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- Gクラスでもレンジローバーでもない選択肢 レクサス「LX」がゴルファーに選ばれる理由を探った
海外のエグゼクティブSUVと肩を並べる日本発のフラッグシップSUVであるレクサス「LX」。全長5メートル超という巨大な高級SUVのゴルフユーティリティーをチェックした。
電動化で洗練したレクサスLXの走り
レクサスLXは、海外のエグゼクティブSUVと肩を並べる日本発のフラッグシップSUV。フラッグシップモデルのLX700hは、最新のV6ターボエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせることで、従来の重厚感ある走りに上質な静けさと俊敏なレスポンスを加えたのが最大の特徴だ。
システム全体で最高出力300kW(408ps)と最大トルク650Nmを備え、巡航領域からでも余裕ある加速を見せる。
ボディーサイズはプラットフォームを共用するトヨタ・ランドクルーザー300(以下ランクル300)同等で、正直、街中では持て余すほどの大きさ。重量も2.7トンを超えるヘビー級だが、ハイブリッド化によって効果的にモーターアシストが効くため、意外にも走りは軽快だ。

ゴルフ場へのロングドライブを想定すると、静粛性や余裕あるトルクは明確なアドバンテージとなり、長距離移動をより快適な時間に変えてくれる。静粛性は特筆すべきポイントで、後席に座るゴルフ仲間が増えても、声量を上げることなく会話が成立する。
ランクル300と比べると、走りのキャラクターは明確に異なる。ランクル300は悪路でのタフさを優先したセッティングで、路面状況が悪い山道や未舗装路での安心感が際立つ一方、レクサスLXはそのタフさをベースに、ダンパー制御や遮音・振動対策を入念に積み重ね、舗装路の長距離移動での快適性を格段にアップさせている。
後席快適性と積載性に強みあり
室内はレクサスらしい高品質な素材と緻密な造り込みが際立つ。インテリアは素材から装備までランクル300とは明確に差別化され、上質感とくつろぎを求めるゴルファー向きの仕立てとなっている。
セミアニリン本革にシートベンチレーション、助手席にはオットマン機能まで備え、移動中の疲労を大幅に軽減してくれる。ランクル300と室内空間は同等だが、インテリアの演出やタッチポイントの上質さではレクサスLXが一段上だ。
荷室は3列目を床下格納すればフラットなスペースとなり、キャディーバッグは横置き4本の積載性を確認できた。バックドアは電動開閉で荷物の積み下ろしを容易にしている。このあたりはランクル300と同様の実用性を維持しながら、シートアレンジと装備面での使い勝手を磨いた印象だ。

ライバルはメルセデス・ベンツGクラスやレンジローバーの欧州勢だろう。
レクサスLXは、ロングツーリングでの快適性と悪路性能を両立させた“総合力型”のエグゼクティブSUVである。その点で両車とはアプローチが明確に異なる。
Gクラスは存在そのものがブランド価値として機能する“アイコン型”のSUVである。快適性や積載性といった合理的な基準だけでは評価しにくいクルマだ。一方、レンジローバーは都市的なラグジュアリーSUVで、どちらかといえば快適性や静粛性に重きを置いている。正直このくらいのクラスになれば、どのクルマも満足度は高いに決まっているが、あえて比べればレクサスLX=総合力、レンジ=快適性、Gクラス=象徴性、こんな性格付けになりそうだ。
レクサスLXは、悪路性能はそのままに、ロングツーリングでの静けさと快適性を高めた「移動の質」を重視したSUVであり、ゴルフ旅の上質さにこだわるユーザーにフィットするスマートな選択肢といえる。
レクサスLX 主要諸元(LX700h OVERTRAIL+)
◆全長×全幅×全高:5100×1990×1885ミリ◆車両重量:2710キロ◆エンジン形式:3.5リッターV型6気筒ターボ◆最高出力:300kW(408ps)◆最大トルク:650Nm(66.3kgf・m)◆モーター形式:交流同期電動機◆モーター最高出力:40kW(54ps)◆モーター最大トルク:290N・m(29.5kgf・m)◆WLTCモード:9.3キロ/リッター◆定員:5人◆車両価格:1590万円(税込み)
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