バンカーが完全に“池”になってたら? 雨ゴルフで知らないと損する救済ルール | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト

バンカーが完全に“池”になってたら? 雨ゴルフで知らないと損する救済ルール

小関洋一

2022年6月22日

ライフ

梅雨時期のゴルフはスコアが出ないとあきらめていませんか? 打ちにくかったり飛ばなかったりは仕方ありませんが、雨ゴルフ独特の救済ルールを知ることで、何打かは助かるかもしれません。

雨ゴルフでの救済処置の仕方を状況別に解説

 全国的に梅雨入り。これからしばらくは、雨や地面がウェットな状態でのプレーを覚悟しなければなりません。

バンカーが水浸しの場合は、バンカー内で「最大限の救済を受けることができるポイント」を探して無罰でドロップ 写真:AC

 そこで必要な“雨対策”ですが、ウエア? コースマネジメント? それだけではありません。ルールについても知っておくと、助けになる処置や救済があります。一度、状況別に整理して覚えておきましょう。

「一時的な水」の障害からの救済

 雨の季節のゴルフで出会うケースが増えるのが、旧ルールの「カジュアルウォーター」。現ルールでは「一時的な水(テンポラリーウォーター)」と呼ばれる、本来水域ではない場所にできた水溜まりです。また、本来の水域からあふれ、ペナルティーエリア外に出た水も「一時的な水」に当たります。

 その水溜りがプレーの障害になった(そこにボールが止まる、もしくはスタンスがかかる)場合、プレーヤーは無罰の救済を受けることができます。

 でも、その救済方法はコースのエリアによって少し異なります。

ジェネラルエリア

「一時的な水」はジェネラルエリアでは、定義上、プレーヤーがスタンスをとる前や、過度に踏み込むことなくスタンスをとった後に見えている水のことを指します。単に地面が濡れている、あるいはぬかるんでいる、軟らかい。また、プレーヤーが地面に立ったときに瞬間的に染み出す水は、ルール上の「一時的な水」とはなりません。

 その「一時的な水」がジェネラルエリア上でプレーの障害になり、救済を選択する場合、プレーヤーはまずジェネラルエリア上に「完全な救済のニヤレストポイント」を求めます。つまり、その障害がなくなり、かつボールが止まった箇所から最も近く、ホールに近づかない地点です。そして、そこを基点に1クラブレングス以内で、基点よりホールに近づかない区域が「救済エリア」となり、同エリア内にドロップし、ボールが止まれば、救済は終了です。

 なお、救済のドロップやプレース(グリーン上の救済)を行う場合は、別のボールと取り換えることができます。

ペナルティーエリア

 ペナルティーエリア内では、「一時的な水」からの救済を受けることはできません。そのままプレーするか、ペナルティーエリアからの救済(1罰打)を選択しなければなりません。

バンカー内

 バンカー内の「一時的な水」がプレーの障害になるときも、ジェネラルエリアと同様の手順で救済エリア内に無罰のドロップをすることができます。ただし、その場合の「完全な救済のニヤレストポイント」と救済エリアは、ボールが止まったバンカー内でなければなりません。

 また、バンカーが水浸しで、バンカー内に「完全な救済のニヤレストポイント」がない場合も、プレーヤーはそのバンカー内で、ボールが止まった箇所から最も近く、ホールに近づかない地点を「最大限の救済を受けることができるポイント」として、そこを基点に救済エリアを求めなければなりません。

 しかし、それでは1打でバンカーから出せないと判断した場合は、1罰打でバンカー外にドロップすることができます。

 その場合は、ボールが止まった地点とホールを結んだ、バンカー外の後方線上に任意の地点を求め、そこを基点とし、そこから1クラブレングス以内のホールに近づかない区域が「救済エリア」になります。

グリーン上

 ボールがグリーン上にあるときに限り、「一時的な水」のなかにボールがあったり、スタンスがかかるという障害だけではなく、「一時的な水」がプレーの線に介在するときも、プレーヤーは無罰の救済を受けることができます。

 分かりやすく言えば、パッティングのライン上に水が浮いているときです。

 その場合も、プレーヤーは「完全な救済のニヤレストポイント」を求めるわけですが、そのポイントはグリーン上とは限りません。救済地点は、あくまでも「ニヤレストポイント」であって、グリーン上であることは保証されていません。

 そして、プレーヤーはそのポイントにボールをプレースします。グリーン外でもプレースです。間違ってドロップしないように!

「一時的な水」の区域でロスト

 大量の水が溜まったバンカーなどで起こりがちですが、「一時的な水」の中に落ちたボールが見当たらないケースがあります。

 その場合に救済を受けるには、まずボールが「一時的な水」の中にあることが「分かっている、または事実上確実」でなければなりません。

 その条件が満たされれば、次にボールが「一時的な水」の縁を最後に横切った地点を推定します。そして、その地点にボールがあると想定し、「完全な救済のニヤレストポイント」を求め、そこを基点に救済エリアにドロップ(グリーン上であればプレース)することになります。

エンベデッドボール

 ジェネラルエリアにおいて、ボールが自らのピッチマーク(地面に作った穴)に止まった場合、プレーヤーは無罰の救済を受けることができます。いわゆるエンベデッドボールの救済です。

 この場合の救済エリアは、ボール直後を基点として、そこからホールに近づかない、1クラブレングス以内となります。そして、その救済エリアにドロップし、ボールを止めなければなりません。

プリファードライ

 梅雨期などに悪天候が続き、コースコンディションが良くないとき、コースによってはローカルルールで「プリファードライ」を採用することがあります。

 コースの保護のため、あるいはプレーの進行を考慮しての特別ルールです。

 プリファードライの救済は、一般的にボールがあった箇所を基点に6インチ以内、もしくは1クラブレングス以内にプレースとなっています。

 ただし、ローカルルールですから規定はさまざまです。スタート前にしっかりと確認するようにしてください。

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