- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフライフ
- なぜ100が切れない? 上達が早い人ほど知っている“ミスとの向き合い方”
「練習しているのにスコアが伸びない」「何年やっても100が切れない」――そんな悩みの原因は技術ではなく、ミスへの向き合い方にあるかもしれません。上達する人との違いを探りました。
練習場でも完璧を求めがち
アベレージゴルファーの中には、「練習しているわりに、コースで結果が出ない」「センスが無い気がする……」などと、半ば上達を諦めている人もいるかもしれません。とはいえ、「練習への取り組み方」と「コースでの考え方」を見直せば、一気に上達への道が開ける可能性があります。
今回は、ブリヂストンゴルフアカデミーでインストラクターを務める渡辺由香さんに、何年やっても100前後を行き来する人と、80台で回ることが当たり前になっている人の違いを聞きました。

「両者で大きく異なるのは、ミスに対する考え方だと思います。上達が遅い人は、ミスを悪いこと、あるいは恥ずかしいことだと考え、ミスが許される練習場であっても完璧を求めがちです。そのため、スイング改良に取り組んでいても、練習の目的がいつの間にか“いい球”を打つことにすり替わっています」
「今までにない新しい動きを取り入れる際は、体がその動きに慣れていないため、うまく当たらないのも当然です。その時に、この動きは自分に合っていないとすぐに判断して、また別の方法を試してみたりしますが、そうなると何も定着していきません」
「少なくとも3回ほどは同じ課題に取り組めば、新しい動きが体になじんできて、自然とボールをうまく捉えられるようになると思います」
「一方、上達が早い人は、1つのことをできるまでやり続ける粘り強さがあります。また、いい球を打つことではなく、“いい感覚”を自分の体になじませることにフォーカスしているので、一歩ずつ確実に上達していくことができるのです」
筆者の例で言うと、以前までは気持ちよく当たらない「左手の片手打ち」を避けていて、「こんなのできなくたって上達できる」と思っていました。とはいえ、上達が頭打ちになっていると感じた半年ほど前から続けてみると、スイングの感覚が明らかに変わり、今ではやらないと気持ちが悪い“鉄板メニュー”になっています。
上級者はミスを前提にプレーする “次の一打”を考える習慣
ミスへの考え方の違いは、本番のコースでも如実に表れてくるようです。渡辺さんは次のように話します。
「ゴルフにミスはつきものなので、上級者であってもミスを前提にラウンドへ臨んでいます。そのため、仮にミスが出ても慌てず騒がず、次のショットをどのように打つか、瞬時に頭を切り替えられるのです」
「上達が早い人やコースで結果を出せる人は、このあたりを理解しているので、林から出す低いショットなどのトラブルショットも普段から練習しますし、傾斜地から打つショットの研究にも余念がありません」
「一方、上達が遅い人やコースで結果が出ない人は、腕前とは裏腹に完璧を求めがちで、一度のミスで必要以上に動揺してしまいます。また、成功する確率が低いギャンブルショットにも果敢に挑んでしまうため、ミスにミスを重ねて大叩きしたり、そこからガタガタと崩れていくこともあるでしょう」
「ミスに対する受け止め方や、その後の対応こそが、コースで結果を出せる人と出せない人の違いと言えるかもしれません」
渡辺さんは加えて、「上級者や上達が早い人は例外なく、生活の“近く”にゴルフがあります。たとえば1日10分でもパターを練習すれば、驚くほどスコアが改善されるはず。ちなみにYouTubeなどのゴルフ動画は“薬にも毒にもなる”ので、スイングに悩みや疑問があるのなら、やはりレッスンなどで直接スイングを見てもらった方がベターでしょう」と話します。
普段の練習では課題に取り組み続ける「粘り強さ」、ラウンドでは「ミスを許容する心」を持つことができれば、ベストスコア更新に近づけるはずです。
文/のぐち まさひろ
ゴルフとサウナと愛犬のチョコをこよなく愛するライター&ディレクター。20年ほど従事したクルマ系メディアの編集者からフリーランスになり、これから何をしていこうかいろいろと妄想中。SAJスキー検定1級/国内A級ライセンス/小型船舶2級/サウナスパ健康アドバイザー所持。ホームコースは「南総カントリークラブ」で、直近1年間のハンデ推移は「7.7」→「8.6」→「7.1」→「5.6」。
最新の記事
pick up
ranking











