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- 自社サイトの“安さ”か大手予約サイトの“便利さ”か!? ゴルフ場予約の最適解とは?
ゴルフ場予約はインターネット経由が主流となってきているが、最近はゴルフ場が「自社サイト予約」を優遇する動きが広がっている。利便性とコストの間で揺れる、予約システムの変化について関係者に話を聞いた。
予約の際に「自社サイト」の利用を促すゴルフ場が増えている
ゴルフ場の予約方法は、この20年ほどで大きく変わりました。かつては電話での予約が主流で、常連客がフロントに電話をかけてプレー日を押さえるという光景が一般的でした。
しかしパソコンやスマートフォンが普及した現在では、インターネット予約が主流になりつつあります。楽天GORA(ゴーラ)やGDO(ゴルフダイジェストオンライン)などのゴルフ場予約サイトを使えば、全国のコースを検索し、そのまま予約することができます。料金と空き状況がひと目で分かるため、多くのゴルファーが日常的に利用しています。
こうした予約サイトは、利用者にとって大きなメリットがあります。最大の利点は、複数のゴルフ場を一度に比較できることです。地域や料金、プレースタイルなどの条件を入力すれば、条件に合うコースが一覧で表示されます。さらに、サイトによってはポイント制度があり、利用するたびにポイントが貯まり、次回のプレー料金に充てることもできます。ゴルファーにとっては便利で分かりやすい仕組みです。

一方で、ゴルフ場の公式サイトから予約する方法もあります。いわゆる「自社ウェブ」からの予約です。大手ゴルフ場グループのアコーディア・ゴルフとパシフィックゴルフマネージメント(PGM)は、今年に入ってから公式サイト予約が最も安くなる料金体系を導入しました。平日は500円、土日祝は1000円お得になり、公式サイトからの直接予約を促す「ジカドリ」という取り組みを進めています。
ゴルフ場関係者によると、自社ウェブ予約の最大のメリットは料金だといいます。いわゆる「ベストレート」の考え方で、多くのゴルフ場は自社ウェブから予約するのが最も安い料金になるように設定しています。
ただし、自社ウェブには弱点があります。それは、ゴルフ場ごと(グループごと)にアカウントを作る必要があることです。
「自社ウェブだと、一つのゴルフ場のアカウントしかないので、別のコースを予約する場合は、それぞれアカウントを作らなきゃいけないんですよ。予約サイトだと、一つのアカウントで、全国の約2000コースが予約できますからね」
ゴルファーにとっては、慣れたサイトから簡単に予約できる利便性は大きな魅力です。最安値を探すには時間と手間がかかるため、料金が多少違っても、使い慣れた予約サイトをそのまま利用する人も少なくありません。
ゴルフ場は予約サイトに支払う手数料負担を減らしたい
ただし、ゴルフ場は予約サイトから送客があった場合、その予約に対して手数料を支払っています。
「以前は電話予約が主流でしたから、予約サイトに支払う手数料はそれほど大きな金額ではありませんでした。しかし今はネット予約が5割を超える勢いで増えていますから、手数料の金額もバカになりません」
一般的には、プレー料金の10%程度が手数料として設定されているようです。プレー料金が1万円であれば、約1000円が手数料になります。この金額が積み重なり、年間ではかなり大きな負担になります。こうした背景から、ゴルフ場側は自社ウェブからの予約を増やしたいと考えています。
最近では、ある予約サイトの規約変更によって、ゴルフ場が発行する優待券や割引券が利用できなくなるケースも出てくるようです。
「ゴルフ場はお客様へのサービスとして優待券や割引券を発行することがありますが、そのチケットを使うときも、お客様は予約サイトを利用されます。そうするとゴルフ場は、予約サイトに手数料を支払って、さらに優待料金を適用するわけにはいきませんから、その予約を取り消します」
「予約サイトはその行為を嫌がります。でも、こちらとしては自社で発行した優待券を『使えません』ということはできません。『だったら最初からウチで予約しないでくれ』というわけです」
予約サイトはゴルフ場にとって便利な営業ツールでしたが、その比重が増えるにつれ、新たな問題が発生しているようです。自社ウェブと予約サイト、それぞれの役割は、これから少しずつ変わっていくのかもしれません。
保井友秀(やすい・ともひで)
1974年生まれ。出版社勤務、ゴルフ雑誌編集部勤務を経て、2015年にフリーライターとしての活動を開始。2015年から2018年までPGAツアー日本語版サイトの原稿執筆および編集を担当。現在はゴルフ雑誌やウェブサイトなどで記事を執筆している。
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