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- ビギナーほどスコアを崩す雨ゴルフ 梅雨の季節に知っておきたい対策とは?
本格的な梅雨が到来、ここから1カ月ほどは天候のすぐれない日々が続くでしょう。そのため、悪天候の中でプレーする可能性が高くなるわけですが、どのような対策を行えば快適にラウンドができるのでしょうか?
スコアが崩れがちな雨ゴルフ
6月6日、気象庁から関東甲信地方が「梅雨入りしたと見られる」との発表がありました。昨年より8日早く、平年より1日早い梅雨入りとなり、ここから1カ月ほどは天候のすぐれない日々が続くことになりそうです。
雨のゴルフは体温が下がりやすく、人によってはグリップが滑りやすくなるので、しっかりと対策をしないとスコアを大幅に崩してしまいます。そのため、ゴルフ好きとしては、少々厄介な季節と言えるかもしれません。
では、本格的な梅雨シーズンで、スコアを崩さないようにするためには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか?
レッスンプロの村井良行氏は、以下のように話します。
「当然のことですが、雨対策として、レインウエアを必ず準備すること、乾いたタオルやグローブを何枚か用意しておくことが大切です。グリップが雨でぬれることにより、滑りやすくなって飛距離が落ちたり、ミスショットが増えることは、スコアを大幅に崩す一番の要因になります」
レインウエアは、ゴルフ用のものを着用すると動きやすく、防水性に優れているので使い勝手が良いでしょう。防水性が優れていることにより、外からの水を内側に通しづらくなります。
また、透湿性が8000グラム以上のものがオススメで、衣服の内側にたまった余分な水蒸気を外に円滑に出してくれるため、汗による蒸れを軽減することができます。
また、最近では、ワークマンから表面に付いた水をはじきやすい、撥水(はっすい)性に優れたゴルフ用パンツやレインウエアが登場しているので、比較的安価に雨天用のウエアを購入することができます。レインウエアは、撥水性と防水性が重要なので、選ぶ際に確認しておくと良いでしょう。
ゴルフ用のグローブに関しては、3~4枚ほど替えのものを準備しておくと快適にプレーできます。特に、合成皮革のグローブは雨に強いことが特徴で、雨天時のラウンドでは天然皮革ではなく、あえて合成皮革のグローブを使用するプロゴルファーも多いそうです。
さらに、大きめの傘やレインハットも準備しておくと良いでしょう。ゴルフ場には、カートに備え付けられている大きな傘もありますが、やや重めなものが多く、女性だと持っているのが大変なことも。ゴルフショップなどで、自分好みの傘を購入し、持参するのも良いかもしれません。
コース内では、傘を差していれば雨にぬれることはありませんが、ショット時は、当然ながら傘を差すことができませんので、防水性や撥水性の高いレインハットやレインキャップを着用しておくと、視界が確保しやすいことはもちろん、髪の毛もぬれにくくなるはずです。
雨を考慮したコースマネジメントも大切
また、雨ゴルフでのコースマネジメントに関して、村井氏は以下のように話します。
「いくら雨対策をしていたとしても、どうしても体が冷えたり、レインウエアを着用することで体は動きづらくなるので、飛距離は落ちてしまいます。そのため、あえて普段より1つ大きめの番手を使用するなどの工夫が必要です」
「アプローチやパターに関しても、雨で転がりづらい状況になるので、いつもよりボールを上げる、強めに打つなどの必要があります」
このように、雨ゴルフでは飛距離が落ちたり、ボールが転がらないことが多いため、それらを考慮した上でのコースマネジメントが大切になってきます。
雨ゴルフは対策することも大切ですが、実際に経験して慣れていくことも大事なので、実戦から学んで自分に合った対策を練っていくのも良いでしょう。
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