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- 受付やキャディ以外には何があるの?ゴルフ場の「お仕事」を深掘りしてみた
ゴルフ場の運営は多くのスタッフがさまざまな業務をこなすことによって支えられています。では、ゴルフ場ではどんな仕事があり、どんな人が向いているのでしょう?
マネジメントから接客まで業種はさまざま
初めてゴルフ場を訪れると、朝の受付からプレーを終えるまでに、多くのスタッフが関わっていることに気づくでしょう。ゴルフ場では、ゴルファーが快適にラウンドを楽しむため、さまざまな業種のスタッフが仕事に従事しています。
まず、ゴルフ場の責任者に当たるのが「支配人」です。ゴルフ場全体の運営がスムーズに回るよう、全スタッフをマネジメントしています。支配人にはゴルフ場の代表者、顔としての役割もあります。会員制のコースでは、訪れたメンバーへの挨拶やコンペの対応も重要な仕事となっています。
朝のチェックインなどに対応しているのが「受付(フロント)」の仕事です。チェックイン時の手続きやロッカーキーの受け渡しをしたり、チェックアウト時の精算などに対応します。それ以外にも、予約の管理や事務作業を担うこともあるようです。
受付はゴルファーと接する機会が多い業務だけに、ここでのサービス品質はゴルフ場の印象に大きく影響します。それだけにより一層丁寧な接客が求められる業務と言えそうです。
ラウンド中、ゴルファーに同行しサポートする業務が「キャディ」です。クラブの受け渡しやボール探しといったプレーの補助をしつつ、コース攻略のポイントなどをアドバイスしたりもします。コースレイアウトやグリーンの傾斜を熟知するなど、相応のスキルが求められる仕事になっています。
「コース管理」は、天然の芝生が植生されたゴルフ場のコンディションを通年で保つ役割を担っています。グリーン、フェアウェイの刈り込みやラフの調整といった芝生の管理はもちろん、水まきや目土といった保護修繕、バンカーの砂をならすなど、さまざまな業務を行っています。
コースのコンディションや景観はゴルフ場の評価を大きく左右するポイントですので、非常に重要な仕事だと言えるでしょう。
また、日本のゴルフ場では昼食付のプレーが一般的です。そのため、レストランで働く「調理師」や「サービススタッフ」の存在も重要となります。ラウンドを楽しむ上で、おいしい食事の存在は大きく、ゴルフ場によっては、レストランの料理を売りにしている所もあるほどです。
このように、ゴルフ場で働く人にはそれぞれ重要な役割があり、どれも欠かすことのできないものになっています。
ゴルフ場の仕事に向いているのはどんな人?
ゴルフが好きな人の中には、ゴルフ場で働くことに興味がある人もいるかもしれません。では、どんな人がゴルフ場の仕事に向いているのでしょう?
まず、体を動かすことや自然が好きな人がゴルフ場の仕事に向いていると言えます。特にコース管理やキャディといった業務は、屋外で働く時間が長く、自然と触れ合える時間もその分、多くなります。
もちろん、広大なゴルフ場の中で体を動かす仕事は、体力的に大変な面もあります。しかし、自然の中でのびのび働くことができますので、たとえばオフィスにこもりっきりでストレスが溜まるといった悩みとは無縁でしょう。
早起きが得意かどうかも重要なポイントです。ゴルフ場は朝早くから営業するため、スタッフの出勤時間もそれだけ早くなります。そういった生活リズムに順応できるかどうかが大事になるでしょう。ただし、朝が早い分、終業時間も早くなりますので、そこにメリットを感じる人もいるかもしれません。
ゴルフ場のコンサルティングを行う株式会社TPC代表取締役社長の飯島敏郎氏は、ゴルフ場で働くことの魅力について、以下のように話します。
「ゴルフ場での仕事は、ホテルやレストランに比べて、もう一歩深い関係を築けるという楽しさがあります。どんなに偉い人であっても、ゴルフ場に来れば1人のゴルファーであり、そこでは年齢や肩書は関係ありません。ゴルフというコミュニケーションツールを通して、キャッチボールをできるのは大きな魅力魅力です。このようにさまざまな方とコミュニケーションを取る機会が多いゴルフ場の仕事ですので、接客好きな人が向いているでしょう」
スポーツやアウトドアが好きであると同時に、接客を通して人と深く関わりたい人が、ゴルフ場の仕事に向いていると言えそうです。ゴルフ場で働くことに興味がある人は、ラウンドした時などにスタッフの仕事内容に注目してみると良いかもしれません。
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