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- 安く抑えたプレーフィーも吹き飛ぶ!? 遠方ゴルフで気をつけたい地域ごとのガソリン価格差
夏休みにちょっと遠出のゴルフを検討している人も多いと思います。そこで気をつけたいのが「地域ごとのガソリン価格の違い」です。事前に調べておかないと、安く抑えたプレーフィーが吹き飛ぶぐらい、燃料代がかかってしまう可能性があります。
東京がレギュラー1リッター165円の日に福島は172円だった
6月下旬に福島県に1泊2日でゴルフに行く機会がありました。プレーするゴルフ場は大玉カントリークラブ(福島県安達郡大玉村)です。
交通手段の選択肢として、東京から車で行くか、東北新幹線で郡山駅まで行って、そこからレンタカーを借りるか、どちらにしようか迷いましたが、新幹線だと家を出てからレンタカーに乗るまでマスクを着用しなければなりませんから、今回は車で行くことにしました。
カーナビに目的地を入れると、首都高速経由で東北自動車道に入り、東北道を223.1キロ走って本宮インターチェンジで降ります。そこから下道が約12キロで、筆者の自宅から片道279キロという表示が出ました。
長距離運転が得意な人と苦手な人がいると思いますが、筆者はそれほど苦にならないタイプです。このくらいの距離であればまったく問題ありません。
ガソリンが片道分くらいしか残っていなかったので、東京で給油するか福島に着いてから給油するか考えたのですが、行きつけのガソリンスタンドに順番待ちの車が並んでいたので、とりあえず福島まで行くことにしました。
少し前に何かの記事で「千葉県はガソリン代が安い」というのを読んだ記憶が残っていたので、「もしかしたら東京よりも福島のほうが、ガソリン代が安いかもしれない」という期待もありました。
ちなみに東京を出発するときのガソリン代はレギュラーがリッター165円でした。ゴルフに行くのに車は必需品ですから、今のガソリン代の高さは正直困ります。
福島のガソリン代がいくらなのか楽しみにしながら本宮インターチェンジを降り、最初に見つけたガソリンスタンドの販売価格はレギュラー172円でした。
「ウソでしょ!? 東京より7円も高いの?」と思ってスルーしましたが、次に出てきたガソリンスタンドも同じ価格だったので、仕方なくリッター172円で給油しました。
ショックで頭がボーッとしていたので、思わず満タンのボタンを押してしまったのですが、わざわざ高いガソリンで満タンまで給油する必要はなく、東京に戻れる量だけ給油すればよかったと今になって反省しています。
高速道路のサービスエリアはもっと高い
最近はレンタカーやカーシェアリングの車でゴルフ場に行く人も増えています。車を所有していない人が車に乗り慣れていないとは限りませんが、ガソリン代が場所によって販売価格が違うことは知っておいたほうがいいと思います。
たとえば高速道路のサービスエリア内にあるガソリンスタンドの販売価格はめちゃめちゃ高いです。東京165円、福島172円と同日の東北自動車道のサービスエリアのレギュラーガソリン料金は189円でした。
したがって、ガソリンが少ないときに「高速道路に乗ってから給油すればいいや」というのはまったくオススメしません。高速道路内は給油できる場所も限られていますので、圏央道などのサービスエリア自体が少ない路線を通ってゴルフに行かれる方は、必ず高速道路に乗る前に給油したほうがいいでしょう。
それとレンタカーを返却する際の「ガソリン代の距離計算」も割高なので、よほど急いでいるとき以外は満タン返しにしたほうがいいです。
また、筆者はカーシェアリングの利用経験がないのですが、カーシェアリングの車でゴルフに来た友人から「本当はもっと早く着くはずだったのに、車に乗った瞬間にガソリンがほとんど残っておらず、給油しなければならなかったのでギリギリになってしまいました。これって“カーシェアリングあるある”なんですよ」というグチを聞いたことがあります。
カーシェアリングは満タン返しがルールなのかと思っていましたが、ルールやマナーを守らない人間がいるのは世間もゴルフ場も一緒です。そういう人間がいることを想定してゴルフの出発時間の設定をしなければならないようです。何だか世知辛い世の中です。
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