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- ラリードライバー気分でゴルフ場へGO! トヨタ「GRヤリス」はスパルタンだけどゴルフ利用も問題なし
トヨタGRヤリスは、WRC(世界ラリー選手権)参戦のためのホモロゲーション取得を目的に誕生した特異なモデル。そんなスパルタンなスポーツカーをゴルファー目線でチェックした。
ゴルフ場までの運転でテンションMAX
トヨタGRヤリスは、WRC(世界ラリー選手権)参戦のためのホモロゲーション取得を目的に誕生した特異なモデルだ。トヨタのスポーツブランドであるGAZOO Racing(GR)から生まれた、勝つためのクルマといっていいだろう。
ホモロゲーションとは、一定数の市販車を生産することで競技規定を満たす認証制度のこと。つまり、GRヤリスはWRC参戦ありきで開発された市販車ということになる。ちなみに、WRCにおいてホモロゲーションを取得するには、ベースとなるモデルが連続した12カ月間に2万5000台以上生産されることが必須だという。
ヤリスの名を冠してはいるものの、その成り立ちは従来のヤリスとは別物といっていいほど違いがある。3ドア化された専用ボディ、アルミやCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を多用した軽量構造、高い冷却・放熱効果を得るために大きく開けたフロントバンパーなど、見た目のインパクトだって強烈だ。

GRヤリスのパフォーマンスを支えるパワーユニットは1.6リッター直列3気筒インタークーラーターボで、最高出力300ps、最大トルク40kgf-m超えの圧倒的なパフォーマンスを誇る。低回転から立ち上がる分厚いトルクとレスポンスは今回試乗したATモデルでも存分に味わうことができた。
駆動方式はGR-FOUR(アクティブトルクスプリット4WDシステム)で、前後トルク配分を走行モードに応じて最適化。コーナーで鼻先がスッと入る軽快さと、立ち上がりでの圧倒的なトラクションを両立する。ゴルフ場までのワインディングは、ATの賢い変速プログラムのおかげもあって、ラリードライバーになったかのような気分に浸れるはずだ。
走りだけじゃないゴルファー目線の実用性
GRヤリスは室内もさぞやスパルタンだろうと思いきや、日常ユースの使いやすさもしっかり考えられている。
シートはホールド性を重視しながらクッション性が確保され、高速道路でゴルフ場へ向かう移動でも快適性を犠牲にしない。低く座らせるドライビングポジションではあるが、ペダル配置が自然で、長距離移動でも体への負担を軽減している。
ただし、サスペンションのセッティングは市販車としてはかなりハードなので、路面の状況をドライバーに正確に伝えるダイレクトな乗り心地は覚悟しておいてほしい。

室内スペースの広さに関していえば、走り最優先の3ドア車として割り切りが感じられる部分もある。前席はともかく後席スペースと荷室はミニマムだ。ただし、キャディーバッグの積載についていえば、1~2人でのラウンドであれば後席スペースを荷室として活用して積載性を確保できる構成だ。「ゴルフに行けない」ほどには振り切っていない点は評価すべきだろう。
GRヤリスは、全てのゴルファーにとって“万能”ではないかもしれない。しかし、スポーティーな走りそのものを楽しみたい人、ゴルフとクルマのどちらも妥協したくない人にとっては唯一無二の存在だ。道具やテクニックにとことんこだわるストイックなゴルファー向きの1台といえそうだ。
欧州製コンパクトホットハッチの輸入車ライバル――アウディS1スポーツバック、アバルト695/595、MINIクーパーS/JCWとの立ち位置の違いは明確だ。彼らが、速くて楽しい“市販車”であるのに対し、GRヤリスは競技起点で作られたいわば合法的な“レースカー”だからだ。その思想の違いは、ステアリングを切った瞬間から明確に伝わってくる。
トヨタ GRヤリス(RZ・High Performance)
◆全長×全幅×全高:3995×1805×1455ミリ◆車両重量:1300キロ◆エンジン形式:1.6リッター直列3気筒ターボ◆最高出力:224kW(304ps)◆最大トルク:400N・m(40.8kgf・m)◆WLTCモード燃費:10.8キロ/リッター◆定員:4人◆車両価格:533万円(税込み)
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