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- 「あ、前のホールにクラブ置き忘れた…」 気付いたとき真っ先に取るべき行動とは?
プレーに集中しすぎてしまい、ゴルフクラブをコースのどこかに置いてきてしまうことは、ゴルファーなら一度は経験したことがあるかもしれません。そのような場合、どのように対処するのが適切な方法なのでしょうか?
置き忘れに気付いたらマスター室に連絡を
セルフプレーが主流になってきた昨今、注意していたとしても、クラブを前のホールに忘れてきてしまったというケースが増加傾向にあります。特に、初心者ゴルファーの場合は「プレーファスト」を意識するあまり、焦って置き忘れてしまうミスは、あるあると言えるでしょう。
次のホールで忘れたことに気付くことが大半ですが、戻ってクラブを取りに行くにも時間がかかりますし、そもそも、他の組がプレーしているホールに勝手に進入することは、マナー違反になるのではないかと、疑問に思う初心者ゴルファーは多いかもしれません。
では、コース内にクラブを置き忘れた場合、どのように対処するのが正しいのでしょうか?
ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は、以下のように話します。
「まず、置き忘れに気付いたら、乗用カートについている無線(なければ自分の携帯電話)からマスター室にクラブを置き忘れた旨を伝えます。その際は『サンドウェッジを〇〇番ホールに置き忘れてしまったので、後続の組から拾ったとの連絡があったら教えてください』などと伝えます」
「ラウンド終了後に、忘れた旨をゴルフ場側に伝えるのでは遅いので、置き忘れに気付いたらすぐに連絡することが大事です。ほとんどの場合は、従業員が届けてくれるか、後続の組がピックアップしてくれて声をかけてくれるでしょう。同伴者だけでなく、前後の組とのコミュニケーションも大切にしておくと良いです」
このように、クラブの置き忘れに気付いたいた際は、すぐマスター室にその旨を連絡することが大切です。走って前のホールへ取りに戻ろうと考えるゴルファーもいるかもしれませんが、ホール間のインターバルが長い場合は、同伴者に迷惑をかけることはもちろん、スロープレーの原因にもなりかねません。
そのため、マスター室に連絡をしてクラブが戻るまで、有り物のクラブでプレーするのが無難です。
置き忘れの予防策とは
では、クラブの置き忘れを防ぐために有効な対処法とは、どのようなものがあるのでしょうか。飯島氏は以下のように話します。
「キャディーバッグにもよりますが、番手順に常に整理してクラブを収納しておくことが大切です。番手ごとに場所を決めておけば、パッと見で何番が足りないのか分かりやすいので、使用したら適当に戻すのではなく、整頓するクセをつけると良いです」
「さらに、ホールアウトした際に、グリーン全体を見渡す習慣をつけることも大切です。クラブを忘れがちなときは、アプローチでもたつき、後続の組が詰まって焦りながらパターを打った結果、グリーン周辺にウェッジを忘れてしまうのが定番のシチュエーションなので、ホールアウト後にグリーン周辺で必ず、一度見渡すと良いでしょう」
他にも、ショットした場所からカートに向かう導線に、クラブを置くことも予防策の一つです。フェアウェイやラフでも、ショットを終えた後、クラブを取り換えるのであればカートに戻るので、その際にクラブは目に入りやすいです。これは、グリーン上でホールアウトした際も同様のことが言えます。
ゴルフ場でクラブを置き忘れても見つかることが大半ですが、見つからなかった場合は、ゴルフ場に遺失物届を提出し、後日発見されるのを待つしかありません。プレー当日に見つからない可能性は低いですが、紛失してしまう可能性もなくはないので、置き忘れないような工夫をする必要があるでしょう。
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