- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ゴルフの豆知識
- ネットが主流の令和時代でもゴルフ場予約はまだまだ電話が多いって本当!?
大手予約サイトやゴルフ場の自社サイトでプレーの予約を取っている人がほとんどかと思いきや、ゴルフ場によってはいまだに9割が電話予約のところも。そこで、プレーの予約に関して調べてみました。
ネット予約比率9割以上のゴルフ場もあれば1割以下のゴルフ場も
ゴルフ場関係者にゴルフ場予約サイトの手数料の話や自社予約サイトの話を聞いていたところ、ビックリしたことがありました。ゴルフ場の予約方法は今でも電話が主流のところがけっこう多いというのです。
筆者は40代男性ですが、もう10年以上ゴルフ場の予約を電話でしたことはありません。ゴルフ場予約サイトかゴルフ場の自社予約サイトを利用したほうがスムーズですし(ゴルフ場の自社予約サイトは使い勝手が悪いケースもありますが)、予約確定メールが必ず届くので安心です。
プレー日の何日か前にもリマインドメールが届きますから、日にちやスタート時間を間違える心配もありません。
ネット予約がまだ普及していなかった時代は、電話予約で8時35分スタートを取ったつもりが、現地に着いたら8時53分スタートだったなど、ちょっとしたトラブルがときどき起こっていました。
ネット予約を利用するようになってからはそういったトラブルが起こることもなく、スムーズに予約が取れるようになったと喜んでいたのですが、なぜ今でも電話で予約する人が多いのでしょうか?
その理由をゴルフ場関係者に聞いたところ、「ゴルフを始める若い人たちは確かに増えましたが、正直なところ今でもゴルフ場のお客様の過半数は60歳以上の方なのです」という答えが返ってきました。
60歳以上の方にとって、ネット予約は難易度が高くて時間がかかるので、今でも電話で予約するそうです。
その世代でもネット予約を難なく使いこなしている人もいますが、ログインの時点でパスワードを忘れたり、予約したつもりなのにデータが消えてしまったりした経験のある方は、ネット予約に二度と近づかないようです。
「ですからゴルフ場の客層や地域によっても、ネット予約比率は大きく異なります。若い来場者が多いゴルフ場はネット予約比率が9割を超えているところもありますが、年配の来場者が多いゴルフ場は1割にも満たないケースもあると思います」
電話予約だとヒューマンエラーが起こる可能性が高まる
ただ、電話予約だと前述したように予約時間が違っていたり、予約自体が取れていなかったりといったトラブルが発生する可能性が高まります。
「予約の電話が鳴りっぱなしで、スタッフがたくさんのメモを抱えながら『少々お待ちください』といった対応をしているゴルフ場は今でもけっこうあります」
「しかも電話応対しているスタッフはパソコンが使えないので、そのメモをパソコンが使えるスタッフに手渡して入力しているようなケースもあります。そうするとメモの渡し忘れや入力ミスなどのヒューマンエラーが発生します」
ゴルフ場は乗用カートにGPSナビが搭載されていたり、雷レーダーで天候予測と来場者の安全確保に努めたり、最新の設備が導入されているのかと思いきや、意外なところでアナログな気質が残っているようです。
これはゴルフ場の問題ではなくゴルファー側の問題なのかもしれませんが、そのあたりの効率化が進めばプレー料金をもっと安くすることができるのではないかと感じます。
話が少しそれますが、ゴルフ場でプレーしてから1週間後くらいに、自宅に郵送で1~2カ月後の料金案内が届くことがあります。
その郵便物を見て「何人に送っているのだろうか?」「印刷代はいくらかかるのだろうか?」と思うことがあります。今どき料金案内なんてメールで送ればいいのに、これもゴルフ場のアナログな一面です。
もちろん効率化を進めてプレー料金を安くすることだけが顧客満足度を高める方法ではありませんし、ゴルフ場は地域密着産業ですから雇用を確保したいといった事情もあると思います。
ただ、世の中は間違いなくデジタル化にシフトしています。電話予約の応対に時間とお金をかけるよりも、ネット予約比率を高めるために時間とお金をかけたほうが将来的な伸びしろは大きい気がします。
最新の記事
pick up
-
アマチュアが打っても激スピン! フォーティーン「FRZ」を使ってギア好きゴルファー3人がスピン勝負してみた<PR>
-
キヤノンがゴルフを変える! プロゴルファー森田理香子が実践する“撮影機能付きレーザー距離計”「PowerShot GOLF」を徹底解剖<PR>
-
【連載コラム】フィッティングとレッスンの融合でゴルフ上達! フォーティーンの新サービスを人気ゴルフYouTuber 由姫乃せんぱいが体験<PR>
-
【連載コラム】障がい者ゴルフ日本代表 秋山卓哉がフォーティーンを選んだ理由は? 同社が見せる新しい世界とは <PR>
-
「挑戦もまた、ヤマハ伝統の“品質”である」ヤマハRMX VDアイアンに宿る“フロンティア精神”<PR>
ranking