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- 球が曲がったほうがオトク!? 歩いた歩数で“ポイ活”できる健康志向のゴルフ場があった
コロナ禍で密にならないレジャーとして、また健康志向の高まりから人気となっているゴルフとウォーキング。この2つをつなぎ、なおかつゴルファーに還元する取り組みを始めたゴルフ場グループがあります。
10万歩ごとにボーナスポイントも
健康志向が高まる中、特にコロナ禍で自粛生活を余儀なくされる期間が長くなり、運動不足解消が推奨されています。コロナ禍でゴルフが人気になっているのにも、そんな背景があります。
今は携帯電話にも万歩計がついています。筆者も活用していますが、「今日は1万歩」などと悦に入るのも、ほとんど自己満足の世界です。しかし、「歩数」がポイントになり、お金に換算されるとすればどうでしょうか。歩くモチベーションが高くなるのではないでしょうか。
全国のリソルグループ(グループ本社東京)の12ゴルフ場で「リソル DE ウォーク」というイベントを4月1日から開始しています。
リソル株式会社ゴルフ事業部の白根克典課長によると、きっかけはコロナ禍。
「長い自粛生活で、ゴルフを楽しんでもらおうというところから、単純に歩いて健康になってもらおうということです」と話しています。
ポイントを得るには、まずリソルグループのゴルフ場の「リソルカードG」の会員になる必要があります(即日発行、手数料・年会費無料)。1ラウンド以上のプレーを対象に、万歩計を借り出してプレーし、100歩=1ポイントが付与されます。また、9月30日までのイベント開催期間中に「どれだけ歩いたか」を競い、合計歩数が1位の人に1万ポイント(1万円分)から500位までポイント付与される形になります。10万歩ごとに1000ポイントが追加で付与されるボーナスもあるので、歩けば歩くだけ稼げることになります。
健康増進を旗印にしているだけに、普段カートに乗っている人も歩数稼ぎのために歩くことも多くなっているそうです。また、イベントを知って、ポイントを目的に新たな会員も増加しているとのこと。イベント開始以降、予約の変動が見られるとのことです。
ゴルフ場側にとっても「ゴルファーが歩く」ことで営業収益にもつながる可能性があります。ゴルフ場の財産は大きな「広場」を持っていることです。どこのゴルフ場でも、こうした取り組みは可能でしょう。
1ラウンドの平均的な歩数は1万5000歩くらい
ゴルフプレーの場合、コースの形態や技術のレベルなどにもよりますが、だいたい1万5000歩くらい歩くとされます。開始してまだ半月ほどですが、「メンバーの方の中には既に10万歩を達成した人もいます」(白根課長)と「健康増進」が期待されます。ただ、中には1ラウンドで万歩計が3万歩を超えているなどちょっと首をひねるような数字の人もいるとのことですが、今は特に目くじらを立ててはいないそうです。
スポーツ庁が2月25日に発表した「令和3年度スポーツの実施状況等に関する世論調査」(令和3年11月調査)によると、週1回スポーツをする人の割合は56.4%と前年に比べ低くなっています。その中で、ゴルフ(コースラウンド)は男性10.4%、女性1.9%、ゴルフ(練習場)は男性9.2%、女性2.0%で上位にランクインしています。コロナ禍でのゴルフ人気は確かなものになっているようです。
そして、男性、女性とも断トツの一番人気は「ウォーキング(散歩や一駅歩きなども含む」で、ともに64%を超えています。ゴルフのゲーム性とウォーキングを合わせて、しかも歩数がお金になるとなれば、おいしい話と言えそうです。
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