ラゲッジの広さは気にしない!? ゴルファーがクルマを選ぶときのポイントとは?

いつかは自分のクルマでゴルフ場へと足を運んでみたい若いゴルファーも多いかもしれませんが、実際にはクルマを選ぶ際には頭を悩ませてしまうものです。ゴルファーは、どんな視点でクルマを選ぶべきなのでしょうか?

ゴルフバッグを積むためには、大きなクルマでなければならない?

 大きなゴルフバッグとともに、地方にあることの多いゴルフ場へ行くためには、クルマが最も現実的な選択肢となります。そのため、ゴルフとクルマは切っても切れない関係にあると言えます。

現在発売されているほとんどの車にキャディバッグを積載することは可能 写真:shutterstock

 若いゴルファーの場合は、上司や友人のクルマに乗せてもらったり、レンタカーやカーシェアリングを利用したりすることが多いかもしれません。

 しかし、ゴルフに行く回数が増えれば増えるほど、自分のクルマが欲しくなってくるものです。

 ただ、日本は世界でも最も多くのクルマが買える国のひとつです。国産車と輸入車を合わせると20以上のブランドから、様々なボディータイプのクルマを選ぶことができます。

 グレードの違いや、ボディーカラーやオプションなどの仕様の違いも含めると、選択肢は無限大に近くなります。

 だからこそ、選ぶ時間も楽しみのひとつと言えますが、ゴルファーならどんな視点でクルマを選ぶべきなのでしょうか?

 まず、多くのゴルファーが最初に意識するのは、ラゲッジルームの広さかもしれません。ゴルフバッグという「大モノ」を積むには、比較的大きめのラゲッジルームが必要になるからです。

 その点で言えば、ボディーサイズの大きいSUVやミニバンなどが適しているように思います。ただ、現在日本で販売されているクルマで、ゴルフバッグを物理的に積めないクルマというのはほとんどありません。

 例えば、ボディーサイズが小さいイメージの強い軽自動車であっても、ほとんどのクルマがゴルフバッグは問題なく積むことができます。

 これは、現在販売されているクルマのほとんどは多彩なシートアレンジが可能であり、ラゲッジルームの小さい車種でも、後部座席を倒せば広大な空間をつくることができるためです。

 もちろん、ボディーサイズが大きいクルマのほうが積載力は高いのは当然ですが、そういったクルマでなければゴルフバッグを積めないわけではありません。

 つまり、ラゲッジルームの大きさは、ゴルファーがクルマを選ぶ際には必ずしも重視すべき点ではないということができます。

 むしろ、燃費という面では小さいクルマのほうが有利です。

 ゴルフ場の多くは地方や郊外にあるため、ゴルフ場までの往復移動距離は長くなりがちです。排気量が小さく、車重が小さいクルマのほうが基本的に燃費は良くなるため、軽自動車やコンパクトカーは大きなメリットがあります。

 仮に、片道50キロのゴルフ場に月2回通った場合、実燃費が10キロ/リッターのクルマでガソリン価格が160円/リッターと仮定すると、1年間のガソリン代は3万8400円となります。一方、実燃費が20キロ/リッターのクルマであれば、その半分の1万9200円で済む計算となります。

 ゴルフは、クラブやウエア、プレー料金など比較的お金のかかりやすいスポーツでもあります。かといって安いクラブやウエアばかりを使ったり、料金重視でゴルフ場を選んだりするのもゴルファーにとっては本末転倒です。

 また、かつては、軽自動車やコンパクトカーでは高速走行に不安があるという意見も多くありましたが、現在ではそうしたデメリットはほとんどありません。

 お金に余裕がない若いゴルファーでは、ゴルフそのものを存分に楽しむためには、移動コストをできるだけ下げるためにも、小さめのクルマを選ぶのは良い選択かもしれません。

クルマの格、どこまで気にするべき?

 ここまで説明したように、合理性で言えば、軽自動車やコンパクトカーでもゴルファーにとって大きな不便はありません。逆に言えば、ゴルファーだからといって必ずしも大きなクルマを選ぶ必要はないということになります。

ゴルフ場に行くと多くの高級車が並んでいるのは事実 写真:shutterstock

 一方、ゴルフ場によっては、メルセデス・ベンツやBMW、レクサスといったプレミアムブランドのクルマが多いのも事実であり、そうしたクルマに憧れる人は多いかもしれません。

 こうした高級車は、クルマの基本性能はもちろん、快適装備や安全装備なども充実していることから、ゴルフ場までの移動がより上質になるということは間違いありません。

 ゴルフのスコアを伸ばすためにも、できるだけ快適に移動するという点では、高級車も大きなメリットがあります。

 また、近年ではプレミアムブランドでも比較的安価な車種が充実しており、残価設定ローンなどのファイナンスプランを賢く使えば、20代でも高級車を所有することはそれほど難しくありません。

 高級車でゴルフに行くことに価値を感じるのであれば、それもひとつの選択肢と言えます。

 ただ、どんなゴルフ場であっても、違法改造車などをのぞいて、特定のクルマでの来場が禁止されているということはまずありません。プレミアムブランドの高級車でないからと言って、引け目に感じる必要はまったくありません。

 ゴルフは、スポーツの中でもルールブックに明記されていない「マナー」が多いスポーツと言われています。そのため、クルマを選ぶ際にも知らずしらずのうちの「こうあるべき」という視点をもってしまいがちなものです。

 しかし、軽自動車やコンパクトカーであっても、ゴルフに向かないということはありません。むしろ、様々なスタイルの軽自動車やコンパクトカーが増えてきた昨今では、若い人にとってはおすすめの選択肢とも言えます。

 一方、高級車には高級車の魅力もあります。プレミアムブランドのクルマでゴルフ場に向かうことでテンションが上がる人は決して少なくありません。

 現実的には、クルマはゴルフ以外に利用されるものであるため、トータルのライフスタイルで考える必要がありますが、このように考えると、ゴルファーだからといってクルマの選択肢を狭める必要はまったくないと言えそうです。
 
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 クルマは高い買い物だからこそ悩むものです。ただ、現在販売されているクルマでは、どんなクルマを選んでも、ゴルフにまったく向かないということはまずありません。

 頭を悩ませることもあるかもしれませんが、その時間も楽しみつつ、自分の好みに合ったクルマを選ぶことが、何よりも重要だと言えます。

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