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- ゴルフ場で「クマ」に遭遇したら? 冬でも増える目撃情報… “命を守るために”ゴルファーが知っておくべきこととは
通常であればクマが冬眠に入る時期ですが、クマに関するニュースが後を絶ちません。本来であれば雪の中で眠りについているはずの季節にもかかわらず、野生のクマは活動を続けていますが、ゴルフ場はどのようなクマ対策をとっているのでしょうか。
「背中を向けて逃げない」「大声で騒がない」ことが重要
本来クマは冬眠をしているはずの冬ですが、近年は暖冬の影響やエサ不足により、冬でも活動を続ける個体の存在が報告されています。
実際、2025年から26年にかけてクマによる被害は全国各地で発生しており、山間部のみならず人里に近い場所でも目撃されています。
群馬県では、施設の屋外トイレを利用していた人がクマに襲われるという痛ましい事件も発生しました。25年12月末や26年1月上旬には、新潟県で「冬眠しないクマ」の目撃情報が報告されています。

このようなニュースが世間を騒がせる中で、ゴルフ場側はどのような安全対策を講じているのでしょうか。関東近郊のあるゴルフ場では、以下のような対応をとっているといいます。
「確かに昨今はクマ被害が頻繁に発生しており、お客様の中にも不安を感じている方は目立ちます。 しかし実際問題として、ゴルフ場でクマが出没する事態は滅多に起こりません」
「ゴルフ場は周囲に強固なフェンスを張り巡らせているため、シカのように柵を飛び越えてくる動物は別ですが、クマを目撃する機会は珍しいです」
「実際に、今年もクマに関するニュースを多く耳にしますが、現在まで私たちが管理するゴルフ場でクマが出た事実はありませんでした」
「万が一、敷地内でクマが確認された場合には、全コースでプレーを即座に中断するようにしています。そのほかの対策については、完全なクマ専用のマニュアルが存在するわけではありません」
「クマ対策としては、世間一般でいわれている『背中を向けて逃げない』『大声で騒がない』ことが重要であり、お客様が遭遇した際もこの二点を守るように呼びかけています」
また、ある大手ゴルフ場運営グループの広報担当者は、コースでのクマ対策について次のように話します。
「当社およびグループゴルフ場では、マニュアルを制定し、クマへの警戒体制を強化しています」
「ゴルフ場の近隣で目撃情報があった際は、自治体および警察への通報に加え、『ゴルフ場内および館内での注意喚起掲示』や『ホームページでの注意事項や緊急情報の掲載』といった情報発信を速やかに行い、お客様および従業員の安全確保につとめております」
このようにゴルフ場では、クマと遭遇した時は世間一般の基本的な対策や、自治体や警察への通報に加え、ゴルファーや従業員の安全確保も速やかに行うとのことです。
ゴルファー自身が準備できる自衛策は?
ゴルフ場が講じる安全策に加え、ゴルファー自身が意識できるクマ対策もいくつか存在します。たとえば、クマの活動が活発になる時間帯を可能な限り避けるという選択肢があります。
東京都環境局の公式サイトによると、一般的にクマは日の出前後の早朝や、日没に近い夕暮れの時間帯に積極的に行動する習性を持っているといいます。
そのため早朝のスループレーや日没間際の最終ホール付近では、周囲の状況に対して通常よりも高い警戒心を持つことが重要です。
また、アウトドア用品の販売を行うモンベルの公式サイトによると、クマ鈴を複数携帯し、自分の存在を周囲に知らせるための装備を整えることも、有効な自衛手段の一つとなるといいます。
そのほか、緊急時用のクマ撃退スプレーを携帯するなど、クマ対策にはいくつかの道具が有効とされています。
さらに、プレーするゴルフ場の周辺地域で、過去にクマの出没情報がなかったかを確認する姿勢も大切です。
くわえて、一人よりも複数人で行動することで、クマが人間の気配を感じて警戒心を高めるため、クマと遭遇するリスクを減らすことができます。
このように、ゴルフ場側の管理体制にすべてを委ねるのではなく、自らの身を守るための知識と準備を備えておくことも重要といえるでしょう。
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