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- なぜ人気?ホームページがない謎のゴルフ場 3週間先まで予約で一杯 沖縄
沖縄が好きすぎて移住してしまったゴルフ旅の達人・芝鳥のぶあま氏が島ゴルフの楽しみ方を紹介する「ゴルフ旅のススメ」。沖縄編の第7回は沖縄本島中部のまだ紹介していないゴルフコースを取り上げる。
返還された嘉手納弾薬庫の一部をゴルフ場に
今回は沖縄本島中部のまだ紹介していないゴルフコースを取り上げる。
沖縄本島中部はミドルコース・ショートコースがたくさんあり、その中で、大西テェラスGC、具志川GC、チバナGCの3コースは以前紹介しているので、そちらをご覧いただきたい。
今回は、高原ゴルフクラブ、残波ゴルフクラブ、アロハゴルフカントリークラブ、クイーンズトラップゴルフコースの4コースを紹介する。この中で、高原GCのみ、うるま市にあり、あとの3つはすべて読谷村にある。
高原GCは開場が2015年と比較的最近に造られたコースで、金武湾を数ホールから眺めることができる。3番と4番ホールがパー4で残りのホールはパー3の、18ホールのショートコースである。パー4の3番は220ヤード、4番は240ヤードと、どちらも距離が短いのでウッドは必要なく、アイアンの練習に専念できる。
残波GCは1992年開場で、残波岬にあり、すぐ近くは海なのだが、フラットな地形なのでコースからは海が見えない。アウト、インにそれぞれパー4が2ホールずつあり、それ以外はパー3の18ホールのショートコース。コースが広めなので初心者と一緒にラウンドするにはおススメである。
アロハゴルフCCは71年開場の沖縄最古のショートコースで9ホール。8番ホールがパー4で、それ以外はパー3だが、5番ホールは以前はパー4だった名残が残っている。名前がアロハというだけではなく、歴史があるからだろうか、コース内の木々の様子がハワイの林間コースを思わせる。
最後に紹介するクイーンズトラップは、私が沖縄移住後に存在を知ったコースである。このネット時代にホームページがなく、存在を知ったきっかけは、ドライブ中にカーナビでゴルフ場があることを知ったからだ。
この謎のコースをラウンドするために電話してみると、なんと3週間先の平日の午後スタートがようやく取れたくらい人気だったのにも驚いた。
99年に返還された嘉手納弾薬庫の一部を2009年にゴルフ場としてオープン。
ラウンドした感想だが、9ホールを違うティーで2周してパー72になるコースだが、全体的に短いホールが多いので、ミドルコースとして分類してもよいのではないかと感じた。そして、グリーンのコンディションが沖縄のコースの中ではかなり良かったのも印象に残っている。
ラウンド後に調べてわかったのだが、ここは那覇ゴルフ倶楽部の系列のコースだった。
那覇GCもホームページがないので、クイーンズトラップにホームページがない理由もグリーンのコンディションが良かったのも、なるほどと納得できた。
今回、紹介したコースには、沖縄のローカルゴルファーがたくさん来場していて、のんびりとしたリアルな沖縄感を感じることができるので、リゾートゴルフに飽きてきたマニアなゴルファーには一度ラウンドしてもらいたい。
本土の「ぜんざい」とは違う夏にぴったりな沖縄ぜんざい
今回のグルメ情報は、夏にぴったりの沖縄のぜんざいの美味しいお店を紹介する。
「夏にぜんざい?」と思われる方が多いだろう。本土では、ぜんざいと言えば、小豆の餡を砂糖と水でのばして煮詰めた温かい甘味であるが、沖縄では、黒糖で煮詰めた金時豆の上にかき氷が乗せられた冷たいぜんざいなのである。
日本中のかき氷の名店を食べつくした私が、おすすめしたい沖縄のぜんざいが沖縄市にある。そのお店の名は「加奈ちゃん」というぜんざい屋さん。
氷は、ふわっとしていて金時豆も柔らかく、とにかく最高なのである。沖縄県内でも数多くのぜんざいを食べてきたが、こちらの金時豆が一番美味しいと思う。
次回から、いよいよ沖縄本島のリゾートゴルフの中心地、北部のゴルフコースを2回に分けて紹介する。
芝鳥のぶあま
ゴルフトラベラー。自称「ゴルフのためなら世界中どこでも行く食事とお酒も大好きな食いしん坊ゴルファー」。日本国内約600コース、海外は約300コースをラウンドしているコースマニアで、世界中をゴルフ旅している。ゴルフの腕前は平均スコア90前後のアベレージゴルファーで典型的なエンジョイゴルファー。
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