春になると湧いて出る“教え魔”なるべく怒らせずに「間に合ってます」感を出す方法を考えてみた

教え魔は、ゴルファーの間でもたびたび問題になっていますし、特に4月、5月は新しい生活が始まるためか比較的遭遇しやすい時期です。春からゴルフを始めた若者や女性を“教え魔”は手ぐすね引いて待っているかもしれません。

若者や女性は教え魔からサバイブする方法を意識して!

「STOP! 教え魔」

――ボウリング場に貼られていた衝撃的なポスターがツイッターに上がり、タグ付けされて大反響をよんだのは昨春のことでした。草スポーツ界、職場、ママ友グループなど、さまざまな世界に存在する“歓迎されざる教え魔”の心理や撃退法がSNSやテレビのワイドショーなど、いくつものメディアに取り上げられたのです。

「STOP! 教え魔」 写真:AC

 教え魔は、ゴルファーの間でもたびたび問題になっていますし、特に4月、5月は新しい生活が始まるためか比較的遭遇しやすい時期です。春からゴルフを始めた若者や女性を“教え魔”は手ぐすね引いて待っているかもしれません。

 そこで、ゴルフ練習場で突如現れる“通り魔的教え魔”に出くわしたり、職場の上司という逃げたくても逃げられない“蟻地獄的教え魔”に目をつけられたりしたらどう対処したらいいかを改めて考えてみましょう。SNS投稿されたコミュニケーション専門家の意見などを参考に、教え魔の断り方や避け方をまとめてみました。

 まず、ゴルフ練習場で知らない人が、頼んでもいないのにアドバイスをしてきた場合です。

 あるコミュニケーションの専門家は、しつこい教え魔対策として、大きく次の3パターンを挙げています。

1.あえて専門的な質問をしてみる

2.ほかの話題に振り切ってみる

3.丁寧に正直に「大丈夫です」と伝えてみる

 明らかに相手のマナー違反ですから「結構です」と、きっぱり断わってもいいのでしょうが、相手がどういう人かわからない以上トラブルになっては困りますし、何となくイヤな思いをするのも避けたい。それには、3の「丁寧に、正直に」間に合っていることを伝えるのがもっともカドの立たない断り方という気がします。

 実際に多くのゴルファーが試している言い方は、

「他の人に教えてもらっているので大丈夫です」

「申し訳ないのですが、一人で考えながら練習したいので」

「ありがとうございます。でも、ゆっくり打てる時間がないので」

 ポイントは「申し訳ないのですが」とか「ありがとうございます。でも〜」のように、相手の申し出を受け止めたうえで丁寧に断ることです。それなら教え魔は、断られたことを自覚しつつ気分を害することはないでしょう。

 一方的にアドバイスされた(されそうになった)側にしてみれば、見ず知らずの人が、「人に教えるのが好き」「自分はゴルフがうまいし経験もある」と、頼んでもいないのに持論を押しつけてきたら引きますよね。鬱陶しさや腹立たしさを感じるかもしれません。

 ただ、イヤな気分を引きずらないためには、そういう気持ちを表に出さず、定型文として「ありがとうございます。でも他の人に教えてもらっているので大丈夫です」と、さらりと言うように心がけることが大切です。それでも引き下がりそうにない時は、最初の理由以外のことは話さない、目を合わせない、イヤホンを持っている方はイヤホンをつけて曲を聴きながらボールを打ち続けるのも良い策といえそうです。

 もし、しつこくアドバイスしてくるようなら、フロントへ行って打席を替えてもらいましょう。その時も「隣の打席の人がしつこいので注意してください」とか「アドバイスを断ってもらえませんか」など苦情ととられるような強い言い方はしない方が良さそうです。「隣の打席の方がアドバイスしたい方のようなのですが、私は練習に集中したいので打席を変えていただけませんか」くらいで十分伝わると思います。

 ちなみに練習場で教え魔に狙われやすいのは、一人で練習場に来ている女性、初心者、若い方だといわれます。教え魔は「自分のほうがゴルフがうまい。経験もある。ゴルファーとして上であることを認めさせたい。話を聞かせたい。教えてあげたい」など、心の奥底にあるマウント意識を満たせそうな相手に近づくからでしょう。女性や初心者や若い方はできるだけ複数で練習場へ行く、もし一人で行く場合はキョロキョロしない、イヤホンをつける、集中して練習をしているオーラを出すなどを心がけるといいかもしれません。

職場の上司から逃れるには「家族」と「健康上の理由」しかない!

 次に考えてみたいのは、職場の上司という教え魔に目をつけられた(目をつけられそうな)時の対策です。

 上司から「ゴルフは仕事で役に立つからしたほうがいいぞ。ちゃんと教えてあげるから」などと誘われた時、嫌われないように断る代表例を3つご紹介しましょう。

1.「腰を痛めまして、ゴルフはやめたんです」

2.「休日は家族と過ごすと決めているので、すみません」

3.「家族の体調が悪いので、しばらくはゴルフに行けません」

 自分の体調面や家族の世話をしなければならないといった理由を最初に伝えれば、二度と誘われないとはいえませんが、少なくとも当分は誘われることはなさそうです。

「○月○日に○○GCでコンペをするんだけど出てくれない?」と、日時やゴルフ場を指定してお誘いされた場合も、1〜3のように断ることが大切です。その場しのぎの理由を言ってしまうと、ヤブヘビになりかねないので注意しなければなりません。例えば、

「その日は親戚の法事があるので出られません」→「じゃあ来月のコンペにはぜひ出てよ」

「クラブを持っていないのでできません」→「使っていないクラブをあげるよ」

「下手で迷惑をかけたくないからご遠慮します」→「教えてあげるから大丈夫」

 この部下はゴルフが好きだ、行きたいのに遠慮している、などと思われてしまうと後々お誘いがかかり、よけいに断りづらくなっていきます。根負けして一度でも行ってしまうと、その日からゴルフ仲間としてカウントされてしまうでしょう。

 行きたくないのに休日ゴルフに付き合わされることはパワハラと紙一重なのでしょうが、それに気づかない上司が多いのが現実です。「ゴルフにはビジネス上のメリットがある。来月は取引先を誘うから付き合えよ」などと仕事をダシに引っ張り出され、アドバイスを押し付けられたり自慢話や昔話を聞かされたりするのでは、たまりません。そういうストレスを避けたいがために、自分がゴルフ好きであることや最近ゴルフを始めたことを上司や会社に隠している人が増えているそうです。

 アドバイスを聞かされたり押し付けられたりするほうがストレスを溜め込んでしまう現状には、改善の余地がありそうです。ゴルフ練習場打席に備え付けられているテーブルに「アドバイス 間に合ってます」「お声掛けご無用です 全集中!」といった立て札が用意されるようになったら、女性ゴルファーは安心ですね。

 また、上司には「STOP! 教え魔」や「そのアドバイス ゴルハラです!」なんてコピーが効きそうです。いっそTシャツにプリントしてみるのもいいかもしれません。

【画像】手作り感満載だが切迫感はビンビンに伝わる「STOP!教え魔」ポスターを見る

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