい」という欲が出て動きが固くなります。でも本人はそのことに気づいていませんから、前半と同じようにクラブを振っているつもりなのに、前半と同じショットが出ないことに首をかしげます。
このような現象に対するプロのアドバイスはシンプルで、「18ホールずっと同じ調子で回れると思わないほうがいいですよ」とのこと。調子が変わるのは前半と後半の折り返しだけでなく、1ホールごと、1打ごとに変わります。ショットの結果に一喜一憂せず、目の前の1打に集中することが調子の浮き沈みをうまく受け流すコツのようです。
保井友秀(やすい・ともひで)
1974年生まれ。出版社勤務、ゴルフ雑誌編集部勤務を経て、2015年にフリーライターとしての活動を開始。2015年から2018年までPGAツアー日本語版サイトの原稿執筆および編集を担当。現在はゴルフ雑誌やウェブサイトなどで記事を執筆している。
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