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- ゴルファーが注目?ゴルフ場での“ワーケーション”の魅力とは
コロナ禍でにわかに脚光を浴びている「ワーケーション」。ゴルフ場も、その舞台として注目されています。ゴルファーにとって夢のようなワークスタイルになり得る、ゴルフ場でのワーケーションの実態を探ります。
ゴルフ場での“ワ―ケーション”のすすめ
新型コロナウイルス感染症の流行により、私たちのライフスタイルは大きく変わりました。「ソーシャルディスタンス」に「テレワーク」、「ニューノーマル」など社会の変容を示す多くのワードが一般化したことにも、それは現れています。
「ワーケーション」もまた、この1年で急速に社会に浸透した単語の一つです。ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を組み合わせた造語で、観光地やリゾート地で働きながら休暇をとるスタイルのこと。ワーケーションに必要なのは、快適なインターネット環境と、ある程度の長期滞在が可能な宿泊施設。
それに、仕事以外の時間を有意義に過ごせるプラスアルファがあればいうことはありません。これらの条件に、ゴルフ場はピタリと当てはまります。
「昨春の緊急事態宣言発出後、県外のお客さまからの予約はキャンセルが続き、県内からのお客さまも通常時の5割ほどに減りました。また、県内のお客さまは基本的に日帰りですから、併設の宿泊施設は遊んでいる状態でした。なんとかこれを有効活用し、新しい売り上げの柱にできないかと考えていたときに、ワーケーションの実証実験をしてみないかとお声がけいただいたんです」と言うのは、長野県佐久市にあるサニーカントリークラブの広報・営業を担当する髙野進一郎さん。
日本プロゴルフ協会と関係が深い矢野経済研究所とタッグを組み、ゴルフ業界から参加者を募って2泊3日の実証実験を3回行ったのが2020年の秋。参加者から得たフィードバックをもとに、ゴルフ場がクローズする冬場に施設を改修し、2021年の春から一般客の受け入れを開始しました。
「まだワーケーションプランご利用者は数十名ですが、概ね好意的な評価をいただいています。利用者のSNSや口コミで評判が広まっているようで、お問い合わせ数は日に日に多くなっている状態。これから首都圏が暑くなる時期には、ますます多くの方にご利用いただけそうだという手応えを感じています」(髙野さん)
ゴルフの合間に仕事?仕事の合間にゴルフ?
標高1100mに位置するサニーカントリークラブは、首都圏との気温差は約10℃。ワーケーション滞在中は、併設する「サニーCCゴルフレンジ」を無料で利用できます。
こちらには300ヤードのドライビングレンジのほか、アプローチ、バンカー、パッティングなどの練習エリアがあるだけでなく、6ホール(1852ヤード・パー23)の本格的なプラクティスホールまで用意されています。
朝イチでプラクティスホールをラウンドし、朝食を食べたらひと仕事。宿泊部屋だけでなく、クラブハウスにも無料Wi-Fiを完備しているので、例えばコースを望むテラス席で優雅にリモート会議なんてことも可能です。
しかも食事は3食付き。ゴルフ場のレストランに種類豊富なメニューが用意されています。夕方に今度はアプローチの練習をしたら、ゴルフ場の大浴場でひと汗流す。平日限定ながら、これだけ充実したプランを2泊3日22,000円から提供しているというのですから、話題になるのも当然でしょう。
快適な環境でバリバリ仕事をすることで生産性も上がり、ついでにゴルフの腕まで上げられるゴルフ場でのワーケーション。全国でも独自のプランを打ち出すゴルフ場が増えています。
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