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- コースの自動販売機は従業員が補充できない! 酷暑のゴルフ場トラブルで多いのは?
大きく張り出した「チベット高気圧」の影響で多くの地点で35度以上の気温を記録するなど、日本全土が酷暑に見舞われている。それでも、ゴルフ場には多くのプレーヤーが訪れ、夏場のゴルフを楽しんでいる。そんな酷暑のゴルフ場で起こるトラブルについて話を聞きました。
とにかく熱中症にはくれぐれも注意
梅雨入りして雨が降り続いたと思ったら、あっと言う間に猛暑が始まり、梅雨明けしました。天候の変化が極端で体がついていけません。

夏のゴルファーの行動スタイルは大きく分けて4種類です。
1.夏でも気にせずゴルフをする
2.夏はゴルフをやらない
3.夏は涼しい場所に行ってゴルフをする
4.夏は涼しい時間帯(早朝・薄暮・ナイター)だけゴルフをする
ただし、昨今は涼しい場所(北海道や軽井沢など)もそれほど涼しく感じないほど全国的に気温が上がっていますから、夏ゴルフに対するスタンスは以前と比べて少し変わってきているかもしれません。
筆者は夏でも気にせずゴルフをします。ただし、夏はゴルフの誘いが減ります。したがって、春と秋は月2~3回ペースでラウンドに行きますが、夏は月1回ペースになります。
夏は普段なら予約が取れない名門コースが地域住民を対象に期間限定でビジターの予約を受け付けてくれるケースがありますから、そういうコースでのラウンドを楽しみます。
夏の暑い日に起こりやすいトラブルはどんなものがあるのでしょうか。ゴルフ場関係者に聞いてみました。
「暑い日に起こりやすいのは何と言っても熱中症です。皆さん、警戒されているとは思いますが、ひと夏に何回かは熱中症で体調を崩された方を病院へ搬送してもらうために救急車を呼びますから、くれぐれもお気をつけください」
「それと暑い日に起こりやすいのは自動販売機の売り切れです。ウチのゴルフ場はコース売店が無人営業になっており、自動販売機の商品の納入と釣り銭の管理をメーカーさんにお任せしているので、売り切れになってもすぐに対応できません」
「メーカーさんにはできるだけコンスタントに来てもらうようにしているのですが、スポーツドリンクなどの熱中症対策に効果のある商品がすぐに売り切れになってしまいますから、お客様からお叱りを受けることがあります」
「それと商品はあるのに釣り銭切れで購入できないこともあります。釣り銭の10円玉が切れてしまったせいで商品が購入できないケースがあり、とても心苦しいです」
「私どもからお願いすることが一つあるとすれば、コース売店でドリンクを購入される方は、出がけにドリンクを何も持たずにスタートされる方が多い印象があります」
「クラブハウス内の自動販売機であれば、私どもが商品の納入と釣り銭の管理を行なっていますから、売り切れや釣り銭切れが発生してもすぐに対処できます」
「スタート前はノドの渇きをまだ感じていないため、ドリンクを購入しないのでしょうが、コース売店の売り切れや釣り銭切れも想定し、クラブハウスでドリンクを入手してからスタートされることをオススメします」
暑い日に増えるのが水筒の忘れ物
ただ、ゴルフ場で販売されているドリンクは高いですから、コンビニエンスストアで大きなボトルのスポーツドリンクを購入したり、冷凍ペットボトルを何本か持ち込んだりするゴルファーも多く見かけます。
また、最近はSDGsの観点からマイボトルの水筒に冷たいドリンクを入れて持ち歩くゴルファーも増えています。

「マイボトルの持参は私どもも大賛成ですが、帰り際にカートに忘れていかれるお客様がとても多いです。名前が書いていないので持ち主を探すのが難しく、そのまま忘れ物ケースの中に保管することになります」
「次のラウンドでもお使いになりたいでしょうから、クラブ確認の後にマイボトルの確認もぜひお願いします」
暑い日に汗だくになりながら18ホールを無事完走し、冷たいシャワーを早く浴びたい気持ちは分かりますが、ゴルフ場に忘れ物をすると後が大変です。シャワーを浴びてからでも構いませんので、忘れ物がないか今一度チェックしてから帰路についたほうがよさそうです。
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