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- 「キャディーさんが怖い」と若者ゴルファーがボヤき… セルフ全盛だからこそ考えたい「キャディー付きプレー」の価値と実情
キャディー付きプレーを原則として営業しているゴルフ場は、まだまだ数多く存在します。そんなゴルフ場の中には、ビジターに対して風当たりがきついキャディーさんがいるのも事実です。
キャディー付きプレーで怒られてばかりの人がいる
近年はセルフプレーがすっかり主流になりましたが、今でもキャディー付きプレーを中心に営業を行なっているゴルフ場があります。
該当するのは高齢のメンバーさんが多く、客単価が比較的高いゴルフ場ですが、そのようなコースに行き慣れていないゴルファーは、普段より高額なプレー代を支払っているにもかかわらず、キャディーさんの対応が厳しくて不快な思いをするケースもあるようです。先日知り合ったゴルファーからこんな話を聞きました。
「この前ひさしぶりにキャディー付きプレーのゴルフ場に行ったら、キャディーさんがめちゃめちゃ厳しくてビックリしました」
「スタートホールでティーショットを打つとき、『このホールはフェアウェイの右サイド狙いです』とアドバイスされたので、右サイドを狙ったのですが、引っかけて左に飛んじゃったんですよ。そうしたら『左サイドだと木が邪魔になるのでグリーンが狙えません』と文句をいわれました」
「でも、こっちは別にプロじゃないから、狙ったところに打てるわけないじゃないですか。木が邪魔でグリーンが狙えないなら、セカンドを刻んで3打目で狙えばいいだけの話です。その時点でイラッとしたので、次のホールからキャディーさんのアドバイスを聞き流していました」

「被害を受けたのは一緒に回っていたうちの会社の若い連中です。ティーショットを打つたびに『そっちじゃない』『あっちじゃない』とブーブーいわれ、『こんな難しいドライバーを使っているから真っすぐ飛ばないんですよ』『買い替えたほうがいいですね』とボロクソでしたよ。『二度と行きたくない』と嘆いていました(笑)」
「確かにうちの連中はヘタですが、一応、客ですから、そこまでいわれる筋合いはありませんよね。アドバイスどおりに打てないからって、あんなに厳しくされたら『キャディー付きは面倒くさい』『セルフのほうが気楽』と若い人たちがますます離れちゃいますよ」
キャディーさんに当たり外れがあるのは事実
全国のキャディーさんの名誉にかけてフォローしておきますが、こんなに厳しい人ばかりではありません。優しくて親切なキャディーさんもたくさんいます。しかし残念なことに、ゴルフがあまり上手ではない人に厳しく接するキャディーさんがいるのは事実です。
今でもキャディー付き営業にこだわっているゴルフ場は、他のゴルフ場に比べてメンバーの来場比率が高く、メンバー優先で運営しています。したがってメンバーさんには優しく接し、ビジターには厳しく接する傾向があります。
それとキャディーさんの接客が優しくなるか、厳しくなるかは、ゴルファーのプレースタイルにもよります。キャディーさんの仕事は来場者のスムーズなプレーをサポートすることですから、スムーズではないプレーを選択するゴルファーには厳しくなります。
たとえばティーショットでリスクの高い林越えのショートカットを狙う人、林越えなんて全然無理で林の中に打ち込む人、パー5で成功する可能性が低い2オンを狙うためグリーンが空くまで待つ人、散々待った挙げ句に“待ちチョロ”する人は、口を聞いてもらえなくなります。
キャディーさんの仕事の評価はお客さんがバーディーを取ったり、イーグルを取ったりすることで高まるわけではありません。前の組と適切な間隔を保ってスムーズに進行することが評価されます。そのペースを乱すゴルファーはキャディーさんにとって忌まわしい存在になります。
逆にいうと、ゴルフがヘタでもプレーがスムーズであれば嫌われません。ティーショットを林に打ち込んだとき、低く打つクラブと高く上げるクラブと距離を出すクラブを持ち、林から脱出した後にグリーンを狙うショットまでイメージして準備できる人はキャディーさんから好かれます。でも、そういうプレーができるならキャディー付きを選択する必要がないのでは、とも思います。
筆者が初心者のころ(2000年前後)はまだキャディーつきプレーが主流でしたから、スコアが130~140の時代からゴルフ場のマナーを手取り足取り教えてもらいました。今は正しいマナーをちゃんと教わることなくセルフプレーでコースデビューし、キャディー付きのゴルフ場に行くと“コイツ、分かってないな”と白い目で見られる悪循環が生じています。
本来はキャディーさんがゴルファーに正しいマナーを教え、そのマナーがセルフプレーのゴルフ場にも普及するのが理想ですが、そのような流れを作るにはさまざまなハードルがあるのが実情です。
保井友秀(やすい・ともひで)
1974年生まれ。出版社勤務、ゴルフ雑誌編集部勤務を経て、2015年にフリーライターとしての活動を開始。2015年から2018年までPGAツアー日本語版サイトの原稿執筆および編集を担当。現在はゴルフ雑誌やウェブサイトなどで記事を執筆している。
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