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- 「高齢者が遅い」は本当か? スロープレー論争で浮かんだ真の原因とは
スロープレーの原因は初心者か、それとも高齢者か。寄せられたコメントには「一番遅い人で決まる」「準備不足が問題」といった体験談が続出。犯人探しでは見えない、プレーファストの本質に迫ります。
「組の進行速度はその組の一番遅いプレーヤーで決まる」
「プレーファスト」が叫ばれるなか、スロープレーの原因をめぐっては“初心者が悪い”“若い人が遅い”という声が出がちです。本サイト「ゴルフのニュース」が2月27日に配信したコラムニスト木村和久氏の「『プレーファスト』が交通標語になっちゃいませんか? スロープレー撲滅への現実的アプローチ」寄せられたコメントを抜粋して紹介します。
コメントの中には「カートの普及で以前ならプレーできなかった年齢層がラウンドできるようになり、それが渋滞の一因では」と、高齢ゴルファーに目を向ける意見もありました。「カートの乗り降りがやっと」「前の組に置いていかれ、後ろが詰まっているのに気付いていないことが多い」といった体験談です。さらに「たいして汚れていないボールを全ホール、キャディさんに拭いてもらう必要がありますか?」と、プレー姿勢そのものへの疑問も投げかけられました。
しかし、コメント欄で最も共感を集めていたのは別の視点でした。「大事なことは組の進行速度はその組の一番遅いプレーヤーで決まるということです」。この投稿者は続けて「自分が一番遅くなりそうな時は頑張って急ぐ必要があるし、自分以外が遅くなりそうな時はその人の進行が早くなるようにアシストする」と具体策を示します。球を一緒に探す、バンカー均しを代わる――“自分だけ速い”では意味がないというわけです。

クラブ競技中心に回っているという別の投稿者は、「中でも遅い人はいますね。他の人も言ってますが、準備が遅いのが一番」と指摘。そのうえで印象的なのが、「一人85歳の方が同クラスにいて、歩くのは遅いけど準備して早くプレーしてるので遅いと感じたことはないですね(寧ろ早い)」という一文です。年齢より“段取り”。「ある程度前に飛ばせるようになった初心者には、準備の方法を教えてあげると、早くなるしスコアも良くなると思う」という提案もありました。
設備面の工夫を紹介する声もあります。「私のホームコースは途中経過時間がカートナビに表示されます。標準プレー時間を10分以上オーバーすると、ナビがプレーを早くするように音声と表示で催促してきます。しかもクドイ位出てきます。ゴルフ場もナビも努力はしていますよ」。一方で、「マーシャルが出て注意して欲しかったです」と、遅い組に対してより積極的な介入を求める声もあり、現場の温度差がうかがえます。
プレーファストを阻む具体例も赤裸々です。「電動カートの速度が遅い」「打つ前のルーティンや素振りが多い」「打った後、着弾して『いやん、バンカー』などとリアクションして、何ならもう一度振り返りで振ってみて…→打ったら動きながら球の行方を見てほしい」「次使うクラブをどうせ球のもとに行ったら取り出すのだから、片付けはその時に」と細かい“あるある”が並びます。そして【一番大切】として挙げられたのが、「意識の問題。待たせていると思っていないのでは?」という一言でした。
「大叩きする人は打数は多いけどすぐに打つからそれほど時間がかからない」
また、うまい下手がプレーのスピードを決める要素とは限らないという意見もありました。
「大叩きする人のせいじゃないと感じるけどな、大叩きする人は打数は多いけどすぐに打つからそれほど時間がかからない」という意見も印象的です。むしろ「ベテラン勢がスコアにこだわるあまりボールを探す時間が長い」「グリーンなんかも自分の番になってから読み出す」「ホールが終わってもグリーン上でスコアを書く」と、経験者の“こだわり”が遅さにつながるケースを挙げています。
別の投稿でも「他の方が打ってからようやくボールのとこに向かい始めとか、グリーン上でも自分の順番が来る前にライン読みは終わらしとけばいいのにって思います」と準備不足を問題視。「オリンピック(賭け)の額がでかいのかなっていうくらいグリーン上で時間かけてたな」と苦笑交じりの体験談もありました。
海外の例を紹介する声もあります。「東南アジアでゴルフしてますが、谷底や池などのボールロストの場合、とてもじゃないけど打てない場所ならキャディからこの辺から3打目ねって言われます」。進行優先のローカルルールが当たり前という報告です。「たぶんグリーン上が速くスマートに出来たら進行は早いんじゃない。競技は別としてオーケーとかどこまでラフに出来るかだね」という現実的な提案もありました。
「これって最近特に話題にされているけど、渋滞って昔からあったしね。初心者や下手な人を出禁にするわけにもいかないし、プレーヤー側からしたら詰め込んで欲しくは無いけど、ゴルフ場側からしたら詰め込みたい気持ちもよくわかる」と冷静に全体像を見つめる意見もあります。結局は「プレーヤーの意識の問題を高めるしかない」という結論に行き着く声が多いのも事実です。
コメント欄が示しているのは、単純な世代論やゴルフの腕前の良しあしでは片付かない現実です。「プレーファスト」は誰かを責めるための標語ではなく、「自分はどうか」と立ち止まるための言葉なのかもしれません。
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