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- 100切り目前の大叩き! 後半スコアを崩す“あるある”の“精神論じゃない”解決法
アマチュアゴルファーの中には、すぐに「100切り」を達成できる人と、惜しいところで逃してしまう人がいます。毎回、後半にミスショットを連発して100切りできない人は、どのようにすれば100切りを達成できるのでしょうか。
「100切り」はゴルフを始めて最初の目標
ゴルフの「100切り」とは、18ホールを100打未満でラウンドすることを指します。ゴルフ場の各ホールには、規定の打数にあたる「パー」が設定されていて、パー5から、ミドルのパー4、短いホールのパー3にそれぞれ設定されています。
例えば、すべてのホールをパーでプレーすれば、大抵のコースではスコアが「72」になり、すべてボギーで「90」、すべてダブルボギーで「108」になります。初心者ゴルファーの場合は、スコア「120」を超える人が大半なので、まずは「100切り」を目標にしているという人も多いでしょう。
一般的に、それなりに練習とラウンドを重ねているゴルファーであれば、100切り自体は決して不可能なことではありません。しかし、前半はスコアが良く、100切りを目指せそうだったのに、後半になると必ずスコアを崩してしまい、なかなか達成できないという人もいます。
100切りを目前に精神的に疲れてしまったり、緊張してしまったりすることが、ミスショットにつながってしまう原因として考えられますが、どのようにすれば、後半に崩れにくくなるのでしょうか?
レッスンプロの関浩太郎氏は、以下のように話します。
「上がり3ホールは、体が疲れてきていたり精神的に疲れていたりで、『手打ち』になりやすいです。手打ちとは、体の回転が止まってしまい、腕の力で打とうとすることを指し、ダフリ、トップ、シャンク、ひっかけが出やすくなります」
そのため、疲れてきた後半は“ある工夫”をすると、手打ちになりづらくなると関氏は話します。
「ただ、後半に疲れてくることは仕方のないことなので、あえて体の回転をしやすくするように、スタンスを1足分狭くします。そうすると、体重移動が抑制されるので、軸が安定してミート率が上がります」
「若干、飛距離が落ちることがデメリットですが、そこまで気にする必要はないでしょう。しかし、スタンスを狭くしただけでは、あまり意味がないので、いま一度、ボディーターン(体の回転)で打つことを意識し直すと、後半のミスショットを減らすことができます」
あえて番手を上げる工夫も
このように、後半は体力的、精神的に疲れていることが多く、自分が手打ちになっていることに気づかない場合もあります。そのため、ミスショットが出てしまったときなどは、改めてボディーターンで打つことを意識し、スタンスを1足分狭くするなど工夫をすることでミスショットを減らせれば、100切りを達成できる可能性が上がるはずです。
また、関氏は「アマチュアゴルファーは、疲れているときでも、疲れていないときと同じような、力強い飛距離の出るショットを再現しようとするから、ミスショットを連発してしまう」とも話します。
疲労を感じやすい後半は、ドライバーではなくユーティリティーやウッドでティーショットをする、あえて番手を上げるなどの工夫をすると、後半に崩れることなく、100切り達成に近づくことができるでしょう。
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