暖かくなったら緑の芝でプレーしたい! エバーグリーンのゴルフ場3選 | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

暖かくなったら緑の芝でプレーしたい! エバーグリーンのゴルフ場3選

春は最高のゴルフシーズンですが、まだ茶色の枯芝がちょっと寂しげなもの。そこで、1年を通じて青々したフェアウェイを保つ作業「オーバーシード」をしているゴルフ場を紹介します。いち早く、緑色のフェアウェイの上でゴルフを楽しみましょう!

コースメンテナンスにも食事にもこだわり続けるゴールデンクロスCC

 ゴールデンクロスカントリークラブは東京都心から東京湾アクアラインを経由して約60分、最寄りの圏央道・市原鶴舞インターから約7分と、交通アクセスが便利なエリアに広がる18ホール。

一面緑色をしたゴールデンクロスCC。写真の18番ホールは打ち下ろしのパー5。写真提供:ゴールデンクロスCC

 高低差約20メートルの丘陵に、個性の異なるホールがバランスよくレイアウトされています。のびのび打てるホールあり、慎重に攻めるべきホールあり、挑戦するごとに腕が磨かれていく設計です。

 フェアウェイが通年、美しい緑色に保たれているのは、ティフトン(夏型芝)とライグラス(冬型芝)をオーバーシーディングしているから。コースメンテナンスのよさも、多くのプレーヤーを魅了してやみません。

 コースのクオリティーに対するこだわりだけでなく、食事にもたっぷり力を注いでいます。レストランには和洋中の料理人がそろっており、「豚肉のスタミナ焼き定食」「小海老の焼きチーズカレー」「広東風豚ヒレ肉の黒酢酢豚」など、こだわりがつまったメニューが多数(季節により変わります)。

 朝食メニューには、糖質制限中のゴルファーにうれしい「スパニッシュオムレツ」のセットといった変わりダネもあり。

 食事を楽しみに通うゴルファーが多いというのも、納得です。

ゴールデンクロスカントリークラブ

住所/千葉県長生郡長南町市野々575
アクセス/圏央道・市原鶴舞インターから約7キロ
コース/OUTコース:9ホール・3457ヤード・パー36(Full)  INコース:9ホール・3365ヤード・パー36(Full) 

国内男子開幕戦「東建ホームメイトカップ」の舞台・東建多度CC・名古屋

 国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」の会場として知られる東建多度カントリークラブ・名古屋は、JGTO(日本ゴルフツアー機構)が独自に設定した基準をクリアした「TOUR CHAMPIONS CLUB」、及びJLPGA(日本女子プロゴルフ協会)の両団体から公式認定されたゴルフ場です。

東建多度CC・名古屋の13番ホール。緑のカーペットの上には、“三重県の金閣寺”という愛称で親しまれている茶店「碧層庵」がある 写真提供:東建多度CC・名古屋

 ビッグトーナメントにふさわしい戦略性と最高のコースコンディション、季節の花々に囲まれ、石張りや庭園で装飾されたコースはゴルフ場とは思えない美しい景観を持ち合わせています。

 オーバーシードにより常に緑色の芝を保っているのも、ゴルファーに対するおもてなしのひとつ。「東建ホームメイトカップ」は例年3月末~4月上旬に行われますが(今年は3月31日~4月3日)、コースがすでに美しい緑色をしていたことに気づいた人は多いでしょう。

 オーバーシードは芝の刈込み、エアレーション(穴あけ)、スイーパー(掃除)、種まき、種まきした箇所に砂をかぶせる目砂、肥料の散布と散水、さらに刈り込みをして完成……、と容易な作業ではありませんが、プレーする側としてはやっぱり、緑色をしたゴルフ場は気持ちいいもの。

 敷地内には源泉かけ流しの天然温泉が楽しめるホテル多度温泉があり、ゴルフと温泉がセットになった宿泊パックも用意されています。

 日本を代表するチャンピオンコースならではの巧妙なレイアウト、一流のコンディション、うっとりするような美観、そして癒しの温泉を堪能しに、出かけてみてはいかがでしょうか。

東建多度カントリークラブ・名古屋

住所/三重県桑名市多度町古野2692
アクセス/東名阪自動車道・桑名東インターから約11キロ
コース/OUTコース:9ホール・3149ヤード・パー36(Reg)  INコース:9ホール・3169ヤード・パー36(Reg) 

緑色の広々フェアウェイに豪快ショットを! 有馬温泉からすぐの六甲CC

 六甲カントリー倶楽部は1986年開場、2014年5月には第80回関西オープンゴルフ選手権競技の会場になり、プレーヤーたちが熱い戦いを繰り広げました。

六甲CCのコースは、まさに緑のじゅうたん。この美しさを維持しているのは、日頃のメンテナンスの賜物 写真提供:六甲CC

 コースは、オーバーシードにより年間通して緑色のフェアウェイをキープしています。18ホール中、ブラインドホールは1つのみ。残りの17ホールは、ティーイングエリアからグリーンが確認できるレイアウトです。

 アウトコースは、六甲の裾野を巧みに使ったなだらかな丘陵コース。エバーグリーンのフェアウェイは広々しており、豪快なショットが楽しめます。

 インコースは、自然の川や池を生かした壮大な景観が魅力。穏やかな丘陵地でのびのびプレーが満喫できると評判です。

 ゴルフ場までは大阪市中心部から約1時間、最寄りの阪神高速道路・西宮山口南出口から約3分とアクセス至便。しかも、ゴルフ場から日本最古の温泉とされる有馬温泉までは、約5分の距離。有馬温泉には日帰り温泉も多いので、ゴルフ&温泉という最高の組合せもエンジョイできます。

六甲カントリー倶楽部

住所/兵庫県西宮市山口町金仙寺釜ケ尾1655-1
アクセス/阪神高速道路・西宮山口南から約2キロ
コース/OUTコース:9ホール・3304ヤード・パー36(White)  INコース:9ホール・3336ヤード・パー36(White) 

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クラブハウスを背景にしたゴールデンクロスCC の18番ホール 写真提供:ゴールデンクロスCC
石張り施工が施された東建多度CC・名古屋のティーイングエリア(実用新案登録済)。景観をより良くし、芝刈り作業の負担を軽減する効果がある 写真提供:東建多度CC・名古屋
写真奥が、六甲CCのクラブハウス。ゴルフ場は六甲山の北側、約11キロの場所に位置し、アフターゴルフの楽しみ方も多彩 写真提供:六甲CC
一面緑色をしたゴールデンクロスCC。写真の18番ホールは打ち下ろしのパー5。写真提供:ゴールデンクロスCC
東建多度CC・名古屋の13番ホール。緑のカーペットの上には、“三重県の金閣寺”という愛称で親しまれている茶店「碧層庵」がある 写真提供:東建多度CC・名古屋
六甲CCのコースは、まさに緑のじゅうたん。この美しさを維持しているのは、日頃のメンテナンスの賜物 写真提供:六甲CC

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